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【RFM】医療従事者に求められる、「温故知新」
📖 今日の教え
原文
子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。
訳
孔子が話された、「古くからの伝えを大切にして、新しい知識を得ることができれば、人を教える師となることができるでしょう。」
🌱 考察
いわゆる、温故知新。日々、知識や技術のアップデートが求められる医療従事者にとって、忘れてしまいやすい教訓ではないかと思う。
ただ、当然ではあるが、新しい知識や技術、これも古くからの経験などにより生まれてくるもの。「万物、温故知新」なのである。
人間関係や道徳においては、渋沢氏も述べているように、その根本は古くから変わっていないと思われる。それぞれの教訓を、時代や個人の環境に合わせてどのように応用していくか。これもある意味、知識や技術のアップデート、といえるかもしれない。
また、古き教え、その一つの「哲学」も、やはり激務をこなす医療従事者にとって必要な「学問」なのかもしれない。以下、「自省録」に示される一節を紹介する。
もし君に、義母と実母が同時にいるのなら、義母に義務をつくすのは当然だ。とはいえ、実母のもとに戻ることもたびたびあるだろう。
君にとって宮廷と哲学は、義母と実母の関係のようなものだ。実母としての哲学にたびたび戻り、そこでリラックスすることだ。
人生において時は一瞬である。物質は変化しているが、感覚は鈍い。肉体は衰え腐敗するが、魂は旋回する。運命は予測しがたく、名声は長続きしない。
要約すれば、肉体は流れる川であり、魂は夢であり霧である。人生は戦いであり、旅人の一時的な滞在である。死後の評判とは、忘却のことだ。
では、何が私たちを導くのであろうか?それは哲学のみである。哲学こそ、内なるパワーが損なわれないよう、安全に危害から守ってくれるのだ。
哲学に触れ、古き教えに触れ、内なるパワーを、灯し続けたい。
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本記事は、以下の本を参考に作成しています。
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