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#1. 依存症発症編 きっかけはfacebook広告からでした...

まだUberもGrabも居ない頃、我々は、タクシーアプリを開発・運営することを目標に起業し、アプリの開発に着手していました。

島というクローズドの限られた範囲であり、その大きさに対し、観光入込客の多さ、消費金額の高さ、他の土地と比べれば高額なタクシー料金、交通網の不十分さ、スマホの普及率の上昇、4Gの導入等々、タクシーアプリに打ってつけではないか?っと目をつけたのが始まりでした。

設計段階では予期していなかったお客様の利用の仕方や、現地のタクシードライバー事情等も影響し、いろいろな障壁を一つ一つ超えていくうちにGrabが来襲。しかしながら、それは我々もタクシー業界に低い障壁で参入できる好機にもなりました。

アプリは完成とは言えない出来栄えでしたが、なんとかローンチにこぎつけることとなりました。

ドライバー募集には多少の苦労はありましたが、先にGrabが居てくれていたおかげで、新規参入ではありましたが案外受け入れてもらいやすい環境だったと思います。

アプリのダウンロード数は思ったほど伸びず、今思えば、広告に手を出したのは必然だったのかもしれません。いや、弱かったのかもしれません。

当時、facebookは社会現象ともいえるブームであったと記憶しています。そして、画像を使ったプッシュ型の広告は、我々のアプリをエリアや対象の属性を限定し、島全体にだけバラ撒いてくれるニュータイプのためのファンネルのようでした。

広告画像は自前で制作していました。

Photoshopでなくても画像編集ソフトは、いろいろあるし会社のロゴも作ったし

数種類の広告画像は、ダウンロード数に即座に呼応し、どのような広告画像がダウンロードに結び付くか?を打ち合わせ、創り、検証し、打ち合わせ、創り、検証し、一喜一憂していた日々を懐かしく思います。

しかし今思えば、それは、すでに依存の初期症状だったのかもしれません...

#2.アプリからの撤退、そしてチャットオペレーターによる運用|Google広告の奴隷からの脱却

フォロー、スキ、サポート頂ければ幸いです。 プーケットのタクシー屋を営んでおりましたが、これまで作り上げてきたオンラインでの集客やドライバー管理等、事業を構築してきた全てを、さらけ出します。