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子どもの好奇心は国境を越えて『ピートラ』 Vol.46

こんにちは!『ピートラ』乗組員1もりもとです。
私達ピープル株式会社のパーパス「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」この想いを行動に移す新しい取り組みとして、私は今、子どもの好奇心は世界共通!をテーマに活動をしています。


どうしてこんな活動をしようと思ったのか

これまでの約20年間、私は日本の子ども達を良く観察し、そこから商品開発のヒントを見つけ出し、実際に商品化へと繋げてきましたが、1~2年ほど前から「日本以外の子ども達についても、もっと良く観察してみたい」と思う様になりました。2020年を境にビデオ通話が劇的に普及し発展した事でより世界が近くなり、実際に足を運ばなくても世界中の方とストレスなく通話したり動画を送りあったり、できるようになった事も、私の思いが加速した理由かもしれません。 

想像以上に輪が広がる活動へ

まずは、社内メンバー2人と一緒に、知り合いの知り合いを頼って海外で子育てしている方を探し、普段子どもたちがどんな事に興味があって、どんな事を楽しんでいるのか、教えてもらえそうかお願いしてみました。
・・・その結果、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、イギリス、フランスetc、と10か国以上の子育て中の方がすんなりとOKしてくださり、続々とビデオ通話やアンケートのやりとりが始まりました。
異国の初めて聞く子育ての話、子どもたちが今好きな事、ハマっているモノ、海外特有のギフト文化や家の広さ、本当にワクワクする情報ばかり。お家の中の様子を動画にして送ってくれたり、近所のお友達にも同じアンケートを頼んでくれたり、みなさんとてもアグレッシブで、優しくて、協力的な方達で、私の想像以上に輪が広がり、楽しい情報を沢山知る事ができました。

活動を通じて見えてきた、驚きの発見

そして、子どもたちが今好きな事やハマっているモノ、を聞いてみた所、
世界中の子どもたちはみんな、リビングやキッチンの扉や引き出しを開け閉めして、身の回りのリモコンを押しまくり、掃除機や箒をぶん回して歩き回って、楽しんでいる事が分かったのです。
これにはとても驚きました。勿論おもちゃを使って遊んだり、お絵描きや外遊びを楽しんでいる子もいましたが、殆どの子どもたちに共通していたのが、家の中にある日用品への関心を爆発させていたのです。
 
私が、今までピープル株式会社で日本の子どもたちを観察してきた事と、世界の子どもたちの様子は、多くの共通点がありました。さらに、そういった子どもの様子を見つめるママパパさん達の眼差しや気持ちにも、とっても共感できました。キッチンにあるディッシュウォッシャー(食洗器)が大好きなアメリカの子のママさんに「子どもに食洗器を触られて、イヤな気持ちになる事ってない?」と尋ねてみたら間髪いれず、
 
「It‘s curiosity!(それは好奇心よ)」
 
と返ってきた時は、私の中の血が騒ぐのを感じました。

何かできるかもしれない

今回、日本以外の子どもたちに目を向け、好奇心について理解してみた事で、実は、創業から40年間私達のやってきた調査や商品開発は、世界に共通する子どもたちの好奇心に目を向けていたのかもしれない。と思う様にもなりました。
これからは国境は関係なく、世界の子どもたちに共通する好奇心に着目して、丁寧に観察を続けていけば・・・私にはもっと何かできる事があるかもしれない!そんなエネルギーが今湧いています。

そして、今回色々な国の方に、子どもたちの興味や楽しんでいることを教えてもらったお礼に、ピープル株式会社のおもちゃをお送りしてみました。子どもたちの年齢や関心に合わせて、やりたい放題や、ボールコースターハウス、ピタゴラスなど。早速遊んでみてくれた方から、続々とコメントをいただきました。
「すぐおもちゃを投げ捨てちゃうのに、コレはずーっと握って離さないよ」
「1つ1つの細かな遊びが子どもの興味に沿ってて、genie(優れた)なおもちゃだね」

国境を越えた子どもの好奇心に注目

今日は私が今やっている活動についてご紹介しました。
毎日子育て頑張っているママパパさんへ
子どもが食べ物をベエッって出しちゃうのも、おむつボックスから全おむつをばら撒いちゃうのも、今目の前で繰り広げられているお子さんの行動も、きっと世界のどこかでおんなじ事をやっている子がいます。子どもってみんな一緒の好奇心でつながっている。本当にそう思います。

・・・その後の私は、実際に海外に足を運んで、実際に子育てをしている家庭内での観察も実施しました。現場を自分の目で見るフィールドワークは、また新たな驚きと発見がいっぱいでした。これからも、国境を越えた子どもの好奇心に注目していきますので、こちらの『ピートラ』にて、私が見て聞いた子どもたちの様子について情報をシェアさせてください!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
 

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