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徒然のエッセイ
僕の朝が来た。
家族が応援してくれて僕は作品作りに専念して良いことになった。
ありがたい。
家族は複雑な心境かも知れないけれど、全面的に応援してくれるという。
なんて恵まれているんだろう?
生まれた時から僕は恵まれていた。
優しいお父さんに厳しい母。
そのコントラストがえもいえぬ幸せを表していた。
人生には様々な坂や山があるけれど、やっと一息ついた様な感じだ。
自分自身を謙虚に見つめ直すキッカケにもなる。
今まで色々と家族にはお世話になったし今もまだお世話になっている。
難病持ちの僕にとってはnoteで活躍できる事が、いちばんの幸せである。
人生は色んな悩みがあるけれど、自分の信じた道を歩み通すのがいちばん良い。
さて、ここからはT病院で入院していた時のM君の話に移ろう。
M君は何の病気でT病院にいたかは知らないけれど、とにかく学生時代に酷いイジメにあったことを僕に打ち明けてくれた。
その鬱憤で車を破損させたことで少年院にも行っていたという。
病院には僕が知っている範囲内だけでも後二、三人少年院に入ったことのある子がいたが、少年院は人を更生させるには少々厳しすぎる様だ。
一度少年院に入ったことのある子は、どこか萎縮した性格の子が多かった。
キツい、キツすぎるぐらいの筋トレもさせられるという。
僕なんかは行ったら死んでしまいそうだ。
心の声は今日も文字を書けと僕に命令している。
人生とはかくも不思議なものか。
苦し紛れの弁論はもうどうでも良い。
人生は理屈抜きだ。
確かに人間には理性というものがあるらしい。
しかしカントも言っている様に、理性というもの自体も批判の的にされるべきであろう。
特にお国の法律の事とかを思うと、カントの考えがとても重要になってくると思う。
さてM君は華麗なブレイクダンスをいつか披露してくれた。
一緒に法華経を読誦したりもした。
4人部屋の同じ部屋になった事もあった。
自衛隊員になるのが夢だと言っていた。
今頃どうしているんだろう?
知る由もない。
バナナが今家にあるけど食べようかな?
すぐ隣にあるんだけれど。
この記事を書き終えたら食べよう。
まぁとにかくM君は背は小さめでなかなか良い顔つきの奴だった。
でも一度喧嘩を売られてケツを蹴られた。
彼の秘密を他の人に話したからだ。
大体知られたくない過去なら人に話すなってゆうのに。
T病院では本当に多くの人に会った。
全ての出会いがいい出会いだったわけじゃない。
特にM君に関して言えば、最後は妙な捨て台詞を言っていた気がする。
何だったか忘れたけれど。
僕は気が多いタイプなのでSさん、Nさん、Mさん、Hさん、Kさん、など、色んな女性を好きになった。
特にT病院ではナースが綺麗な人が多かった。
しかし僕は入院の末期、薬の副作用で水中毒になり、失禁を繰り返していた。
あまりの恥ずかしさに、顔を覆うばかりだった。
ある偉人の言葉には「男は恥のために命を捨てる」とある。
失禁した日の僕は生きた心地がしなかった。
とにかく今回、家に帰れてよかった。
あのまま病院にいたら、最悪の結果が待っていたと思う。
一体人間というのは悲しみを乗り越えられるのだろうか?
何故か心に侘しさと悲しさを感じる。
冷房が効きすぎている。
大丈夫かな?
電気代。
ああ、僕のことを好きでいてくれた人々よ、永遠に幸せなれ!
苦しくとも悲しくとも歯を食いしばって生きる人間の姿よ!
自分の純粋な気持ちよ!
悲哀を超えた人生の妙味よ!
何でもない日常に咲く花よ!
心の中にある川よ!
マグマの様な感情が僕の胸にも去来する。
いつかきっと幸せになろう。
今まで応援してくれた人、今も応援してくれる人のために。
いつの日にか人生の太陽を燦々と浴びられる日々を信じて。
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