Mの系譜

皆様こんにちは。23です。

気が付けばあっという間に新年度になってしまいましたね！（2018年当時談）

極めて順調に更新頻度が落ちていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

学校を卒業した人や、就職した人。新たな場所へ引越した人。結婚した人。

何かと新生活がスタートする今日この頃。

平成もとうとう終わり、日本全体が新たな明るい門出を迎えようとしているこの時期に、僕は大事な自転車を盗まれ、酔っ払ってケータイ落として画面が木っ端微塵になりました。ちくしょう。（2018年当時談）

そんな訳で現代通信機器も交通手段も失い原始的生活に逆戻りしている僕ですが、
普段自転車で爆走してた道をのんびり歩いてみると今まで見えていなかったものが見えてきて意外と楽しいです。

道端に咲いてる綺麗な花。ステキなカフェ。街行く人々。公園で遊ぶ子供達の笑顔。

今までのモノクロ映画のようなコマ送りの日常を少しスローにするだけで、カラフルな景色が戻ってきて、いつもよりなんだか優しい気持ちになれます。

上手いこと言おうとしたらミスチルの歌詞みたいになっちゃった。

全然違いますね。ごめんなさい。

僕の戯言は置いといて、

Mr.Childrenっていいですよね！僕大好きなんですよ。

平成最後の最高にどうでもいい情報ですが僕の大好きトップ3が

１位ジブリ　２位サッカー　３位　ミスチル

です。次点に金平糖が入ってきます。打楽器どこ行った

ジブリは自他共に認めるオタクですが、ミスチルも結構気持ち悪いレベルで好きです。

ファン全盛期の高校生時代は、やっぱり僕もバンドというものに憧れをもちまして、
実は少しやってたりしました。

きっかけは違う高校に通う友達からドラムを探しているとの連絡がありまして。

「バンド結成したんだけどドラム出来る人がいなくてさ。ふたちゃん一緒にやろうよ！えーっとミスチルとか！」
という今振り返ると怪しすぎる誘いにまんまと乗ってしまい、

何も疑わずに、あぁこれからモテモテバンドマン生活が始まるんだなぁ。と

　（以下妄想）

「君が好き」「抱きしめたい」「彩り」とか数々の名曲を爽やかにやっちゃって、

桜の下で路上ライブしたり、音楽性の違いでバンドメンバーと喧嘩して絆を深めたり、

ライブに来た女の子と運命的な出会いをした後、けどあなたはやっぱり音楽が一番なのねと別れを切り出されたり。。。

などと青春妄想下心全開で練習に参加した僕を待っていたのは、

「ヴぉぉぉぉxおルゥわぁ○×△xああ！」（当時の記憶によるものです）

スタジオから漏れる強烈な爆音と奇声。もとい歌声。

動揺している僕に友人が渡してきた楽譜には、

「爪爪爪」 「ぶっ生き返す」「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」

などの禍々しいタイトル。

ご存知の方はもうお気づきでしょう。

そうです。マキシマムザホルモンです。

日本を代表するハードコアメタルロックバンドです。

ミスチルとの共通点は頭文字のMだけです。

そんな妄想とは対極のバンド活動をひたすら2年ほど続けました。

ちなみに喧嘩も出会いもありませんでした

騙した友人のことは今でも許していませんが、お陰でマキシマムザホルモンが大好きになりました。

あと今の僕のドラムの技術の9割が当時のメタルバンドによるものです。
ありがとうホルモン。

学んだのはデスヴォイスとヘッドバンキングだけではなく、様々な価値観・音楽性があるんだなと言うこと。いい意味でね。

僕らは自分の見えている、知っているものだけで世界を決めてしまいがちだけど、
知らないこと、見えてないことがまだまだ山ほどあって、
それに気がつくのも、ありのまま受け入れるのも単純だけどすごい難しいんです。

けれど自分にとって良いものばかりの世界に囲まれていても、視野や価値観は狭まってきてしまいますよね。何より勿体無い。

僕はホルモンの衝撃があってからは何事も否定ではなく肯定から入るようにしています。

挑戦・経験とも言えますが、

最近生まれて初めてずっと嫌いだった納豆を食べてみました。二度と食べません。

あと以前トイレットペーパーをめっちゃ高級なものにしてみたら本当に人生変わりました。けどすぐ安いのに戻しました。

「晴天の霹靂」

と言う言葉がありますが、この感覚って凄い大事だなと思っています。

今回オチが見当たらないので、最後に僕の音楽性を構成している、極めて衝撃を受けた音楽をいくつかご紹介します。

どうか好き嫌いは置いといて、一度見て聴いてもらえれば何か大事なものを感じていただけるのではと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=6yTYBGM1KEk

まずは大好きMr.Childrenから。
ライブや曲制作に密着し映画化された「Split the Difference」より。
「横断歩道を渡る人たち」と言うアルバム収録されていない幻の名曲。
ああこんなバンドがしたかった笑

https://www.youtube.com/watch?v=IC-wDpwzEt4

続いてマキシマムザホルモンより「maximum the hormone Ⅱ～これからの麺カタコッテリの話をしよう～」曲名が既にヤバイ。
ギター&ボーカルの亮くんが痩せすぎて軽く炎上した時の話の歌。それだけ。
ちなみにドラムのナヲさんとは実の兄弟である。
同じ八王子出身のファンキーモンキーベイビーズを激しくイジるぶっ飛んだ人達。最高。

https://www.youtube.com/watch?v=gR8KGam3m9Q

続いてはドイツでは超有名な人力テクノユニット
ブラント・バウアー・フリックの代表曲「Bop」。メンバーの名前足しただけのシンプルなユニット名がドイツらしい。ミニマルミュージック好きには堪らないカッコいい演奏である。
この曲のPVにはなぜか公式で日本語字幕がついている。謎。

https://www.youtube.com/watch?v=ZHzfaR526vY&list=LL&index=109

最後は「STONES WORLD」と言うかの有名な伝説的ロックバンドローリングストーンズの名カヴァーアルバムより。
世界的フラメンコダンサーであるサラ・バラス、同じく世界的サックス奏者ティム・リースら豪華メンバーによる夢の共演。アルバム全部好きだけど特にこの「Jumpin’ Jack Flash 」が最高

まだまだたくさんあるけど今回はここまで。

あなたの世界が少し広がって、心のキャンパスに色が一つ増えたなら、それは僕にとってもすごく幸せなことです。
またミスチルみたいなこと言っちゃった。

ごめんなさい。二度と言いません。

けど良いことも悪いことも自分以外の人と共有・共感できるのって人間にしかできない素敵なことだと思うのです。

そんなことをふと思いながら、今日も駅までのんびり歩くのでした。

あ、昨日新しいiPhoneに替えました。あとは誰か僕に自転車をください。

それでは皆様、次は令和でお会いしましょう。（2018年当時談）

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