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災害時に役立つ情報集①

九州豪雨の影響で浸水地域も広がっていますね。日本DMAT(disaster medical assistant team)では、災害時のロジスティクスチームの派遣が決定され昨日から九州での活動を開始しているようです。被災された方が少しでも安心して暮らせるよう、お祈り申し上げます。

本当は一つ一つの情報をゆっくりご説明したいのですが、緊急事態ですので、災害時に使えそうなマニュアル類、ホームページを一括してご紹介しておきます。被災地の方には是非ご活用頂ければと思いますし、記事を読んで頂いた方は是非広めて頂ければと思っています。

子どものための心理的応急処置

避難所などで落ち着かない日々を過ごしている子どもさんも多いと思います。大人でさえ不安だと思います。こども達への接し方を考えるきっかけにして頂ければと思います。

https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/

災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット

アレルギーをお持ちのお子さんの災害時に陥りやすい問題点を防ぐためのマニュアルです。ポスターもあります。

http://www.jspaci.jp/modules/gcontents/index.php?content_id=13

災害時の「赤ちゃんの栄養」についての情報

母乳育児支援、栄養に関する指針が掲載されています。

https://jalc-net.jp/hisai/hisai_support.html

医療機器が必要な子どものための「災害対策マニュアル」

医療機器についてのアドバイスが書かれています。どちらかというと事前準備に関わる内容ですが、ご参考まで。

http://www.ncchd.go.jp/news/2019/20190823.html

赤ちゃんとママを守る防災ノート

妊婦さんと赤ちゃんについての情報が掲載されています。妊婦に対して受診を勧める、セルフチェックシートも付いています。

水害に遭ったときに

長く災害ボランティアに関わっている先輩が、イラストを担当した水害に遭ったときのマニュアルです。リンクからダウンロードできます。

http://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420?fbclid=IwAR183sGx4LKWXEYusgXvus-3Vjf_qjQWCECCYMGcKFHDBc_1PsaFLgehwFA

「やっぱりおうちがいいな」

熊本地震で、被災後自宅に戻れないこども達のために描かれた絵本。題材は地震ですが、洪水に読み替えれば今回も活用できるのではないかと思います。英語版など、多言語対応しています。

http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12678


とりいそぎ以上になります。その他ご存じのページで有用な情報があれば是非教えて下さい。適宜追加いたします。



小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン