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【AC/不安神経症】カウンセリング先、変えます③おわり

こんばんは。お越しくださりありがとうございます。

とんでもなく間があいてしまいましたが、つづきになります。

そもそも私はカウンセリングに何を求めていたのか。

「少しずつでも自分を認めてあげられるようになるといいですね」

三人目のカウンセラーさんは、カウンセリングの最後に必ずその言葉を言いました。
そしてある日またそのいつもの言葉で締めくくられた時、私の頭に「手詰まり」の文字が浮かんだのです。

なぜなら、その方法がわかっていたらカウンセリングに来ていないし、自力でとうの昔に立ち直っていたと思ったんです。

何をしてもどんなに良い評価をもらっても自分のこととは思えない。
全く足りない、足りない、能力不足だと自分を責めてしまう。人の評価を信用できない。いつもどこかで仕方ないから、と意に反した評価をされてるような気がしていました。すごい被害妄想。でも止まらないんです。

かと言って批判や悪意のあるジャッジには敏感に反応します。その人が私のどういうところを見てなぜそういう言動をするのか、冷静に観察してしまう。

卑屈でプライドが高い。
そんな自分に嫌気がさします。

そんなある日、ACや恋愛問題に特化したカウンセリングがあることをネットで発見しました。

カウンセラーさん(以後セラピストさんと記述します)の自己紹介や体験したことのブログを拝見したところ、過去似たような境遇を経験されている方ということもわかりました。

もしかしたら…という気持ちでオンラインカウンセリングを受けてみることにしました。

そしてむかえた初カウンセリング。
結果から言えば、私の今の気持ちをとても大切なものを扱うように聞いてくれ、かつセラピストさん本人も「私は今こう感じましたよ」という言葉を返してくれる方でした。

もちろん、感じたことを押し付けるようなことはなく、私の言葉、表情、仕草ひとつひとつを汲み取ろうと一所懸命な姿を画面越しに伺うことができたのです。

話す内容も決まりなく、まとまりがないものであってもすべて取りこぼすまいとしてくれている、と思いました。

偶然見つけたHPで、アポイントをとって実際にカウンセリングを受け、この人なら大丈夫かもしれないと初めての安心感が生まれつつありました。

そして現在も継続してお世話になっています。
最初は離れた土地だったので、オンラインだけで対面は難しかったのですが、私の移住の縁もあり、対面でお話しできるようになりました。

まだ自分自身のコントロールは到底できていません。
それでも今の自分を話すことで過去から今に至る自分とは何か、を少しずつ気づくことができている気がします。

生きているうちは、セラピストさんの力を借りながら、自分の本心を探して、自分という入れ物に迎え入れることができればいいなと思います。

以上、私のカウンセリング先変えました、の体験談です。

人それぞれ、相性はあると思うので私の経験が誰にも当てはまることはないと思いますが、こんな人間もいる、ということを書き記してみた次第です。

つたない文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。