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私はつかみどころの無い人間なのです。

「無名人インタビュー」を受けた。

インタビューの内容についてはこちらをぜひご覧ください。

なぜ「無名人インタビュー」を受けようと思ったかというと、これまでは自分の手で文章を書きながら色々と自己分析を行ってはきたが、ここであえて自分のことを全く知らない人にも話を聞いてもらって、何を思うのかトライしてみようと思ったからである。

先方のスケジュールは結構埋まっていたようで、9月末に申し込んですぐに「来月になります」との連絡が来た後、2週間ほど経ってから具体的な日程調整の連絡が来た。

当日を迎えて指定されたZoomのリンクをひらくと、若い女性の声のインタビュアーが待っていた。

そこから約1時間程度、質問に答えながら自分の現在・過去・未来について話していった。

振り返って思うと、なんだか取りとめも無い話になってしまったと思うが、その都度ふんふんと真剣に聞いてくれた。

インタビューを終えたあと、少々の業務連絡を経て最後のご挨拶のとき、彼女が私にポロっとこう言った。

「つかみどころの無い感じがしました」

それを聞いて私はネガティブに感じることは無く、単純に、「ほう、なるほど」と思った。

彼女がインタビュアーとしてこれまで何人くらいの話を聞いてきたのかはわからないが、それなりに色々な人にインタビューをしてきたであろう人が、「つかみどころがない」と言ってきたということは、私は相当つかみどころが無い人間なのだろうということを間接的に理解した。

結果的に、話した内容のほとんどは、ここ1年間にnoteブログを通して考えたことと、最近考えていることなどから出てきたものだったが、確かにその内容を自分で振り返っても、各質問に対する返答や関連するエピソードがあまりに取り留めも無いようにも思えて、その各エピソードが一見すると全て独立していて、それらがどこかで紐づいていないような気がするのである。

そこで私は、「つかみどころがない人」とはどういう人なのか、その特徴を調べた。すると、各サイトに記述されている特徴が、ある程度私に当てはまることがわかった。

代表的な特徴をまとめると、こうなった。

①感情的になることが少ない。冷静沈着。ポーカーフェイス。仕事では、急なトラブルに対しても焦ることなく冷静に判断し、淡々と対処する。プライベートでは、恋人や友人と何かでいざこざがあった場合も、ヒステリックになることはほとんどない。どんな場面でも冷静沈着でいる人は、ポーカーフェイスで対処することが多いため、周囲の人は本心がわからず困惑することが多い。たとえ心が温かい人であっても、冷たい人と誤解されるケースが多い。

②生活感が無い。ミステリアス。自分のことを話したがらないから、どんな生活をしているのかわからない。意味深な行動や発言をして、普段の振る舞いから謎めいた印象を感じさせることも多い。

③ひとりで行動する事を好む。マイペース。他人のペースに合わせるよりも、自分の時間軸で行動する傾向にある。自分の時間軸で行動するため、自分の世界観が構築されている。

④努力を惜しまない。ストイック。誰からも注目されずとも、ストイックに頑張り続けることができる。向上心も強く、目標を達成するための努力を惜しまない。

今現在は少し変わってきたところもあるが、昔からそうだなぁと思うことは多々ある。

インタビューの中で、「周りの友達からはどう思われている?」と問われ、私は「変人だとよく言われる」と答えた。

これまであまり明確に言われたことは無いけれども、もしかしたら周りの人が言う「変人」というのは、「つかみどころがない人」という意味だったのかもしれない、ということを自覚した。もっと言えば、「何を考えているかわからない」という意味でもあると思う。

「変人である」と言われる所以は、相手が自分のことを探ろうといくつか質問をしてきても、その個々の返答から一貫性や私の人間性を感じないことによるものなのではないか。だから、周りの人々にとっては、こいつは何を考えているのかわからない、ということになるのだろう。

しかし自分の中では、この1時間のインタビューの中で語り切れなかった、より高次の繋がりを補完すれば、一貫した何かが見えてくるような気もしている。それが一体何なのかわからないが、今後うまく言語化できるように試みていきたいと思う。

最後の「死ぬまでにやりたいことは?」という質問に対して、今振り返って思うと、「やりたいこと」ではなく、「こうなってほしい」というめちゃくちゃ壮大な願望のような話をしてしまったなぁと思う。

これも、「つかみどころがない」と思われた要因の1つだろう。

でも、自分に本当にできるかできないかは置いておいたとして、心の奥底にはそういう願いがあるのだと思う。

この社会が、若者も含め、全ての人たちにとって生きやすい社会になってほしいし、もしその一端に自分の人生の時間を使って関わることができたならば、それが自分にとっての幸せなのかもしれない。

そのような気付きをいただいた「無名人インタビュー」に、この場をお借りして感謝いたします。どうもありがとうございました。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。