見出し画像

迷子や誘拐の通知まで送ってくれるのです。

ヒューストンで開催された学会での発表を無事に終えた夕方、ホテルに戻ってゆっくりしていると、スマホに急にアラートの通知が入った。

英語で書かれたその内容を確認すると、この近くで子どもが行方不明になった、という内容だった。

通知の内容には、名前や年齢はもちろん、どんな服を着ていて、ご両親が最後に見たのはいつどこでだったか、までが書かれていた。

この通知について、私の元にも届いたということは、きっとこの地域にいるスマホを持った人々向けに狙って通知が送られている、ということなのだろう。

こういうことも通知してくれるんだなぁ、と感心していたのだが、そういえば、自分の地元では外で音声放送がかかることはあったな、と思い出した。
災害情報や、迷子の情報が読み上げられ、それをなんとか聞き取るのが通例だった(迷子は、ほとんどお年寄りによるものだったが。それは迷子とは言わないか)。

でも、こういう通知も、スマホに送ってくれればほとんど全員に届けることができるよなぁと思い、日本ではどういうシステムになっているのだろう、ということが気になった。

災害情報が送られてくるのはすでに知っているが、こういう迷子とか道迷いとか誘拐情報とか、そういうことまで連絡してくれた記憶はあまりない。

こういう犯罪に関わる情報とか、そういうものも通知して送る通例にしておけば、いくらか犯罪の抑止力になるのではないか、と思った。

この記事が参加している募集

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。