マガジンのカバー画像

父親の介護

237
多くの介護スタッフに囲まれて父親は一人暮らしを続行。一人娘の介護は孤独です。父親の介護の記録です。父親は、2021年他界しました。もっと、迷惑をかけてくれても良かったのにと。
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

雑記、耳が悲鳴を上げた日

雑記、耳が悲鳴を上げた日

今朝も、朝の8時半から近所の工事が始まりました。

昨日とは異なり、重機の駆動音が鈍く響きます。キッチンの窓から覗いたら、一番近い敷地で重機が作業を行っていました。

アジフライ、耳、すごく敏感なんです。絶対音感がある訳ではないのですが、耳が自然にその重機の駆動音を拾っちゃて、めっちゃストレス。

そんな時間が2時間ぐらい続いて、2階から娘と息子福山が降りてきて、ダイニングテーブルで、会話をしてい

もっとみる
父に、『長生きしろよ』と言われ涙、

父に、『長生きしろよ』と言われ涙、

アジフライの持病の平均寿命は、女性で62歳。

もう5年ぐらいしかない。

火災保険の契約がやっと、滞りなく終わったが、実家を訪れた保険担当の男性から、契約者を父親から娘であるアジフライにしないか勧められる。

父親は、決定権こそ持ち合わせているが、事務的な事は母親任せで、現在は、アジフライまかせである。

ATMで、お金を引き出す事も出来ないのかもしれない。

それぐらい、安心をもって父親が暮ら

もっとみる
朗報。認知症の親の口座凍結が

朗報。認知症の親の口座凍結が

ある記事を読んで驚いたことがあります。

認知症が金融機関にばれてしまうと、口座が凍結してしまうという事実。

生活費であっても、出金が出来なくて、困ってしまったという人達の声でした。

口座凍結とか、こわっ。

その記事にあったのは、親が認知症になって施設に入れようとしたら、金融機関に認知症という事が伝わっており、口座が凍結されてしまい、親本人の口座から施設費を出金出来なくて困ったという事でした

もっとみる
うちの冷蔵庫の中はパラダイス

うちの冷蔵庫の中はパラダイス

今日は、介護認定の更新のための調査の立会いに行ってきました。

体調はというと、すこぶる悪い。

なんて言ったって、この体調の悪さの原因が父親だからです。

父親が悪い訳ではないのであるが、持病の影響でキャパが狭いのに、キャパが神様の様に強靭に広かった時代の娘を相手するように、父親がいろんな注文を繰り広げるからです。

父親に体調が悪いからというと、「原因はなんなんだ。」とのたまう。

「父親だ!

もっとみる
大好きな父親の声が聞きたいのに。現実は残酷。

大好きな父親の声が聞きたいのに。現実は残酷。

両親の介護問題の愚痴を週1回訪れるヘルパーさんにするといつも慰められる。

ヘルパーさんは言う。毎日、家を回っているけれど、家族がそこまでかかわっている人はまれであって、良くやっている方だよと。

現在は、家族が両親をみるのではなく、介護サービスに頼ればいいんだよと慰めてくれる。

実際、介護サービスに頼りっぱなしである。

実家の父親のもとを訪ねるのは、月1回の生活費を届ける日だけである。その他

もっとみる