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#22新卒座談会「どうしてクアドラに?」「ギャップはあった?」「就活のポイントは?」

季節は冬。なかには来たるべき春に向けて、就職活動の準備をはじめている人もいるのではないでしょうか? ということで今回は、就活生にとって何かしらヒントになることがあるのではと考え、ピラミッドフィルム クアドラ(以下:クアドラ)で働く22年度新卒メンバーに集合してもらいました。クアドラに決めた理由や就活の思い出、いざ働いてみての感想など、ざっくばらんに聞いたので、よければ参考にしてみてください。


メンバー紹介

左上から、中村光一、岩本一希、岩田大明、今稜輔、宇津木海斗、広瀬亜実

中村光一(なかむらこういち)
アシスタントプロジェクトマネージャー
大学生時代は、プログラミング、ドローン空撮、アート作品の制作など多岐に渡る分野を学ぶ。様々な案件に関われるプロジェクトマネージャーに興味を持ち、クアドラに入社。

岩田大明(いわたひろあき)
アシスタントプロジェクトマネージャー
北海道札幌市出身。大学生時代は青森市の大学で経済学を勉強していたが、Webやデジタルコンテンツに興味があり、プログラミングを独学で学ぶ。コードを書くことより全体に関わることのできる制作進行に魅力を感じ、プロジェクトマネージャーとしてクアドラに入社。

岩本一希(いわもとかずき)
アシスタントエンジニア
東京都出身。学生時代は、インタラクティブメディアを主に学びその中でも、インタラクティブアート分野を学習しながら、映像制作やプログラミング言語を使用し体験型のアート作品を制作していました。将来、大学で学んで来た物を生かしていきたいと感じ、エンジニアとしてクアドラに入社。

今稜輔(こんりょうすけ)
アシスタントデザイナー
1999年東京都生まれ。千葉工業大学デザイン科学科卒業。幼少期からモノづくりが好きで、クリエイティブな仕事がしたい気持ちを胸に秘めて成長。独創的な制作物を生み出すクアドラに魅力を感じ、2022年入社。

広瀬亜実(ひろせあみ)
アシスタントデザイナー
東京都生まれ。学生時代は、美術系の専門学校で広告やパッケージデザインなどのグラフィックデザインを主に学ぶ。今までとは違った手法でデザインに関わってみたいと考え、筐体やWebを主に扱うクアドラに入社。

宇津木海斗
アシスタントプランナー
1997年千葉県生まれ。千葉工業大学デザイン科学科卒業、同大学大学院デザイン科学専攻修了。広告のプランニングに興味をもち、2022年クアドラに新卒入社。現在アシスタントとして、先輩プランナーの元でさまざまな案件に携わる。

クアドラが制作した自社コンテンツに惹かれた

━━みなさんはどうしてクアドラへの入社を決めたのでしょうか?

岩本_僕は大学でインタラクティブアートを学んでいて、大学で学んだことが将来に活かせる会社に入りたいと思っていたんです。それで、クアドラがつくっている自社コンテンツの「猫見障子」や「もし壁」を見て興味が湧き応募しました。

アシスタントエンジニア 岩本一希

今_いろんな会社の制作物を見るなかで、面白いものが多かったからクアドラを受けたのは僕も同じですね。とくに「もし壁」は印象に残ってる! 僕は「デザイン」と名のつくものには一通り触れられるような学部で勉強していたから、就活のときも広告業界に絞らず、いろんな会社を受けたんだけど。

岩田_僕も今くんと一緒で、いろんな業種を受けてました。そのなかでクアドラに惹かれたのは、対応領域の広さ。Webだけでなく、それこそ「猫見障子」や「もし壁」みたいに、いろんな筐体や映像もできるのが面白そうだなと思って。

中村_クアドラはそういう「表現」をやっているところがいいよね。僕も大学でドローンを飛ばして撮影したり、プログラミングで映像作品をつくったり、とにかくいろんな表現を学んでいたから……代理店とかじゃなくて制作に関われる会社がいいと思って選びました。

広瀬_私は、専門学校で主にグラフィックデザインを勉強していたんだけど、今後はWebのほうが需要があると思って、Webに強いクアドラに惹かれました。あと、すぐ業務に入って学んでいきたかったから、他社より早くプロジェクトにアサインしてもらえそうな雰囲気も決め手だった。ただ、面接でポートフォリオを見せたら「グラフィックが中心の会社じゃなくていいの?」って言われたりもしたんだけど(笑)。

岩本_僕はエンジニア志望だったので、面接では大学時代につくってきた作品の意図だったり、使用ソフトや使用コードなどの技術面をアピールしました。

とにかく自由度が高いのがクアドラの魅力

━━入社前後に驚いたことや、クアドラのイメージが変わったことはありますか?

