マヨのなか

わたしのリリカルポエム置き場。呪文みたいな、おまじないみたいな、祈りみたいな言葉とか、…

マヨのなか

わたしのリリカルポエム置き場。呪文みたいな、おまじないみたいな、祈りみたいな言葉とか、ぜんぶフィクションに決まってるじゃないですか、なんて笑ったあの子のこととか。 https://www.instagram.com/72me_ryo

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  • エッセイ的な

    清少納言ばりの随筆てきなお気持ち表明

  • 手紙

    紫式部ばりの恋文連作シリーズ

  • 全部フィクションに決まってるじゃないですか

    言葉の書き溜めを繋げたものたち。何かのプロット

  • ほんとそれ

    カフェご飯、おうちごはん。レシピまとめたりレポったり。

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ずっと夏でいい

ずっと、なんて願っているせいで、どこにも行けなくなってしまった。思い出ばかりが綺麗だってことを忘れたくて、夏の暑い日にだけ耳を澄ます。蝉の鳴く声が脳を覆う。むせ返るアスファルトの熱で息が苦しい。揺れる景色が夢の中みたいで。気分は鬱屈としているのに、世界は燦々と輝いていて、眩しくて、お前みたいになりたかったな、って呟くと、また蝉が鳴いている。でも、この瞬間だけ、透明になれる気がするんです。風が身体の輪郭をなぞると、また、私はどこにも行けなくなる。そうやって、弱い心を隠すために、

    • 霊感があるって言われて確かに霊感はあると思ってるんだけどピンときてない件について

      先ほどアップした記事は 多分去年の2月くらいにイライラしながら書いていたやつです。 解き放ってみました いまや微笑ましい過去。 だからなんだってんだって話よ 相手がどうあれ私がNOならNOでいいじゃない 言葉の裏を感じたまま受け取って 快か不快か。それだけのことだったっちゅーわけ! 本題! 私がタロットリーディングを始める前は しばしば占いを受けに行くことが多かった。 友人が働いている会社のイベントで占い枠があり、 イベントのたびに呼んでくれるので 参加しては自分の運勢

      • 言葉を額面通りに受け取るのって

        ほんっとにしょーもないなって話。 言葉の裏を読むことに疲れている。 この疲れは別に今に始まったことじゃない。 小・中と運動部に所属していたた影響か、 所謂”女子体育会系部活動の縦社会”の洗礼をモロに受けて生きてきていたわたしは 「察する」「伺う」「空気を読む」「要求の先読み」「他人からの視線」 に敏感になった。(幼少期、父が鬼怖い人だったってことも相まって相手の顔色を伺うことに関しては特に敏感だった) 高校生になると、バイト先のお局の機嫌をいかに損なわずにここに居れるか

        • タイトル

          「自殺は絶対にダメだよ。親不孝だよ。」って隣であなたが呟いたとき、世の中にたくさんいる死にたいと思ってる人のことを考えるより先に、わたしが傷つかなかったことがなんだか嬉しかった。 でもそれは、あなたが先に 「本当に死にたいって思ったことはないんだけどさ」 って話し始めたからだと思う 「死んで楽になりたいーって思ったことはあるよ」 って続けたからだと思う きみの死を理由にし続けるのはいいことなのか?と最近は疑問に思うようになってきた。でも、ただただ毎日ありがとうときみに祈る

        • 固定された記事

        ずっと夏でいい

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        記事

          びっくりしちゃった

          5月の体調不良から全然これ書いてないの? びっくりしちゃった。 前回の記事、5月12日って、あの5月12日? びっくりしちゃったよ。 色々あったし、疲れてるけど、元気だよ。 人生の流れ2転くらいしてるけど、 多分全部望みが叶い続けてると思うよ。 嬉しいことも、マジかよって思うことも。 いま起こってること、 全部全部全部 これからに必要な幸せだったり、痛みだったりしてる。 手放したいこともいっぱい。 私は確実に自分の直感に従って生きた方が生活しやすい。 その日の気分で遠く

          びっくりしちゃった

          日記

          5月に入ってから気持ちが切り替わって、空気が軽くなってきたと感じてたんだけど月曜日くらいから謎に気持ちがソワソワし始めてきた。身軽にはなったけどなんとも言い表せないいつもの私の中の重たいあの感じが膨らんできてる。引っ張られそうなほど支配されてはいないし重たくもないけどなんか嫌な気持ちセンサーみたいなのが過敏に働いてて、人混みの景色とその中の人と人との会話がノイジーに感じて吐きそうになる。新宿のゴミゴミした交差点や駅のホームがきつい。イヤホンの変換ケーブルが壊れたから新調したん

