意外と知らない「高校野球」を支える応援する人たち!「感謝、高校野球を語ろう編」
高校野球の県予選を観に行くのがとても好きなんです。
でも野球の試合は意外と観ていなくて。。。
応援団、吹奏楽部、チアリーダー、生徒さん、そして一番は
その野球メンバーの人たちのお父さんやお母さん。。
を観ているのが好きなんです。。。
他の部活でも同じだと思うんですけども高校生最後の姿を親はきっと観にくでしょう
どんなに強いチームでも弱いチームでも
小さい頃から一生懸命やってきた息子の姿を両親はスタンドから見つめています
球場の応援席の大抵場合
お父さんグループとお母さんグループが分かれています
ヒットなど打つとそのヒット打った息子さんのお父さんがみんなから袋叩きにあったりもしている光景も見れたりします
貴重やヒットを打った息子さんが大活躍したお父さんはスタンドでボコボコになっていることもあるだろう。。
ありがとう!=叩く になると
すごく感謝!=袋叩き!
叩かれているお父さんは痛いだろうが、その顔には笑顔と嬉しさがにじみ出ている。。
本当に幸せそうな姿なんです。。
そして本当に必死で皆さんが応援している。。
日常ではこんなに大きな声を出す事がないだろうという大声でグランドで戦っている選手たちを激励する。
お父さんたちを後ろから見ているとどの選手のお父さんかもわかる。。そして家族はその部員と同じ帽子を被り苗字も書いてある。。スコアボードに書いてある選手の名前と叩かれているお父さんは意外にもすぐにも一致する。
ベンチに入れなかった野球部の生徒さんたちも同じだ。。
そしてピッチャーのお父さんなんかもピンチの時は胸が張り裂けるような思いマウンドを見ているんです
ピンチの時のピッチャーは投げている方も必死だけども見守っている両親もそれ以上の気持ちが伝わってくる。。
無事に抑え切った後は後ろに倒れ込むお父さんも何度も見た事があります
あんなおとうさんの姿。。投げている本人は知らないものなんです
エースのお父さんなんてどこのチームもきっとヘトヘトである。。
親がどんな思いで観ているかグランドで戦っている選手にはどうしても伝わらないと思う。。
家で一緒に食事をしていても息子の活躍でたくさん叩かれたお父さんは口にしないだろう。。
仕事だって息子の試合のために前々から会社に休みをお願いしてこの場に応援にやってくる。会社も協力してくれているから多くのお父さんたちがこの場に集まれている。仕事をしているお母さんも一緒だ。
勝ち進んでいくと試合は2日後だったり次の日だったりする。。
するとお父さんは会社に頭を下げて再び休みをお願いすることになるだろう。。
甲子園だって同じことだろう。。
1試合目で勝ったのならば次の試合は1週間後だったりする。。そのために仕事は休めない人も多いので一度戻ってまた試合の前日に応援に来る人が全国にいるのだ。甲子園から遠い人たちは本当に大変だ。。
雨で延期になったら見れない親御さんだっていることだろう
おじいちゃん、おばあちゃんだって来る家族もいるはずだ。。
そんなお父さんたち、家族が全国でたくさんいるのである。
それを本当にここで伝えたいぐらい。。
みんなが想像できないような思いで応援している。
大体の子供たちが野球を始めたのは父親の影響だろう。父親が野球が好きだから。。。小さい頃からボールを投げて一緒にキャッチボールをして、だんだんと成長し球が速くなってくるのを感じていたお父さんたちだ。
そんな息子さんは18歳。。
多くの野球部員は甲子園を小さい頃から目指してやってきただろう。
10年以上。。
野球が好きだからやってきた人たち
お母さんだってそうだ。朝早い練習のために早起きして朝食を作ったり、試合の時はお弁当を作ったり、応援に行ったり、送り迎えしたりと。。あの後ろ姿だけでも伝わるものがある。。
あんなに小さかった息子があのグランドに立っている。。。
負けたら終わりの県予選で戦っている。
親御さんだけではない。。
これは高校野球ぐらいだと思うが
学校総出で応援にやってくる。
吹奏楽部、応援団、チアリーダー、1、2年の生徒、学校の先生。。。
県予選、最初の試合は9時に始まる。
選手は遅くても2時間、1時間半前には球場に入る。
学校からの応援団も1時間前には球場にやってくる。遅くても8時には球場につかなくてはならない。
そしてチームによっては学校から球場まで2時間ぐらいかかることも普通にある。そうなると学校に集合するのは朝6時だ。
野球部員は4時起きとかだろう。。お母さんはもっと早いかもしれない。そして緊張のあまりまともに寝れないかもしれない。。
それは野球部員の人たちだけではない。。
球場に学校から応援に行く人も一緒だ。
ある生徒さんは「朝5時起きです。」っと言っていた。
これはみんな同じバスに乗ってくるので皆さんそうだろう。
学校の先生ももっと早起きだろう。。
野球部の応援のためにここまでしてくれる。
ましてやチームが勝ち上がって行くと夏休みに突入する。
それでも野球部に合わせて吹奏楽部や応援団、チア、家族は必ず応援にやってくる。
本当にありがたいこと。。。
多くの野球部員は吹奏楽部のバスが到着するのを外で待っている。
そして重たい楽器を運んだりする野球部員もいる。そのためにも野球部員は吹奏楽部よりも早く球場入りしている必要があるのかもしれない。
一般の人たちが球場に入るのは1時間前くらいからだろう。。
