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娘は波乱の高校生活3年間から卒業しました

昨日(2023年2月28日)、無事に私の娘の高校で卒業式が行われました。

本当は夫婦で卒業式を見届ける予定でしたが、私の体調不良で夫だけで行ってもらい様子を知らせてもらい、動画を見ては感涙しました。

娘は高校進学前にコロナによる「緊急非常事態宣言」が出て、中学の卒業式は保護者出席なしで挙行。

高校の入学式さえどうなるか不安で連絡を待つしかありませんでした。

入学式をするか決まるまでは、学校からゆうパックで学校再開までにやっておく教材が送られてきて、しばらくは郵便でのみのやりとしかありませんでした。

ようやくオンライン授業の立ち上げと入学式の案内がきたけれど、先生方も手探り状態でしたし、入学式は6月に決定。

保護者は感染の観点から出席は叶いませんでした。

もしかして入学式に行けるかもと、簡単な入学式用の服は買っていましたがお蔵入りになりました。


通学ができるようになっても、時間差通学はあったし、部活の活動制限もありました。

楽しみにしていた行事は中止や予定変更になるし、すぐに大学などの進路指導が始まったので、相当ストレスは溜まったと思います。

学級閉鎖も度々あり、自宅待機になればオンライン授業。

体育祭は高3の時にようやく保護者を入れての開催が行われて、初めて部の対抗リレーに参加して、部長としてアンカーを走り笑顔でゴールしていましたね。

文化祭も制限がついて、生徒で楽しみにしていたことも制限が多くつきました。

一番心配になったのは、高3になり大学進路をはっきり決めなくちゃいけない時期に徐々に体調不良を起こすようになり、大事な時期にどうしていいかとかなり悩んだことでしょう。

原因ははっきりわからなくて、親や先生にも話せない事情はあったようです。

通院しながら学校へは行きましたが、家に帰ってくるまで毎日が長く感じ、不安な1日を過ごしていましたね。

午前中、調子が悪い日は遅刻しなければいけなかったし、保健室の先生にお世話になったりとご迷惑をおかけしました。

担任の先生にはこまめに連絡が取れて相談できたので、進路で学校側ができることは何かとしていただけたのは大変ありがたいです。

私はSNS上では元気にしていたものの、進学先が決まってからはガクッと私が体調を崩してしまい、正月三が日から寝込む生活。

なんで、こんな時に体調を崩してしまうねん」

悲しい気持ちになったけれど、家族と双方の実家で話し合って、私は娘を連れて実家に戻って静養生活をしました。

SNSを見ていても、見るもの全てがキラキラ見えて、自分の不甲斐なさに悲しさと悔しさが込み上げて、SNSから距離を置くようになりました。

SNSデトックスにはいい時期だったかもしれないと、今は思えます。


卒業式は夫婦で見送りたいと思い、体調も整えて出席するつもりでしたが、めまいなど体調が悪くなって、欠席を決めました。

夫が精一杯スマホで撮った動画や写真をLINEで送ってくれたので、嬉しかったし涙がポロポロ出ました。

学校から戻ってきた娘は「やっと卒業したー!」と大はしゃぎ。

帰ってきてすぐに私(ジャージ姿だったけど)と一緒に満面の笑みの記念写真を撮りました。

ジャージ姿は恥ずかしいので、今度自宅で卒業式に着る予定をしていた着物かスーツのどちらかで撮影する予定です。


高校生活3年間、私自身も大変でしたが娘自体がかなり色々と振り回されて、精神的に参ったと思います。

行動制限もあって、部活動の制限がゆるくなっても、楽しみにしていた行事が中止になったり修学旅行先が思いもよらないところになったことは悲しかったと思います。

高校生活3年間、娘と同じ年頃の子供達にとっては大変な3年間だったと思います。

まだ3月は国公立大学の後期試験があるので、まだ完全に高校生活を終えてきっていない生徒さんはいるのですが、この3年間のことは生涯忘れないだろうし、どこかで役にたつ経験になるでしょう。

今日はというと、昨日の卒業式で疲れた娘は爆睡しています(笑)

私はいけなくて悲しかったけれど、娘が笑顔で卒業式を迎えられたことが何よりも嬉しいです。

あらためて、高校卒業おめでとう!

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