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映画『ゴールデンカムイ』の感想話

今日も起きれました。

昨日は帰りが遅く、寝たのが3時頃だったため、お昼ギリギリまで寝ていました。心身ともに元気な日が続いていて、なんだか不安になりますが、もうすぐ体調が悪くなる見込みがあるので油断しないでいきたいと思います。

さて昨晩、映画『ゴールデンカムイ』を観てきました。
この後からは多少ネタバレの可能性があるので、何も知りたくない方は注意してください。

でも読まない人に伝えたいのは『エンドロールで立つと損をするので絶対立つな、最後まで座ってろ』です。

それではどうぞ。





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感想
めちゃくちゃよかった~!

これはかなり実写成功と言っても過言ではないかと思います。

良かった点をいくつか挙げると

1.原作に沿ったズレのない脚本
2.原作のキャラ造形に沿った役者のビジュアル
3.自然や歴史、アイヌ文化に敬意を払った見せ方

でしょうか。すこしだけ語りたいと思います。

1.原作に沿ったズレのない脚本

これが一番の懸念点でしたが、正直完璧でした。
多少の時系列の変更はあれど、第1話から第20話までの話をきれいになぞってくれました。オタク大歓喜。完璧ですよ。
オタクは原作改変が嫌いですからね。
強いて言うならアクションシーンが盛っていたなとは思いますが、それはそれで見ごたえあってよかったですね。
一番心配していた恋愛等々が持ち込まれず、ゴールデンカムイとしてよい作りだったと思います。ゴールデンカムイを観たい方にはお勧めです。
あーもう一回見たい。

2.原作のキャラ造形に沿った役者のビジュアル

これも懸念点。まず主人公の杉元は原作でもイケメン枠でありながら、筋骨隆々。不死身の杉元として戦場で勇ましく戦った過去を持っています。
それが山﨑賢人さん……少し細すぎないか、とは思っていました。
しかし実際みていると「これは杉元だ!!!!!!!」と思わせてくれる演技。本当に素晴らしかったです。舐めた口きいてすみませんでした。
アシㇼパさんも少し大きいかな?と思っていましたが、あれはアシㇼパさんでした。顔芸の多い作品ですが、原作を再現してしっかり演じてくださってありがとうございました。
特に素晴らしいのは白石。あれは白石。おい、お前白石だろッ。おちゃらけ方が完璧でしたね。
玉木宏さんの鶴見中尉も鶴見中尉でしたし、二階堂兄弟の気持ち悪さや牛山の怪物じみた豪快さも素晴らしかったですね。
やはり軍服がどうしてもコスプレ感が出てしまうことと、尾形の眉毛だけは仕方ないのですが、それも見逃せるレベルです。
あーもう一回見たい。

3.自然や歴史、アイヌ文化に敬意を払った見せ方

とにかく熊が怖すぎる。
この作品の根幹は熊だったんじゃないかと思ってしまうほどに熊がすごいです。ㇾタラもすごい。CG技術すごい。本気を感じました。
冬の北海道の厳しさ、そして切っても切り離せないアイヌ文化への、原作レベルの解説。これは知らない人でも見やすいなと思いました。
あとゴールデンカムイは「見てるだけでおなかの空くような食事シーン」も魅力的ですが、それもたくさんあります。正直お腹が空いてしまい、帰りに鍋焼きうどんを買ってしまいました。
あーもう一回見たい。


というわけでゴールデンカムイ、語ってきました。
実写映画に対する恐怖心をきちんと拭ってくれました。本当に素晴らしかったです。ので、見ようか悩んでいる方には『安心して見てくれていいぞ!』とお伝えしたいです。
実は最後に原作・アニメファンならわかる演出があって、それを見てからは涙が止まらず、「絶対次回作を作ってもらうぞ……!」と心に決めました。
ので少なくともあと2回は観たいです。というかマジで応援したい。お願いします。何卒。
そして『エンドロールが完全に終わって、劇場が明るくなるまで立つな』とお伝えします。
あと『三回くらいエンディングぽくなるけどフェイクなので立つな』ともお伝えしたいです。


もう一度言いますが


『エンドロールが完全に終わるまで帰るなっっっ!!!!!!!!!!』


作品に関わったすべての方に感謝したいです。


そんな感じです
それではおやすみなさい





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