家族と仕事について音楽で彩る


私のこと

私は現在2歳、5歳、7歳の3人を子育てしながらフルタイムで働いています。
経歴をまとめます。
趣味は旅行?というか思いつきで行動すること。
台湾とシンガポールが大好き。
地方の国公立大学卒業
某大手旅行会社で商品の造成企画に新卒でjoin
→入社6年目に子供を出産。
3月生まれの娘は見事に1歳1か月で1歳児クラスに飛び込み、それはそれは親子共々初めての保育園生活で早生まれの洗礼を浴びながらなんとか必死に保育園に登園しては感染症をもらう日々。
私は私で日々アップデートされていく世界中の情報に食らいつきながら商品を世に送り出す生活。
→やっと復職にも保育園生活にも慣れて半年が過ぎたころ、急な夫の
アメリカへの赴任命令
(しかも赴任は2か月後・・・)が出たところで、家族での帯同を決意。
→会社に退職し夫に帯同することを伝えたその矢先、第二子の妊娠発覚。
→アメリカ・出産・育児、、、
慣れないという一言では済まない、今までの仕事と育児でフル稼働だった私が、急に異国で1歳の子供と二人でワンオペを送ることになる(しかもお腹にもう一人いるので妊婦検診も経験)。
ほぼ別人と化した怒涛の約2年を過ごした後、日本への本帰国。
→本帰国後、職業訓練施設のパート職員に。
→第3子出産。
→35歳を迎えるころ、この先の自分のキャリアを見据えたときに、
長期勤続によるキャリア形成を目的とし、「35歳未満」という条件提示を見る機会が増え、フルタイムで転職活動。
現在、雇用の創出関係・採用活動・デザインシンキング・DX・・・等々、これからの子供たちの未来を少しでも上向きに持っていけないか、と考えざるをえない、ある意味とてもやりがいのある仕事をしています。
ただ、このパートタイム→フルタイムへの転換も決してその当時は前向きな転職ではなかったこと、
でも結果的にはそれが前向きな転職であると自分自身でベクトルの向きを変えていけたこと、この思考を含め、皆さんと今後共有していけたらと思います。

私が子育てと仕事を両立するうえでのぶれない軸

私はもともと旅行は好きでしたが、大学の学部は化学専攻で環境問題を中心に勉強し、特段旅行業界に対して強い就職意欲があるわけではありませんでした。
就活中の面接で見かける学生は皆ある意味旅行会社が大本命という人が多く、留学経験や語学堪能であること、観光学科で勉強していて資格を保有していることなど、どう考えたって私より旅行や観光に詳しく、毎度の面接の度に、「これはダメだな・・・」と思いながら帰っていました。
ただ一つ、誰よりも自信があったこととしては、学生時代に行った旅行先(台湾)でその旅行会社の社員の人と接する機会があり、こんな先輩と働いてみたい!自分はこんな社員になりたい!という明確なビジョンが自分には描けていたということです。
恐らく会社が欲しい(育てたい)人材と私がなりたい社員像がマッチしていたのだと思います。そして新入社員として配属された担当の国における新たな上司との出会いが更に、私のこれからの社会人として、そして子育てと仕事を両立するうえでのぶれることのない軸を作り出してくれたのです。

もっとシンプルに考えて。そしてどんなときもマインドは強くあるべき。

私は新入社員のときに担当国に一人で出張する機会がありました。おそらく直属の上司は何を日本で教わるより、「百聞は一見にしかず」現地での困りごと、現地スタッフの動きを私に目で見て感じてきてほしかったのだと思います。
もしかしたら現地側としては私のような新入社員一人ではなく、もう少し実務が分かる人間に来てほしいという思いもあったかもしれません。(当時本人は一生懸命なのでそんなことに気づきもしていませんが(笑))
ただ、この現地での業務の状況を目の当たりにすることで、その後の業務への向き合い方が自分本位ではなくなり、その先にいる人たち、エンドユーザーまで見える仕事の仕方へ劇的に変化しました。
それに気づくことができたのも、その時現地で出会った人生の上司ともいえる憧れの方の数々の衝撃を受ける言動に直接触れることができたからです。
誰が見ても大変な責任とポジションにいながら、いつも風のように軽やかでいつでも誰にでもフラットな彼女ですが、とても忙しい中すれ違いざまに、「It's not so complicated.もっとシンプルに考えて。そして強いマインドを」と声をかけられたとき、私の人生においてこの言葉が常にぶれない軸となって私自身をコントロールしてくれました。

環境が変わってもマインドは変わらない。その気持ちを音楽で。

実際に私の環境は結婚してから劇的に変化していきました。
私は自分の過去・現在・未来を整理し、
点と点を線で結ぶような時間と場所が必要で、
それを行う場所がいつも台湾かシンガポールでした。
でも結婚して子供ができ、そうこうしているうちにコロナウィルスが流行り、海外に行くこともなかなか難しくなり、私にとって今唯一一人で過去・現在・未来を整理することができる時間が会社までの往復の車の中です。
もしかしたら同じような悩みを抱えている人もいるかもしれませんが、
出産をして、少しの間仕事から離れ子どもと接することが大半をしめていくうちに、いわゆるマミーブレインのような症状が出ました。
友人も同じような悩みを抱えていたのですが、
仕事をするときに今までなんてことなかった会議で言葉が出てこない、
喉元まで出てきているけど言語化できない、
うまく話せたか自信がもてない・・・等、
これが原因で仕事を辞めた友人もいました。
私自身、いまだにリハビリ中のような状態でキレッキレとはいかないですが、
やっぱり大事なのは「もっとシンプルに考えて。そしてどんなときもマインドは強くあるべき」と自分に言い聞かせるだけで随分と気持ちは楽になります。
そんな私の通勤を支えてくれる曲がMrs.GREEN APPLEとOfficial髭男dism。子どもたちとも彼らの曲を一緒に聴いて一緒に歌うことが、
一番私の気持ちを代弁して、子どもたちにも伝えてくれている気がします。

最後に家族と仕事に自分らしく向かうための今日の一曲。
Chessboard 
Official髭男dismより

美しい緑色 こちらには見えているよ
あなたが生きた証は 時間と共に育つのでしょう
美しい緑色 役に立たない思い出も
消したいような過去も いつかきっと色付くのでしょう

そしてチェスボードみたいなこの世界でいつか
あなたの事を見失う日が来ても
果てないこの盤上でまた出会えるかな?
その答えが待つ日まで 知らないままでただ息をする

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