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父に、『長生きしろよ』と言われ涙、

アジフライの持病の平均寿命は、女性で62歳。

もう5年ぐらいしかない。

火災保険の契約がやっと、滞りなく終わったが、実家を訪れた保険担当の男性から、契約者を父親から娘であるアジフライにしないか勧められる。

父親は、決定権こそ持ち合わせているが、事務的な事は母親任せで、現在は、アジフライまかせである。

ATMで、お金を引き出す事も出来ないのかもしれない。

それぐらい、安心をもって父親が暮らしていけるようフォローしまくりなのが現状である。

火災保険もしかり。

実家を訪れた保険担当者が、父親から「保険の件は、娘にすべて任せているから。」と言われた旨を電話で報告していたからこその、契約者変更なのである。

契約者変更のメリットとデメリットをお聞きしたが、相続となると手続きがややこしくて大変なので、早めに保険会社としては契約者変更を進めているらしい。

結局、契約者変更を行う事になったのであるが、

その相談の電話を父親にしたところ、父親が「へえ~~。あんな安い金額で入院なんかの保険金がこんなに高額出るんだな。」と喜びの声を上げていて、

「それ、傷害保険だから、怪我とかじゃないと出ないんだよ。」と言っても、よく理解をしていない様であるが、火災保険の担当の方、父親にもしっかり内容を説明して、契約を結んだようである。

そして、その時言われたのであるが、

父親に「長生きしろよ。」と言われ、娘が先だつ事をふと考えていたようである。

以前、父親に、この病気の人は短命であることを話したことがあった。

もし、契約者を変更した後、父親よりも先に世をさったならば、この契約者問題は、相続問題に変わってしまうのだろうかと不安になって調べた。

『(病名) 短命原因』

と検索して分かった事なのであるが、突然死とかも多いらしい。

多くの原因が、心臓疾患みたいである。

服用している薬が原因かもしれないと、原因ははっきりしてない様であるが、薬をやめると病気を再発してしまい生活がままならなくなるから、薬を服用し続けるしか道は無いのである。

あと5年か。と、父親の言葉が心にささっていたら、ミヤネヤで、終活特集なんかしていて、起き上がる元気も無く、ベットに横たわりながら、テレビを消す事も出来ず、ひとつぶ目に涙。

中学生の時に、なぜか自分は、40歳で死んでしまうと思っていた。『美人履くめい』などと笑って言っていたが、40歳で持病を発症し、第2の人生を歩んでいる。


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