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セノーテダイビング【元セノーテガイドがオススメするセノーテ紹介!】 その8 セノーテダイビングポイント ピット

今回は、セノーテピットをご紹介させて頂きます。

ピット

セノーテピットはドスオホスというセノーテの奥にあり、入場口が同じなのです。

一見、入り口付近を通りかかってもドスオホスの看板は大きくあるのですが、ピットの看板が無く分かりづらかったりします。

入場口から、車で20分くらいのジャングルの中の道を進んで行った先に、セノーテピットがあります。

エントリーの仕方

ここがピットセノーテの入口になります。

小さな穴が空いていて、そこに太陽の光が丁度差し込んで来ないと光のカーテンを見ることが出来ません。

ここの、エントリーは駐車場で機材をセッティングをしてタンクを背負った状態で、角度が急な階段を降りて行かないといけないので大変です。

階段が滑りやすいので注意しましょう。

万が一、タンクを背負って降りるのが大変な場合は、管理人さんにチップを渡すと、ロープで吊るして、水面まで降ろしてくれますので、タンクを背負って行くのが厳しい場合は利用しましょう。

ピットの地形

ピットセノーテは他のセノーテとは異なった地形をしています。

通常のセノーテは、地下空洞の一層目の天井だけが陥没しそこでダイビングを行っていますが、ピットは一層目とそれよりまだ下にあった二層目の地下洞窟の天井が崩落し、二層目と一層目の洞窟が繋がったのちに一層目の天井も崩落しできた縦長のセノーテになっております。

ずっと深くまであるのですが、ダイビングで行けるのは30m付近までです。

30m付近にはハロックラインがあり、そのハロックラインに枯れ葉などが粉状になり沈澱した物がフワフワ浮いていて、それが雲の様に見えて幻想的です。

雲の中に入って行く際には、目の前が全く見えなくなるので注意が必要です。

夏季にしか見れない光のカーテン

ピットセノーテの水面は小さく、太陽の光が差し込む時期と時間帯がかなり限られます。

なので、いつ行ってもこのような30m下まで続く光のカーテンを見る事は中々出来ません。

5月下旬から8月下旬までがお勧めです。しかも正午前後に限られてきます。

行かれる際には必ず、ダイビングショップの方に相談してから行きましょう。

私が昔、撮影したピット

本当に初めてこの光景を目の当たりにした時は、初めて『心を奪われる』感覚になりました。

本当にレアな光景なので、時期と時間帯と天気がバッチリ合っていないと見れないので、運がいい方はこの光景に出会えるかもしれません。

資格制限

通常のセノーテは15m以内の深度なのでオープンウォーターの資格で入れますが、セノーテピットは30mありますので、必ずアドヴァンスオープンウォーターの資格が必要となります。

もし、行かれたい方は自分の資格レベルを確認し、もし持っていなければ必ずアドヴァンスオープンウォーター以上の資格を取ってから行きましょう。

いかがでしたか?

今回のセノーテ ピットですが、世界でもこんなに長い光のカーテンが見れるのはココだけなので、一生に一回の人生の中で一度は行ってみたいもんですよね!

是非、セノーテピットに訪れてみて下さい。

¡Pura Vida!

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