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からっぽだな。

結局、からっぽなんです。

なにがからっぽかって言うと、

からっぽペンについてなんです。

愛用のトラベラーズノートと、インクを飲ませたからっぽペン3軸近影です。

ちなみに、勉強に適した場所は、工事現場、図書館、カフェの3つのうちどこでしょうか正解はカフェでした。適度な雑音が集中力を、持続させるそうです。皆さんに考えさせずに答えを即答する問題でした。

1つ目はパイロットの孔雀を入れたからっぽペン。

見た目はただのブルーっぽくても、入れたものだけが分かるその違い。まるでネスカフェゴールドブレンドみたいではないですか。ダバダーダバダーって。知らないか。

ちなみにネスレ日本がダバダーのCMを流さなくなったのは、インスタントコーヒー路線から外れたからだそうです。いろいろありますね。

..

2つ目は プラチナ古典インク
シトラスブラック
です。

このインクは、筆記の後に色がどんどん変化していくインクです。数秒、数時間、数日、数年で、変わっていき、筆記直後は黄色なのに、少しずつ濃い色になってきます。

万年筆で書くとインク溜りができるので、いい意味でムラが出来るのですが、からっぽペンではあまりムラが出ないので均一な色合いになっております。ですので、インクが早く乾き、万年筆よりも色の変化が早い気がします。

3つ目は、大垣市川崎文具店で、
店主さんと調合したオリジナルインク
大垣ブルー です。

平野部の大垣ならではの、
広くて雲の少ない空の色を
イメージし、京都アニメーションが
手がけた映画「聲の形」
の空色を参考にしました。
どうでぃどうでぃ?

嗚呼大垣好きだなぁ。

近所に新しいカフェが出来たので、入り浸ってます。そこで流れてきた音楽の歌詞をからっぽペンで書いてみたわけです。

世の中にカフェがあるって、なんだか安心します。別にそこに行かなくても、行こうかなーって選択肢があるだけで安心します。誰かわかる人いますか?

赤ちゃんって、何も知らないはずなのに、なんか性格がありますよね。夜泣きしないとか、手足をとにかく触手のように振り回すとか。

僕らはからっぽで生まれてくるんじゃなくて、もう既に何らかのインクが染み込んだ状態で生まれてくるんじゃないでしょうか。

そして、大人達に色々な常識というインクをさらに追加されて今に至るんです。大人になった僕らは、自分でそのたくさんのインク達が必要かどうかもう一度考えてみてもいいのかもしれません。

ネスカフェゴールドブレンドがダバダーを流さなくなったように時代は変わっていくのです。6歳までに鵜呑みにした沢山のインクで心がパンパンかも知れないので、自分の中身の棚卸しをしてみるのも、いいのかもしれませんね。

著者遠影

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