宇津木_面接のときに「若いうちからいろんな仕事を任せてもらえる」とは聞いてたけど、入社したら「こんなにも任されるの!?」って思いました(笑)。最初は資料づくりの手伝いくらいからかなと思っていましたが、いきなりアイデアを出したり、それが通ったら先方への提案もやらせてもらえたり……そのスピード感にびっくりしました。自分で考えて動かなくちゃいけないこともすごく多くて大変ですが、めちゃくちゃいい経験ができてるなと思います。最初のうちは名刺を渡すタイミングすらつかめず、「あ、今だったんだ」って後から知ったりもしましたが…(笑)。

アシスタントプランナー 宇津木海斗

広瀬_確かに、私も入社した6月にはもう「広瀬さんがメインで担当してね」と渡された案件がありました。想像していた通り業務に入るのが早いのはうれしかったけれど、学校で基礎しか学んでいないから、作業に必要なソフトの使い方もよくわからなくてけっこう大変で(笑)。でも、わからないことは聞けば教えてくれるし、チュートリアル動画も充実していたから、なんとかなりました。

岩田_相談しやすい雰囲気があるよね。面接のときにはみんなめちゃくちゃ静かにカタカタ作業してるように見えたけど、今思えば面接でガチガチに緊張してたから、周りが冷たく見えただけだったんだなと(笑)。

今_空気もいいし、とにかく自由度が高いと思います。「他社よりは自由そうだけど、そうは言ってもそこまでの差はないだろう」と思って入ってみたら、思っていた以上に自由(笑)。服装や髪型はもちろん、仕事も自分でスケジュールや動き方を考えて取り組めるのがいいですね。

広瀬_私と今くんのいるデザインチームは、とくに自由なのかも。OJTをしてくださっているデザインチームのマネージャーの市原さんが本当に任せてくれるから、自分の頭で考えながら成長していけている実感があります。

岩田_そのほかに意外だったのは、できるだけ個人のやりたいことに合わせてプロジェクトを調整してくれることだな。僕がやりたい筐体の案件は僕に、Webに興味のある中村くんにはWeb案件を中心にアサインしてくれるから、ありがたいです。

岩本_僕は反対に、経験のない領域に早くからアサインされる事に多少のギャップはありました。いずれはインタラクティブアートがやりたくて入社したんだけど、現在はWebのフロントエンドを担当していて。でも、大学時代にやってこなかったことだから、すべてが勉強になります。エンジニアは、いろんなコードを学んでおくと他の場所でも生きてくると思っているので、いい経験にはなっていると思います。

中村_仕事そのものに対しても、ギャップってあるよね? 僕は大学時代の制作時にもプロジェクトマネジメントっぽいことをやっていたから、そのままプロジェクトマネージャーを目指して、クアドラのインターンに参加したんです。で、インターン時代はデバックとか誤字チェックみたいな細々した作業をやらせてもらって、プロジェクトマネージャーはこういう調整作業をやる仕事なんだろうなと想像して入社したら……実際はそうじゃなくて。もちろん調整やチェックみたいなこともプロジェクトマネージャーの作業のひとつではあるんだけど、そもそものプロジェクトマネージャーの役割は「ほかのいろんなポジションの人たちが仕事をしやすくすること」なんだよね。だから、仕事そのものの立ち位置や考え方が全然違っていて、そこにはギャップがあったなと思います。

アシスタントプロジェクトマネージャー 中村光一

しっかりスキルを身につけていきたい

━━では、今後取り組んでみたいことはありますか?

