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成人式クラスター③

これは成人式の後にコロナに感染した大学生の話である。

①、②をご覧になっていない方はまずそちらをご覧ください。

実際にコロナに感染してどうだったのか参考にしていただければ幸いです。


コロナに感染が判明してからホテル療養をすることになった。前回作でも述べたがホテル療養に入るまで数日間は自宅で待機、その後移動という形だった。移動は貸切のバンで一人だけだった。

前回、車の中はどんな状況だったか説明し忘れたので今から説明しようと思う。

車に乗り込むと、運転手のおばさんがいた。乗っているのは運転手と自分だけで他のコロナ感染者と相乗りすることはなかった。運転席と後部座席との間には透明のシートが貼られており運転手と直接的に接触したり飛沫が飛ぶような心配はなかった。また、小さな空気清浄機が常に回されており感染対策に関しては万全だったのではないかと思う。

ホテルに着くとホテルの案内人の方が順番に案内してくれた。同じ時間に到着した他のコロナ陽性者の方もいて順番に受付をしてその後血圧を測って部屋に移動することになった。

部屋は16階の角部屋でかなり景色もよくホテルの部屋もかなり綺麗だった。

部屋に到着してから数分してフロントから連絡があり看護師による健康観察が行われた。特に変わったことを聞かれたわけでもなく熱がどれくらいあるのかや今の症状について少し確認されただけだった。

この時驚いたのはホテル療養になっても、特になんの診察もなく全て電話やネット上の体調を入力するフォームによって行われることである。

自分の場合は薬をもらうこともなく、逆に最初の病院でもらっていた抗生物質の薬を飲むなと指示された。

その後、咳は出ていたもののその他の症状は全て回復しており1日中部屋に閉じこもっているのが憂鬱になってきていた。早く外に出たい!日に日にその想いが膨らんでいった。

外に早く出たいと思う要因にはホテルでの食事が一番大きい。ホテルでの食事はお世辞でも美味しいとは言えないものだった。前々からホテル療養の食事は最悪だとか、美味しくないとか色々と聞かされていたが、今回実際に経験してわかった。

食べれないことはないが美味しくはない。これが結論である。

毎日弁当が部屋の前に置かれ扉を開けてそれをとる。部屋の前に置かれている弁当は冷たく部屋に電子レンジがあるわけもないので冷え冷えの弁当を毎日三食食べた。食事をいただけるだけありがたいし、家にいたら食料がなかったのでとても助かるが、冷たい食事と弁当の量も少なかった為、満足できるものではなかった。


今回はこの辺で、

次回はホテル療養中の食事を写真と共に振り返っていこうと思う。

ではまた。

#新型コロナウイルス #コロナ

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