『ついてる！』『ラッキー』はどうやって起きるの？〜ユダヤの成功哲学『タルムード』ウィズダム

ずっと、自分の中の答えを探す旅をしてきた。

私は、小さい頃から空気が読めないところがあり、つい、一生懸命、役割を演じようとすると、周りが見えず、ズレてる行動をしてしまうことがある。

最近は、こんな私を大きな器で受け止めてくれる友人に出会い、私の短所を長所に変えてくれる言葉を投げかけてくれた。

やっぱり、どんな自分でも、自分らしく生きている人は輝いて見える。

一点集中してしまう私、周りが見えなくなる私、空気が読めない私。

そんな私だから、笑いが起きると言われたことで、私は小さい頃からのコンプレックスが、今の瞬間、才能へと変わったと感じることができた。

人は、自分だけでは、生きていけない。

自分が進むべき道の道標となる人たちを介して、あらゆる出来事から紐解き、起こった出来事の原因を見つけ出すことをしないと、

この人生は、どこまでも続く平面で、先の見えない線路の上に立っているような気になり、自分がどこにいけばいいかわからない。

そう、これがユダヤの成功哲学に書かれている『ウィズダム』なんだ。

なぜ、ユダヤでは、この『ウィズダム』の方が、お金よりも価値があるとされているのか。

私たちの人生にとってこの『ウィズダム』は何を示すのか。

本日は、『ユダヤの成功哲学『タルムード』石角莞爾著』より、お金よりも価値のある運命のガイドラインというお話をお伝えしていこうと思います。

ウィズダム『運命のガイドライン』

日本人には聞きなれないウィズダムという言葉。

哲学という言葉は『philosophy（フィロソロフィー）』と言いますが、philo（フィロ）を細かく分解するとLove ofのことで、

sophy（ソロフィー）＝Sophia（ソフィア）は、古代ギリシア語で、知恵・英知を意味する単語。

本書では、Sophia（ソフィア）のことをWisdom（ウィズダム）と呼び、philosophy（フィロソフィー）は、Love ofに変換できるため、

哲学『philosophy（フィロソフィー）』とは、Love of　Wisdom、つまり、知恵の愛となると伝えています。

前にこちらの記事で、私たちの最高の幸せは、哲学の世界に没頭することであると伝えたことがあります。

最終的に、人類は、哲学の世界を愛することに到達することが、知恵の愛を獲得することになると考えると、とても深いですね。

sophy（ソロフィー）がウィズダムのことなら、知恵・英知という意味になるのかと思いますが、

本書では、そうではなく、ウィズダムは、賢明という日本語が最も近い単語であると伝えており、

ウィズダムとは、自分、あるいは自分と家族のための賢明な生き方のガイドラインを示すと伝えています。

つまり、幸せな現実を作るための道標となる賢明な選択によって、運命の流れに乗ることができるという意味であり、

私は、このウィズダムを、自分の周りに起きたあらゆる出来事から、何が起きているのか、しっかり理解した時に、現れる人生の道標であると、そう解釈したのです。

『タルムード』ソロモン王のウィズダムという物語

懸命で賢明な生き方を示す運命のガイドラインであるウィズダム。

『ユダヤの成功哲学タルムード』では、3人の兄弟がソロモン王のところに、ウィズダムを授けて欲しくて、弟子入りするというお話があります。

ところが、３年立っても、ソロモン王はウィズダムを授けてくれません。

痺れを切らした３兄弟は、田舎に帰るとつげると、ソロモン王が、ウィズダムの変わりに金貨を授けようと、金貨を渡し、

上2人の兄は、その金貨に目が眩み、ウィズダムはいらないと言って、急いで帰り、下の弟だけが金貨ではなくウィズダムを授けてくださいと金貨を返します。

すると、ソロモン王は下の弟に、ウィズダムを授けます。

１、旅は日が昇ってから宿を経ち、日が落ちるまでに宿に戻ること
２、川が増水しているときは、水か引くのを待ってから渡ること
３、家に戻ったら、妻に正直に全ての出来事を話すこと

2人の兄は、金貨を受け取り、家に急いで変える中、悪天候に見舞われ、凍死してしまった。

でも、下の弟は、１、２、３言いつけを守って無事帰還。

ソロモン王から金貨をもらえなかった代わりに、帰還の道のなかで、商人が無理矢理、増水した川を渡ろうとして、沈没し、そのロバの積荷に大量の金貨を見つけたことで、金貨まで手に入ったというお話。

