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自分がワクワクするときってどんなときだったっけ?

最近前向きになれていない自分が前向きな気持ちになれるように、自分がワクワクするときってどんなときだっけ、と改めて考え直すことにした。

そんなときに便利なのが、この毎日ブログである。日々の無意識的な思考の記録が文書として残っていることで、それらの中から「ワクワク」という言葉で検索をかければ、私がいつどのようなタイミングで「ワクワク」という言葉を使い、どういうときにワクワクしていたのかということがわかるのだ。

過去の記事を抜粋してみよう。

新しい教科書と本が届いた。私は新しい本が届いたときのワクワクする感覚が好きだ。なぜなら、この本の中に詰まった広い世界にこれから触れることができる期待に胸が膨らむからだ。

2021年10月14日:新しい本にはワクワクする世界を。

人生でほぼ初めて、プロのサッカーの試合を真剣に見た。子どもの頃はサッカーよりも、野球をよく見ていた。どちらかというと、サッカーは中々点数が入らないイメージで、野球の方が動きがあるからワクワクして面白いと思っていた。

2021年11月11日:幼い頃のワクワクにはサッカー観戦を。

今日は研究経費で購入した新しいノートPCが届いた。今どきのゲーミングノートPCはデザイン性に優れている。電源を入れると、ノートPC底面の外枠、キーボード、タッチマウスパッドがカラフルに色づくデザイン性に驚かされた。そのPCが届いたのにワクワクしていて、そのセッティングに時間を使ってしまい、結局仕事が進まなかった。

2022年1月21日:ゲーミングPCにはワクワクを。

新居のカギを受け取ってきた。これで晴れて自分だけの部屋を手に入れることができた。まぁ生活は従来のものとほとんど変わらないのだが、それでも、自分だけの仕事場兼生活空間ができると思うと、ワクワクが隠せない。

2022年2月28日:自分自身の変化には成長を。

いよいよ新居で生活する準備が整い始めている。先日の失敗があったが、今日で無事に電気が通ったし、明日のガスの開栓さえ行えば完璧だ。今から部屋のレイアウトを考えるのにワクワクしている。と言っても、圧倒的に部屋面積が狭いからそんなにバリエーションはないのだが、私は自分の空間をカスタムするのが好きなのである。

2022年3月11日:自分の空間にはカスタマイズを。

最近改めて「人間らしさ」について考えてみたのだが、ここでも、これまでの私の疑問解決に役立ってきた「ミクロ・マクロそれぞれのスケールで考える」という思考フレームが役に立ちそうだ。(思えばこの思考法も、一昨日書いたように、自分が広い視野でものをみてしまうクセを反映したものだ。意識的にミクロスケールのものごとにフォーカスを合わせることで、自分の中での疑問が解決してきた。だんだん自分の思考のクセや思考パターンがわかってきたことにワクワクする。)

2022年4月22日:進路選びには人間らしさを。

久しぶりに飛行機に乗った。飛行機に乗ったことのある回数で言えば、今回で10回程度にはなるのだが、あの離陸前の感覚には毎回ワクワクするものだ。この飛行機が浮き上がる瞬間を体感するたびに、私は「あぁ、人間ってすごいなぁ」と思わされる。それは、この飛行機が実際に空を飛んで無事に人を運ぶまでに関わった人間の多さを実感するからだ。

2022年5月15日:人間集団には役割分担を。

自分は何にワクワクするのだろうか?と改めて考えてみた。また、ワクワクとは少し違うかもしれないが、どういうときにすごく頭と思考力を使っているように感じるか、と考えてみた。ある人に言われて気づかされたのは、何かの制約条件がある中で、可能な限りの最適化をはかることなのではないか、ということだ。キーワードは、「(短期間しか猶予の無い)困難さ」なのではないか?この困難さは、いつもの状態と違うイレギュラーな状態に陥った時に生まれる。元と同じ水準の活動を保障するためにはどうすればいいか?という課題、その他対応すべき課題が同時に多数発生する。

2022年6月15日:制約条件には可能な限りの最適化を。

大人になってから友達を作るには、一体どうすればよいのだろうか。単純に考えてみれば、友達をつくるための一番最初のステップとしては、①話しかけるか、②話しかけられるか、のどちらかしかないだろう。だから、友達づくりに求められることは、①徹底的にいろんな人に話しかけにいくか、②対象者を決めずに徹底的にアピールして話しかけられるのを待つか、のどちらかなのだ。そう考えたとき、これは最近の私がやってきたことだ、と思った。まず①として、自分の興味に応じて人に会いに行った。次に②として、この毎日ブログで徹底的に発信し続けている。たまたまやっていたことが、友達づくりのアプローチの二大巨頭だったことに気づいて、なんだかワクワクが増している。

2022年7月5日:大人の友達づくりにはワクワクを。

振り返ってみると、「あぁ確かにそうだった」と思えることばかりだった。

並べてみて改めてわかった。私にとってのワクワクを作りだすためのシンプルな方法は、①何か新しいことをやること、②動きのある環境に身を置くこと、だ。今の研究に対してワクワクできていない現状があるのは、そのどちらもうまく作れていないからだ。

なんとシンプルな答えだったのだろうか。自分にとって新しいことや動きのあることに取り組まなければ、永遠にワクワクした人生は得られない。それに恐怖や不安を感じている自分を冷静に見つめた上で、その不安の正体を正しく認識しなければならない。

不安はなぜ生じるのか?

不安になるから決断をためらうのではなく、決断しないために不安になるのである。不安にならなければ決めるしかないが、迷っている間は決めなくていいのだ。しかし、迷うのをやめたとき、決めなければならなくなる。決断を先送りするためには、これからのことを思って不安になればいいのだ。不安は決断しないために作り出される感情なのである。その不安を解消するためには、決断しさえすればいいのだ。

「不安の哲学」岸見一郎

決断すれば、全てが前に進み始めるのだ。


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