正解は自分の中にある
人材業との出会いは偶然
新卒の就職活動はラクロス部の活動を優先していました。
リクルートと間違えて、リクルートエージェントの説明会に参加していたくらいです。
でも今思うとそれが人材の道に進むきっかけでした。
人材ビジネスについてよく知らなかったけれども、オープニングムービーに部活の先輩が出ていたんです。
その先輩はラクロス部で日本代表で活躍していたくらい有名な先輩。
とてもかっこよく見えたのでその人がいる会社なら面白そうだなと思って
リクルートエージェントの選考を受けていました。
ワンデーインターンで企業へのヒアリング、人材選定、社長に人材を提案するという人材紹介のロープレをやりました。そのときに、人材について説明したり、社長と話していたりするかんじが、すごいコンサルタントっぽい仕事でかっこいいなと思いましたね。
ほかにも大手の人材紹介会社を中心にいくつか選考が進んでいて、そのなかのひとつがインテリジェンスです。
面接官に対して、リクルートエージェントの面接対策で業界2位で口慣らししていますと言っちゃうような尖っているた学生だったんですが(苦笑)、それがハマったようでした。
しかしリクルートエージェントは最終で不合格に。
インテリジェンスの最終面接ではリクルートへの未練はないのかを聞かれました。
「業界2位のインテリジェンスにぼろ負けしたときに、それを成し遂げたのはあなたが落とした人ですってリクルートの役員に言いにいくんで安心してください」という話をしたら面白がってくれて内定をいただけました(笑)。
信じられない挫折
強烈に希望していた人材紹介部に配属。
ところが、現場ロープレは同期最下位で顧客対応させてもらえるのが一番遅かった。
隣の同期は「はい、インテリジェンスの清水です。なんとかかんとか」と話しているのに、僕は全部の電話に出て先輩につなぐことしかできない。
電話を取るのも遅かったので、ガムテープで手を巻くとか、昼飯を食べませんという目標をデイリーレポートに書いたら、そういうことじゃないと怒られましたね。
電話を取り次ぎ、ロープレの申請、ロープレのNGを繰り返しているだけの二か月でした。
後から、あえて僕には厳しくやっていたと聞きましたが、当時はロープレ不合格の理由が分からず苦しかった。
今思うと思いやりが足りなかったかなと。
自分の話したいことだけ話していて、プレゼンじゃないのに、プレゼンしていたと思います。
最初に担当したのが銀行です。
シンプルに衝撃を受けました、文化の違いを感じましたね。
メールの文章、対応方法も独特でした。
銀行の役割を分かりやすく伝えられる人って多くはないと思います。
何から勉強したらよいか分からず、法人営業と同じタイムスケジュールで動いてみたりしましたね。
おかげで銀行で働いた方々のキャリア支援は得意領域の一つになりました。
インテ(現:パーソルキャリア)とベネッセが合弁会社をつくることになり、自ら希望を出して異動しました。
実は、大学の卒論で新卒採用について書いていて、学生は職を選ぶことに真剣に取り組むべきだと考えていました。
中途採用をメインでやりつつもクライアントから新卒採用のニーズを聞き出し、該当部署に取次ぎもしていました。
ですので、これはチャンスだと思い、ベネッセ i-キャリアに異動しました。
ペルソナっぽいとは
ベネッセ i-キャリア5年目くらいのタイミングで、佐野から声をかけてもらいました。
ペルソナにジョインして、もがき苦しんだ2020年。
佐野と富田と私の3名で、会社としてやっていくためにとにかく突っ走っていた時期です。コミュニケーションも決して柔らかくはなく、夜中にスカウト送って怒られたりしてました。
何から手を付けてよいかわからず、全部がんばる。
全部がんばれないから疲弊する、というサイクルでした。
2021年前半は、多分これが正解だろうと思って結果がでてなかったのが、結果が出始めた時期。
これでいいんだと光が見え始めました。
6月に4人目がジョインしたタイミングでコーポレート業務に携わるように。
2021年後半には複数のメンバーが増えて、どういう準備が必要なのか、どういう仕組みがいいのかを考えるようになりました。
例えば、今も続いている、週1回の定例MTGでの「ミミよりgood」
これは一週間でのトピックスを厳選して、該当のメンバーに取り組んだことを話してもらっています。
人材業界ってこれが正解だよねというのがあまりないと思うんです。
体系化しないし、教えることを継続していない。
仕事の根源が「同じ方向を向いている仲間と何かやっていることが好きであること」。
みんなエージェント業をよくしようと思っているけれども、成功体験やポリシーをそれぞれ持っているから、ちょっとアウトプットが違ったりします。
それも好きなんですよ。
メンバーが増えることで喜びが倍増する。
綺麗ごと抜きですごくうれしいし、気持ちいい。
面接では、その方が自立しているかどうか、自分で考えてPDCAをまわしているか、組織への依存の仕方を見ています。
もともと自立性の高いメンバーがいることによって、つらいときには寄り添えるコミュニケーション文化があるのがペルソナ。
必要以上にべったりしたコミュニケーションは取らない。
けれど、必要な時に絶対助けてくれる。
ペルソナのミッション、ビジョン、ポリシーをを体現しようとしているし、会社に押し付けられたんじゃないくて、もともと内発的にあった思いを、会社が偶発的に言語化しているだけだと思っています。
自分で考えて仕事していなくて会社がどう与えてくれたかだけしかない人だとペルソナで働く楽しさが半減すると思います。
向かう先は示すけど、細かくやり方を指示したりはしない。
自分でどうやってマーケットを広げようか、開拓しようかと考えて実行することを全面的に支援する。
自立性がある人の方が楽しさを享受出来ると思います。
個人としては、本当に目の前の仕事だけに集中できる会社を作りたいですね。
みんながクライアントのため、自分の自己開発のために集中できる、ほかのことに心配のいらないような環境にしていきたいと思っています。
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