母の日🌹お母さんに感謝の気持ちを伝えたくなる映画3選🌹
5月第2日曜日は母の日。もうすぐですね。
今年は母親に直接ありがとうと感謝することが難しい環境の方が多いと思います。私も、そのひとりです。。
会えないからこそ、誰よりも母親との絆を再確認できて、遠くなってしまった距離が余計に近い存在へと変化させてくれました。
普段なかなか改まって感謝を伝える機会を逃してしまっている方へ。
映画の力を借りて言葉を口にする勇気と母親への愛情が溢れてくる作品3選を紹介します。
「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016)
時間/125分 監督/ 中野量太 キャスト/ 宮沢りえ、杉咲花 他
あらすじ
銭湯を営む幸野家。父親が1年前にいなくなってからは銭湯は休業していた。女手一つで娘を育てていた母親の双葉だったががある日突然余命わずかと宣言を受けることから自分がいなくなる前にやるべきことを実行していく。- 1. 父親を探し、銭湯を再開させること、2. いじめられっ子の娘を自立させること、3. ある人に会わせること- 力強く生きる姿と家族を思う優しさに心打たれる感動作。
母親演じる宮沢りえさんと娘役の杉咲花ちゃんのぶつかり合いながら不器用ながらに絆を深めていく姿。誰にも悟られないようにいつも明るく元気に振る舞う母親の最高の愛情。
母親の影ながらの努力と葛藤と家族を思う愛情がエネルギーとなって強くいられること。
そんな母親の強さが映画から痛いほど伝わってきます。
タイトルからも感じる湯を沸かすほどの熱い愛を是非。
「マザーズ・デイ」(2016)
時間/ 118分 監督/ ゲイリー・マーシャル キャスト/ ブリット・ロバートソン、ジュリア・ロバーツ 他
あらすじ 家族の愛と絆をテーマにそれぞれが様々な立場から迎える母の日の群像劇。プリティ・ウーマンで有名なゲイリー・マーシャル監督の生涯最後となる作品。
母の日と言ったらこの作品ではないでしょうか。
ある家族のそれぞれのエピソードが笑いあり、感動ありで心温まるファミリーコメディなのでお母さん「いつもありがとう!」と観終わった後に明るい気持ちに素直に思えます。
個人的に好きな女優さんたちがたくさん出ていてそれだけで観ごたえがあります。ジュリア・ロバーツの美脚と美しさには思わずうっとり。
母親の偉大さを考えさせられつつ深く思い込まずにほっこりと観れるのでちょっとした息抜きにもおすすめです。エンドロールの後にメイキング映像もあるので必見。
「グットナイト・ムーン」(1998)
時間/ 125分 監督/ クリス・コロンバス キャスト/ ジュリア・ロバーツ、スーザン・サンドラ 他
あらすじ 原題「Stepmom(継母、義母)」 という意味の題名の通り実の母親と継母の2人の母親を切り取ったストーリー。主人公イザベルが同棲を始めた彼には元妻との間に2人の子供がいた。子供達に気に入られようと頑張るもののなかなか難しい。しかし子供達の実の母親の身に起こる事がきっかけに状況が大きく変化していく。
まさかのジュリア・ロバーツ続き。
でも今作も素晴らしい、継母と実の母との関係性を軸に話が進むありそうでなかった対比視点からの切り口が面白いんです。それぞれの母親ならではの苦悩を描いていて、自分たちの人生において認め合い、決断をしていく姿がかっこいい。ラストは涙無くしては観られない作品です。
きっと子を持つ母として観るとまた違った見え方がしそうだな、と思いながら許すことに対して寛大になれる、包容力に包まれるちょっと苦しくも家族とはと考えさせられる良作で、ある程度の重みを持った作品をお探しの方、おすすめです。
最後に
今回紹介した作品はどれも観終わった後になぜかほっとする温かい映画です。
そういう気持ちがお母さんに会いたくなる不思議な衝動にかられるのかしら。普段は改まって感謝の気持ちを伝えることが恥ずかしくてできてなかなか出来ていなかったのですが今年の母の日はお花と手紙でも実家に送ってみようと思います。
手紙は見えない相手に思いが伝わる唯一の方法だと思っています。すぐに気持ちを伝えられるツールがたくさんあるからこそ古典的な方法を使ってみるのも新鮮で気持ちが良いものです。
家族をテーマにする映画を観るといつも家族にはいろんな形があってそれぞれの幸せの物差しがあるかものすごく繊細であり、圧巻されます。だからこそやめられなくなるんでしょうけどね。
さて、今年の母の日にはみなさん何をしますか🌹
ちょっとでも言葉を伝えたくなるきっかけになれば幸いです。
Filmarks @mmko1220