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一緒にいたい人たちが一緒にいられる社会であってほしいのです。

最近、タレントどうしのカップルであるryuchellとpecoの2人の関係性がニュースになったようだ。

これまでのブログの傾向からするに、こういう話題については書かなそうな人間だとは自分では思うが、ちょっと書いてみようと思い立ったので、書いてみることにする。私の認識が必ずしも正しいわけではないので、捉え方次第、ということでお手柔らかに願いたい。

この件についてはいろんな反応があったようで、一部では批判も出ているようだが、2人がそれぞれinstagramに投稿した文章を見て、私は決して悪い印象は抱かなかった。

ryuchellについては、自分自身の性自認や性的指向に気づくタイミングには個人差があるし、それを人に言うか言わぬかも個人の選択の余地があるが、これから先の人生も踏まえて自分の気持ちに正直に生きることを選択した、という点で私は彼のことを純粋にすごいと思った。

しかし、そもそも彼の言いたかったことは何かと考えると恐らく、異性だからどうとか、そういうことが別にどうでもよくなるくらい、pecoのことを人間的に好きになったのだ、ということだろうと思った。

この感覚は、この1年間で愛について学んだ私にとっては、なんとなく理解ができる。だからこそ、結婚して家庭を持って子どもを授かって育てていこうとまで思ったのであろう。

一方、pecoについては、確かに結婚した後にそのようなカミングアウトをされて、ショックを隠せないことだろう。しかしその上で、ryuchellが彼自身と自分に正直であってくれたことに感謝する、という主旨のことを書いていた。

なんて強い人だ、と素直に思った。

この2人の投稿を読んで、これほどにお互いがきちんと自律し、お互いを尊重し合っているカップルであることが素晴らしい、と私は思った。

報道では大衆を驚かせるような見出しになっていて、確かに事実上は婚姻関係を破棄、すなわち離婚という形になるのかもしれないが、実際には彼らのパートナーシップが失われるわけではないわけで、そんなにおおごとにすることでもないと思った。

いずれは、こうした婚姻関係だけに必ずしも囚われない形で、お互いが一緒にいたいと思う人たちが一緒にいられるような仕組みや社会の認識が作られていったらいいな、と思う。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。