野球部によっては球場前に立っていて野球を観に来てくれる人に
「おはようございます!」っと元気な声で挨拶しているチームもある。
学校の野球部員によって違ってくるのだ。。
県大会中は夏。。7月。。本当に暑い。
スタンドにいるだけでも暑い。。
応援団やチアの人たちなどははっきりいって野球は観れていない
自分の高校が攻撃の時はジャンプしたり、正面を向いたり、回転したりしてとにかく動きまくる。ヒットが打った合図、点が入った合図がないとわからないくらいそのパフォーマンスに集中している
じっくり観られるのはチームが守っている時ぐらいだろう。
それぐらいその彼らの仕事のためだけに必死なのだ。守りの回ではチアリーダー、応援団は休めるが下級生が氷や水分を走って渡し、先生たちは生徒たちが熱中症にならないように霧吹きなどをかけて回るところも多い
観ている家族も一緒で攻撃の時は立って応援!そして吹奏楽部と応援団のリズムにあわせて大声で応援する。逆スタンドにいても向こうの応援団の声が聞こえるのだからグランドにいる野球選手たちは本当によく聞こえているだろう。
意外と一回戦などの応援はみんなバラバラだったりするが、勝ち上がってくると応援の仕方がみなさんわかってくるのですごく整ってくる。
学校の生徒さん、そしてご両親もリズム感ぴったりになってくるもの。。
そして応援席にいると驚くことに出くわしたりもする。。。
その野球部のお母さんメンバーが飲み物や塩飴などをその応援スタンド側にいる人全員に配りに来たりもする。。
「よかったら冷たいものどうぞ。。」
「暑いので塩飴でもいかがですか?」
1試合で2、3回ほどその学校側のスタンドに座っている観客全員に配ったりするのだ。すごい人数だろう。。
紙コップに一つ一つずつ飲み物を入れて私たちに届けにくる。そして飲み終わった紙コップを集めに来たりと素敵な野球部のお母さんたちもいる。
試合後には球場の外でまたその飲み物などを配ったりもしていた。
本当に素敵な気遣いだと思う。
応援していると勝つとそれだけに喜びもあるだろうし負けると本当に悲しい。。
逆転した時の喜び、負けた時の悲しみなどは応援団、チア、家族など計り知れないものがある。
学校によっては吹奏楽部がいない時もある。。それでもベンチに入れない野球部員を中心に声とメガホンを叩いて応援しているチームもある。
応援団も男性とも限らない。。全員女性という応援団もいる。
男性顔負けの応援をしたりもする。。水を被りビショビショになりながら必死で応援している。
学校の先生も一生懸命だ。先生によっては無理やり応援に来させられた先生もいるし、野球大好き先生もいる。これは観ていればよくわかる!
ある先生はカウベルと笛を使ってリズムを取りながらみんなでサンバを踊っている学校もあった。とにかく学校によって全然違うがそこがまた面白いところだろう。
夏休みに入ると生徒さんは強制的に参加しなくていいようなので他の部活のメンバーたちが駆けつけたりしている。ちょうど同じ時期に多くのスポーツ部活の県大会があるので学校の先生も忙しい。。
野球の応援が終わったら違う部活の応援に向かったりもする。。
また重たい応援団旗を持っている生徒さんのことも忘れてはいけない。。
本当に重たくて。。でも攻撃の時はずっと母校の旗を掲げている。。大抵二人だ。交代しながら手をプルプルさせながら持っている。風が強い日などは本当に辛い。。旗を置く時も慎重に置く。。朝も早起き。。大変。。そんなに目立たない。。
本当にみんな必死だ。。そして一生懸命だ。。
アルバイトでもない。。社員でもないのだ。。
そして試合が終わると今度は球場の外では2つの素敵なイベントがある
一つは戦って負けたチームが勝ったチームにその学校の生徒さんたちが作って必勝祈願の千羽鶴などを渡す恒例の儀式。負けたチームのキャプテンが勝ったチームのキャプテンに渡すのだ。
つまり勝ち上がって行くチームなどはどんどん千羽鶴や戦ってきた高校のものが増えていく。チームによっては試合に必ずそれらをスタンドに持って行き飾っているチームもある。それは県大会から続いている。。
甲子園などにもたまにTVに映し出されたりすることもあるだろう。
でも最近ではこの千羽鶴を敗者が渡す行為を禁止となってきているようだ。。
そしてもう一つは応援団とチアリーダーのイベント
彼らもその戦ったチームの応援団とチアが球場の外で面会している。
そして向かい合って負けたチームの応援団とチアが勝ったチームにエールを送る。
勝ったチームはそれを頭を下げてエールを受ける。
これも本当に感動的な光景だ。
あまり知られていないので一般人は知っている人ぐらいしか集まらないが
機会があれば是非観て頂きたいと思います。
試合が終わってから次の試合が始まっていたりするけどもそんな時には外で感動的な儀式が行われていることも知っていただけたらと思います。
そしてもう一つ、試合後に観た素敵な光景。。
これもチームによると思うが最後まで応援スタンドに残っていた3人のチアの人たち。みんながいなくなると自分たち学校の応援スペース、吹奏楽、応援団、生徒、親たちが使ったベンチを吹いている姿を見た。
端から端まで。。。
なんか高校生っていいなって思った瞬間でもあった。。
本当に青春だと思う。。
少しでも役に立てたら嬉しいです。
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。