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希望を持ち続けることは、誰かが希望を持つヒントにもなる。

 人が生き続けていく上で、食事や睡眠は不可欠ですが、前を向いて生き続けられるには、「希望」が大切ではないでしょうか。今、苦しんでいても、今、つらくても、それでも生き続けるのは、「希望」があるからに他なりません。反対に、希望が打ち砕かれると、露頭に迷います。将来を見ようとしても、闇しか見えないからです。どんな状況であっても、希望を持ち続けることは、生きるために必要なことです。

「希望」が打ち砕かれてきたからこそ

 幸せに生きるために、世間の人たちが目指しているようなこと、価値高くおいていることを目指していくのは、良いことです。その社会における、幸せに生きられる簡単な道標を歩むのは、楽に幸せを手にすることができるからです。しかし、それらが簡単ではないこと、何より、それらを目指して手に入れても幸せになれるとは限らないことは、お気づきのとおりです。人によっては、希望どころか、絶望ばかりを味わってきた人もいるかもしれません。そうして、抱いた「希望」が打ち砕かれ続けてきたからこそ、まず、自分にとっての「希望」とは、何なのかを改めて考える必要があります。「希望」は必ず、見つかる。そう信じましょう。

小さな「希望」を持ち、実現し、積み重ねる

 おいしいものを食べるとか、好きなドラマを見るとか、そうした、確実に叶えられそうな小さな希望を持って、それを実現することで、日々に潤いを与えていきましょう。どんなささいなことでも、小さな「希望」を持って生きていると、人生、楽しめるものです。そんな簡単なことか、と思うような場合もあると思いますが、「希望」が全くない場合は、このような簡単なことでも、楽しめないのです。

大きな「希望」を温める

 また、そうして小さな希望を実現して、積み重ねていくと、大きな「希望」を持つときが来るかもしれません。それは、一般的には、実現が難しいことであったり、あまり例がないようなことかもしれません。そんなときに、「希望」を捨て去るのも1つではありますが、捨て去りたくない「希望」もあると思います。それは、実現可能なはずです。たとえ最初思ったそのままの形ではなくても、実現可能なはずです。しかし、今すぐに、周囲の人に言ったりして、「希望」がへし折られないように注意が必要です。人は、どんなに強く思っていても、人からの意見には、大きく左右されます。大事に、希望を温めながら、その希望を叶えるような行動も、思いついたら小さなことからはじめていって、育てていきましょう。

実現された「希望」が、誰かの「希望」のヒントになる

 自分にとっての大きな希望は、誰かにとっては、とても小さなことに見えるかもしれません。しかし、反対に、誰かにとっては、自分が思っているよりも、とても、とても、大きな希望に見える場合もあるのです。希望をじっくり温めて、育てていき、無事実現された「希望」が、誰かにとっての「希望」のヒントになります。自分の温める希望は、見知らぬ誰かの、あるいは知っている誰かの希望にもなる。そう思うと、さらに、希望が沸いてくることでしょう。

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