          青色は透明な水の中を 吸収されずに通り抜けれる唯一の色で

          その光が反射するから海は青く見えるんだよ。 って、 君に教えてもらった日から私は青が好き。

          青色は透明な水の中を 吸収されずに通り抜けれる唯一の色で

          壮大〜は普遍のかき集めだよ

          2-? 「今を見てくれたらいいよ。私は過去を思い出して悲しくなっちゃったりするかもしれないけど、それは私が向き合うとこで。でも大丈夫だから。」 「大丈夫なの?」 「うん。ダイジョーブ。  あーでも、ヤバいかもってなる時もあるかもしれないから居て。その辺に。」 「どゆことや。」 「居るだけでいい!夜中にトイレ着いてってもらうあの感じで。」 「なるほどね。いやわからんわ。」 「おる?って絶対聞くから。」 「じゃあ、おるよって返事するわ。」 「はい。お願いしますよ。」 「おう。おっ

          壮大〜は普遍のかき集めだよ

          痛くないので

          私たち三姉弟が家にいる日は必ず、朝からお昼ご飯を作り置きしてくれて仕事に行く母だった。置き手紙も毎日添えられていた。 「チンして食べてね。あぶないことしちゃダメよ。3人ともおりこうさんにしててね。」 夏休みとかは毎日、毎日テーブルの上に作ってくれたお昼ご飯が置いてあった。 私たちはその時何もわからなかったけど、母や父にとっては辛い毎日だったんだと思う。 私は、母が居ないとすぐ泣いちゃうくらい母が好きで寂しがりだった。 優しくて、嬉しい時は泣いて喜んでくれて いつも手が暖か

          痛くないので

          誰かに向けての祈りの言葉は

          あなたに向けての言葉だし、わたしにも向けられたい言葉なんだって気づいた時からどうにか自分なりに吐く言葉を大切にしようと思ってはいるのだけど、どうしてもまだ、あなたを悲しませるようなことばかり言ってしまうし、本当はそういうことが言いたいんじゃないんだよって、言おうとした時にはもう遅かったりするんだよね。あーまだ君が笑っているうちに言っておきたい言葉がいくつもあるな。弱さが君を困らせてしまうね。そっと夜を待って、明日は幾分か分かりやすく愛を伝えたいもんだ。なー本音の手前で止まらな

          誰かに向けての祈りの言葉は

          新月だし振り返りでもすっか、上半期の半分を。

          星読みにはまっている。依然として。 昔からギリシャ神話や聖書、星座の話が好きだったんだけど あんまり人に話すことでもない趣味なので封印していてそのまま忘れ去っていた。 で、紆余曲折ありここ2、3年ほど星読みにはまっているんだけど 昔好きだったこととの共通点が多くて、わたしとわたしの好きとの運命的な再会を感じて熱中しているって感じです。 最近は、ホロスコープは神話で覚えるとよく理解できるって情報を読んで まじでおもしれー!って状態になっている。まだ情報だけだけど。 忘れちゃった

          新月だし振り返りでもすっか、上半期の半分を。

          きれいなひかり

          あの頃に戻りたいと振り返る過去はわたしを引き留めるのに十分な輝きを放っていてわたしはそこから目が離せないでいた。 欲しい答えが返ってくるように言葉を投げかけるのが得意だ。 と、思っていたけど、思い返すとそんなのは私の特別な能力などではなくて、全て自分の想定の範囲内で生きているからだということに気づいた。 思考は現実化するなんてビジネス本や自己啓発本に書いてあったりするけど、それもきっと著者の生きる世界ではそれが叶う可能性の中で生きているから。だからこそその選択をチョイスでき

          きれいなひかり

          たとえばわたしがいま首を括ったとして

          「自殺するような人じゃなかった」と吐かすのはこういう奴なんだろうな。 今日の朝焼けの温度はかなり微温い。 その代わり あの日海で沈む夕日を眺めてた時の方が何倍も寒かったのにその時の方がもっと優しかったような気がした。寒さが。色が。その記憶が。 夏でも手が冷たい。わたしは。あはは、って その時と同じ笑い方をした時に胸が痛くなったのは多分面白いことなんて何もないのに笑ってしまったからだと思う。 ねえ、ねえ。 夜に待ち合わせて飲むお酒より昼下がりに飲むコーヒーが好き。わたし。指

          たとえばわたしがいま首を括ったとして

          明日を思い煩うな。明日のことは明日の自分が思い悩む。

          明日を思い煩うな。明日のことは明日の自分が思い悩む。

          プロトコル

          「これめっちゃ素敵じゃない?」 「めっちゃかわいい。」 「いや可愛いは解釈違いだわ。」 「大変だな。」 「え?」 「あ、いや。いいね、それ。」 「でしょ。まりちゃんにもらった。」 「へえー。」 間 「なんかあった?」 「え?」 「大変なことあった?」 「ん?あいや、別に。そういう意味じゃない。」 「え、どういう意味?」 「え?」 「大変に別の意味ってあんの?」 「え、なにそれ、例えば?」 「いや、別にそういうのは無いんだけど。」 「???いいや。なんでもない、なんでもない

          なにも見ていないのわたしは。落ちた花びらだけ、その瞬間が永遠になれと思いながら 落ちる瞬間を待ち望んで、

          なにも見ていないのわたしは。落ちた花びらだけ、その瞬間が永遠になれと思いながら 落ちる瞬間を待ち望んで、