岩本_まずは、今一生懸命学んでいるフロントエンドのスキルを身につけて、実案件をしっかりやれるようになりたいですね。ゆくゆくは入社時から目指しているインタラクティブアートをつくりたいと思います。

今_僕もまだお手伝いが多いから、案件の上流から関われるようにスキルアップしたいなって思います。「何を制作するのか」「どうしてこういうデザインをつくるのか」みたいなところを、打ち合わせで一緒に話せるようなレイヤーのデザイナーになりたいんですよね。

岩田_メインでもっとプロジェクトを回せるようになりたいよね。あと、撮影案件はまだ一度もやっていないから、やってみたい。

中村_僕は自社コンテンツに関わってみたい! コンスタントに自社ワークをやっているところがクアドラの魅力だと思うから、社内でものづくりするのがどんな感じなのか興味がありますね。

宇津木_僕も社内プロジェクトに興味がありますね。社内プロジェクトって誰かに与えられる仕事じゃないし、自分たちで「クアドラはこういう会社だから、こういうものをつくっていこう」って考えていけるものだと思うから、すごく面白そう。もちろん前提として、まずはクライアントや代理店から頼まれた仕事に最適解を出せるプランナーになりたい、という目標もありますが。

広瀬_私は短期掲載のキャンペーンサイトをつくることが多いので、今後はもっと長く残る、企業サイトなどもチャレンジしてみたいですね。Webはグラフィックと違って動かせるから、今までにない面白さがあります。引き出しがないだけに、日々リファレンスを眺めてインプットしなくちゃいけないけど、楽しいです。

アシスタントデザイナー 広瀬亜実

就活生に送る「これだけはやっておいたほうがいい」

━━みなさんの経験を通じて就活時に「これだけはやっておいたほうがいい」ということがあれば、教えてください。

岩田_「この業界しかダメだ」と思い込まないこと。しっかり自己分析したうえで明確な目標を持つのはいいけど、ただなんとなく「自分にはこれしかない」と決めつけて失敗する人を何人も見てきたし……自分にはいろんな可能性があると信じて、視野を広げて取り組んでほしいです。

アシスタントプロジェクトマネージャー 岩田大明

岩本_僕は目上の人と話すときに緊張しちゃうタイプだから、トークの練習をおすすめしたいです。言いたいことやポートフォリオをしっかりまとめて、当日自信を持って話せるように練習しておくだけで、全然違うと思います。面接が進めば進むほど、きっと企業側も学生のいいところを見つけてくれようとしているはずだから、変に緊張して喋れなくなっちゃうのはもったいないなと。

広瀬_私は、マスクでも伝わるような、明るく元気な表情づくりですかね……? グループ面談などでも、表情が硬い人って意外にわかるものだし、表情に人柄もにじむ気がします。人の良さで選んでくれる企業って結構たくさんあるはずだから。

宇津木_僕は、とにかく「落ち着け」と言いたいです。僕自身が合計1年以上就活をしていて、周りの友達がどんどん決まっていく姿に焦りましたが、最終的には行きたい業種、就きたい職種で入社できました。だから、自分に嘘をついて妥協したりすることなく、落ち着いて、自分を信じて進んでほしいなと思います。

今_「落ち着け」は確かにありますね(笑)。それから、好きな会社を選ぶのがいいと思います。僕もいろんな会社を受けたけど、給与やネームバリュー以上に、自分が魅力的に思うかどうかで選んでいて……そのなかでもクアドラがいちばん「好き度」が高かった。だからこそ、下調べや面接準備も自然に頑張ることができて、うまくいったのかなと思っています。

アシスタントデザイナー 今稜輔

中村_じゃあ、僕からは最後に「面接はスーツで受けたほうがいい」と言っておきたいです。何社か私服OKの会社を受けたんだけど、adidasのジャージで行ったら落ちたから。

宇津木_adidasのジャージで面接受ける奴は落ちる確率高いでしょ(笑)。

中村_でも、私服OKって募集要綱に書いてあったから大丈夫かと思うじゃん…。ただ、その失敗を通じてTPOの大切さを学んだよね。だから、そういう部分からも「自分に合う会社」選びははじまってるのかもしれない。自分らしさとは何かが問われる時代の面接だからこそ、個性を出すところは出しつつ、わきまえるところはわきまえるというバランスが大事だと思います! ちなみに、クアドラはマジで私服OKでした。

文:菅原さくら
取材:菅原さくら、村上広大

(この記事の内容は2023年1月12日時点での情報です)

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