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子どもは「クリスマスどうしよう?」って悩まない。『ピートラ』Vol.20

皆さま、こんにちは。『ピートラ』乗組員1もりもとです。
街はクリスマスツリーやイルミネーションがキラキラ✨、お店のBGMもクリスマスソングの鈴の音がリンリン🎵、いくつになってもウキウキソワソワしちゃう方も多いんじゃないかと思います。
その一方、毎年この時期になると、子育て中のパパママさん達の「子どもへのクリスマスプレゼント、どうしよう?」というお悩みシーズンが到来します。
そこで今回の『ピートラ』は、クリスマスシーズンのお悩みにフォーカスして「子ども視点のクリスマス」について考えていきたいと思います!

サンタさんにおねがい、に異議アリ!

今の時期におもちゃ屋さんを訪れると、クリスマスプレゼントの下見に来ている親子と出会います。親子でおもちゃ売り場をぐるーっと一回り。さぁここでパパママからの一言、
「サンタさんに、何おねがいするの?」

これは私が実際におもちゃ屋さんで見かけた場面なんですが・・・
そうなんです!子ども達は、サンタさんへのおねがいが上手にできる訳ではないのです。子どもにとってはピュアなサンタさんへのおねがいに対して、思わず、異議アリ!となっちゃう所から、クリスマスシーズンのお悩みが始まります。
「ねぇこれ、いいんじゃない?」「あっ!これ面白そうじゃん」あの手この手で、いい感じのおもちゃをおススメするパパ&ママさん。子ども達、そう簡単にはノッてきません。

悩んでいるのは、大人達だけ?

さらには、こーんなサンタさんへのおねがいも。

これは、もう笑うしかないです(これも実話です)。刻々とクリスマスは近づく中、プレゼントは決まらずスマホに向かって、〇才 クリスマスプレゼント、と検索して人気ランキングを見てみたり・・・そして、じいじ&ばあばから「クリスマスプレゼントは決まったの?」の一言。
ふと気づくと、子どもの欲しいものを、大人達があれやこれやと悩んでいる状態になっているのです。さて、一体何でこんな事になっているんだろう・・・?

子ども視点で、考えてみよう!

大人の悩みがムクムクと膨らんできた時、私はその悩みを深掘りして、子どもにとって大切なことって何だったっけ?を改めて確認するようにしています。

『ピートラ』Vol.2で紹介した子ども視点の見つめ方

子ども視点については、ピープル株式会社のパーパスと深く関係しています。大人の悩みを深掘りしていくと、その悩みとは裏腹に、子どもはその時を楽しむ適応力と対応力を持っている。その力を信じて、私達は大人の視点ではなく、子どもの視点で子どもにとって大切な事を見つめよう。
その想いがパーパスである「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」へとつながっているのです。

 ・・・ふと自分の子どもの頃を振り返ると、クリスマスって楽しかったな〜と思い出します。朝目覚めると枕元におもちゃが届いている驚きと喜びはモチロンですが、でもそれだけじゃなくって、クリスマスの歌を聴いたり歌ったり、暗がりに色とりどりのライトがピカピカ点滅しているのをじっと眺めているだけでも、特別な雰囲気にワクワクしたのを思い出します。
そう、子どもは「クリスマスどうしよう?」って悩んでいないのです。

大人はついつい「せっかくのクリスマス、子どもが一番喜ぶクリスマスプレゼントを選んであげたい!」と意気込んでしまいがちです。大人の「欲」が、子どもの気持ちを上回ってしまうと、クリスマスが楽しみから悩みの種へと変わっていってしまうのかもしれませんね。
私達おもちゃ業界も、クリスマスが豪華なプレゼントや過度なサプライズイベントの、押し付けになってしまわないように、大人の視点や商戦期という視点だけではなく、子ども視点を忘れずに見つめ続けたいなと改めて思います。
Merry Christmas !
Merry は「楽しい」「陽気な」という意味だそうです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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