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脅威の広がり─ドイツ映画『The Wave』が警告する独裁のメカニズム"

書きたいことで多すぎて、まとまらない。

予告編はこれだからだいたいのあらすじはわかると思う。

1週間のテーマ授業で「Autocracie」(独裁政治)をすることになった高校教師の授業が主なこの映画のプロット。

Autocracieとは?独裁政治、専制政治・・と訳されるがいわゆるドイツ映画ならもちろん1939年のことを思い浮かべる。彼らのなかではもうそろそろNaziのことは言い飽きたと言う子もいる。

最初のシーンの机の並び方はグループごとの幼稚園のようだ。それからすぐ机の並び方がすぐ代わる。ここからはじまる。

「ヴァンガー先生とよべ」
「当てるまで勝手に喋るな」

そして体感で集団の味を味わわせる。

力は規律でつくられる

そして独裁が生まれる背景を高校生の知識で言わせる。

失業/不公平
インフレ/ナショナリズム
社会不安
。。。

おいおい、今の時代まんまやない?もしかして今って独裁政治の土壌は全部揃ってる。

そこからこの高校教師が「独裁政治」をクラスで実践することになる。

何をすべきか、まず異分子を排除する、服装を揃える、共通意識を持たせる、同じ仕草し、一体感を感じろ!。。など日本の学校ならよくありがちな状況がすべて独裁政治のやり方として示される。

まんまやん。そしてそれを実践していく無垢な高校生たちが次第にこの先生による独裁政治に毒されていくのだ。ただ、先生は一週間で終わりにしたかったのだが、操作されてしまった人間はもうとめることができない。。

いやいや、さすがドイツだなぁと思ってみてしまいました。この映画を作れるのなら、ドイツか、すでに条件がすべて揃っている。

このテーマを高校生に語らせる(コメディではなく)のはやはり秀悦。

高校生はこの映画を見るべきです。そしてもっと話すべきです。幼稚な判断をしてしまわないように、そしてもし自分がその一員であったのなら、客観的に自分を見つめるために。

Autocracieで思い出したが、

フランス国歌はTyrannie を倒せと歌っている (独裁者、専制者)

日本人にとって専制はそこまで恐るべき政治体制でないのだろうか?それか彼らはほっておいたらすぐTyrannie  や Autocracieになってしまうからこそ民主主義を勝ち取ることにこれだけ戦いこだわり続けるのだろうか?

それにしても私はいつもナポレオンのお墓を見るたびにこの人独裁者ちゃうん?と思ってるのですが、フランス人はどう思ってるのか?いろいろ知りたいところです。

これはカリフォルニアで起きた実話。。

https://ja.wikipedia.org/wiki/THE_WAVE_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B4

サードウエーブってコーヒーのことじゃないのよ。。☕



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