これは、ウィズダムが、目先のお金よりも、とても重要であることを示すものであると同時に、

人間の人生において、ウィズダムに従って、行動することが、運命の流れに乗れることであることを伝えている物語です。

つまり、この出来事を簡単な言葉で表現するのなら

「ソロモン王の言いつけを守ったら、命が助かった上に、金貨まで手に入ってラッキー」

そう、私たちは、何かにつけて、『ついてる！』『ラッキー』という言葉を使いますが、この『ついてる！』出来事は、自分が賢明な判断をしているときに訪れるウィズダム（運命のガイドライン）に従った時に起こる奇跡なのです！

現実に起きた『結果』から『原因』を導き出すことで得られるウィズダム

私は、仏教で言う因果応報（因果は繰り返す）を示す、魂の傷であるカルマは自分自身を見つめ直すことによって、傷を癒すことができるとお伝えしていますが、

脳科学で言うならば、このカルマは、先祖から代々、脳に刻んできた思考の癖であり、その人の個性を示すものなので、

アロマ心理学でいう4つの人格タイプを理解し、日常生活で自分がどの『型』で、そんな思考を持っているのかを、少し意識するだけで、バランスよく脳の癖を治していけるとお伝えしています。

因果応報は、結果から原因を導き出すことによって、カルマを解消できることを示した言葉です。

積極的に自分の思考の癖を、あらゆる出来事の結果から、どうしてこんなことになったのか、原因を導き出し、何が起きているのかを理解することで、２度と同じことを繰り返さないように、脳に新しい価値観を入れていく。

実は、この作業こそ、ソロモン王からウィズダムを授けてもらえない私たちが行う、自分で導き出す運命のガイドラインなのです。

モヤモヤした感情と向き合う姿勢が運命を変える

私は、この１年、ずっと自分を向き合って、思考の癖を修正してきました。

知識をつけることも、もちろん、重要ですが、現実に起きるさまざまな出来事が、私の無意識の中で、どんな偏った癖を持っているのか。

起きた出来事に向き合い続けることで、『ついてる！』『ラッキー』と言える現実を、引き寄せ続けることができると、感じます。

私は、ソロモン王から予言という形で、ウィズダムはもらえないけど、自分で、賢明な判断をし続けることで、現実を変えてきました。

それは、あらゆる面で、学びとなり、自分の中で答えを見つけることで、脳内のドーパミンを分泌し、エンドロフィンという快楽物質を出し続け、

その喜びの感情が、自分の波動を高め、どんどん精神的に成長することにつながっていく。

人が集まってくる人格さえ手に入れれば、現実は、スキップしながら、どんどんいい方向へ行く。

それが、懸命で賢明な生き方であるウィズダムを自分で発見すること。

私は、離婚し、自分と向き合い続ける中、今、素晴らしい友人と仲間に出会い、現実世界で、生きている。

懸命で賢明な生き方を実践していると感じる、今の環境に、感謝です。

＊＊＊━━━━━━━━━━━━━━
いつもコメントやスキをいただきまして
ありがとうございます💖

あなたのスキやコメントが記事を書く励みになっています。

これからも
共感した時のみでいいので
スキやコメントお願いします❣️
━━━━━━━━━━━━━━＊＊＊
毎日、自分の心境の変化や体験したことを
心理学の観点から細かくお伝えしています。

投稿が少しでも良いと感じたら
スキとフォローお待ちしています❣️

コメントもぜひ、お気軽にしてくださいね❣️
さらに、この記事が何かのお役に立つことが
できましたら、
ぜひ、シェアしていただけると嬉しいです💕
＊＊＊━━━━━━━━━━━━━━

アロマ心理学ZOOM診断しています。
https://www.agentmail.jp/form/ht/23761/1/

【ぜひ、他のSNSもフォローお願いします】

Twitter
https://mobile.twitter.com/tsurue_aroma

フェイスブック
https://www.facebook.com/turue.oshima

インスタグラム
https://www.instagram.com/turueoshima/

━━━━━━━━━━━━━━＊＊＊

日本アロマコアマインド協会HP
https://www.aroma-de-la-mere.com/association/category/about/

アロマコアマインド心理学HP
https://www.aroma-de-la-mere.com/about/

プティボヌール大府本店
https://www.aroma-de-la-mere.com/staff/category/petit-bonheur/

※「アロマコアマインド」は当協会にて
商標登録申請中の名称です。

━━━━━━━━━━━━━━＊＊＊