子どもに無関心なのが、父親として最低の行動
私は普段、医療職として働いていおります。
特に高齢者の方との関わりが多いのですが、子どもとの関係が良好な人(父親)もいれば、ほぼ無視されているような人もいます。
結論として、子どもに対して無関心な父親ほど、子どもとの関係性は最悪です。
その理由を、エピソードを交えながら紹介します。
夫と子どもの関係性が悪い
70歳代・女性のエピソード抜粋
「今はシングルマサーが多いと聞きますが、私も若い時はシングルマサーみたいなものでしたよ。」
「夫は子どもとほとんど関わらないし、休日も自分の趣味が優先で、家にいることはなかったです。」
「それどころか、学校の行事には一切参加しませんでした。特に酷かったのは、子どもの運動会の日に、友人と旅行に出かけたことね。その時は夫の弟に来てもらいましたよ。酷いでしょ!?」
「40年以上経っても、息子は夫のこと嫌いですね。私のことは心配してくれますが、夫とは会話もないです。」
夫と子どもの関係性が良い
80歳代・女性のエピソード抜粋
「夫は単身赴任が多かったですが、よく連絡をくれましたね。」
「子どもたちだけで、夫の単身赴任先に行ったこともありましたよ。」
「外が好きな人でしたらか、よく子ども出かけていました。」
「私も子どもたちには、お父さんが心配してるよとか、あなたたちのために頑張っているのよ、と言い聞かせてましたね。」
「今は私も夫も身体が不自由ですが、娘たちが何でも手伝ってくれて本当にありがたいですよ。」
大切にしているというメッセージ
これら2つのエピソードで重要なことは、子どもと過ごす時間の長さと、良好な関係性は必ずしも一致しないということです。
たとえ、一緒にいる時間が短くても、良好な関係性を築くことはできます。
そのために、必要なのが子どもに関心を持つということです。
そして、「君(子ども)を気にかけている」というメッセージを、子どもに分かるように伝え続けることです。
抱っこしたり、話しを聞いたり、そんな些細なことに意味があります。
無関心・無視が最悪です。
もし、子どもに関心をなかなか持てないお父さんがいましたら、下記の記事もご覧ください。
まとめ
子どもに無関心なのが父親として最悪の行動
子どもと過ごす時間が長ければ、関係性が良くなるわけではない。
一緒にいる時間が短くても、「君を大切している」というメッセージを伝えることが重要
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