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個人顧客・法人顧客両方を担当した私の自己紹介

こんにちは!パーソルダイバースのいわつきと申します。
障害者専門エージェントサービス"dodaチャレンジ"にて、
現在障害がある新卒学生の方専任のキャリアアドバイザーを担当しております。

当社には転職で入社していますが、
もともと"障害者雇用に関わる仕事がしたい"という気持ちが強く、
新卒の就職活動の頃から、この領域で仕事をしたいと考えておりました。
本日は私の自己紹介を綴ります。


ざっくりとこれまでの経歴

キャリアアドバイザー
(障害がある個人のお客様の就職・転職支援担当)
 ⇓
②リクルーティングアドバイザー
(法人営業:障害者採用支援担当)
 ⇓
③現在:新卒専任キャリアアドバイザー
(障害がある新卒学生専任の就職支援担当)
※これまで重度の視覚障害がある方の支援にも力を注ぎ、複数の支援実績有

なぜ障害者雇用にかかわるのか

私には、障害がある家族がいます。
10年以上前、その家族は後天的に障害を受傷し、それによりはたらき方・職を変える必要がありました。以前よりも動作に時間がかかるようになった為、勤務開始時間よりも数時間早く出勤し、業務を開始するようにしていました。
しかし、それでも職場の方から「スピードが遅い。それでは困る。」と告げられることが多々あったそうです。

"人それぞれ身体の状態は違うんだから、そこを理解してくれればいいのに"

当時、私はそのように感じました。
(※今考えると、これは非常に難しい問題であったと思います。これについては後述します)
上記のように、障害のある家族が仕事で困っている姿を見て、

"障害がある方の正しい理解を広めたい"
"障害が理由ではたらくに困ることをなくしたい"

と思い、障害がある方と企業様の間に立つサービスを提供する当社に入社しました。

個人顧客・法人顧客双方の支援を経験して見えたもの

障害がある方専門のキャリアアドバイザー、障害者採用支援専門のリクルーティングアドバイザーという、障害のある当事者の方と採用する企業様の両側面を間近で見てきたことで、当社に入社する前とは違った景色が見えてきました。

最初にキャリアアドバイザーを担当していた頃には、想定していた以上に障害がある方の雇用が広がらない現実を目の当たりにし、もっと障害がある方の理解・雇用の促進はできないものかと、もどかしさを感じておりました。

一方、リクルーティングアドバイザーを経験した際に、これは一筋縄ではいかない問題であったことに気がつくことになります。

企業が障害がある方を雇用するためには、現場の方々への周知や理解促進はもちろん、配慮事項に対応するための各種調整、配属現場に負担がかからないようにするための試行錯誤、アクションをすることが必要で、非常に時間がかかります。
そのため、障害がある方を雇用することに、企業側も苦戦していたのです。

先ほど家族の経験を綴りましたが、今考えると、雇用する側もいろいろと悩み、苦労をしたのだろうと感じます。障害がある方に対して非常に寄り添ってくださる人事ご担当者の方からも、雇用に関する苦悩やジレンマを直接伺い、問題の根の深さを思い知らされることになりました。

"たとえ障害がある方の正しい理解を広まったとしても、それだけでは解決しない"

障害がある個人の方も採用する企業様も、両者が共に幸せになる障害者雇用を広げていくには、やらなければならないことがたくさんあるのだと、痛感しました。

障害者雇用を広げていくためには

両者が幸せになる障害者雇用を広げていくためにやるべきことはたくさんありますが、その中でもまず、私が必要ではないかと思っていることは、

"障害がある当事者の方と雇用する企業様の、双方の歩み寄り" です。

どちらかだけでは足りず、両者それぞれが互いを知り、歩み寄り、試行錯誤する中で、よい距離感を見つけていく。
時間はかかり、簡単ではないですが、両者共に幸せになるには、このような姿勢がとても大切ではないかと考えています。

両者の歩み寄りを進め、これからも良い雇用を生み出せるよう、引き続き日々仕事をしていきたいと思います。

*以下、私が担当しているサービスです*

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