真剣(マジ)でやってるの?どうなの?
こんにちは、パスタライオンです。秋、ぐっと深まりました。もうそろそろ11月、なんてこったい1年が終わる…そんなときは考えを切り替えて、「年度の終わりまであと半年近くあるなあ」って、「全然まだまだ余裕じゃん」って思うことにしています。今回のテーマは「真剣(マジ)でやってるの?」です、あまりデータに基づいた話ではなく、割と感情論です。ご注意。
芸備線「JR西は廃線前提」湯崎・広島知事が批判(産経新聞) - Yahoo!ニュース
↑のニュースを見てしまって、呆れと"なんかぐっとくる感情"が沸き上がってきたので…つい…
・首長たちの抵抗合戦
JR単独では維持が難しい線区のある自治体の首長さんたちが、めちゃくちゃ抵抗してて、いい加減ポジショントークのターンを終えて、目の前にぶら下がってるニンジンをガッツリ食いに行けと思ってるんですが、その抵抗の中でも
「協議には応じられない」(広島県知事)
「協議には応じられない」(庄原市長)
「一自治体にどうこうできる話ではない」(新見市長)
というのは問題外として
「観光促進します!」(芸備線庄原市・新見市エリアの利用促進等に関する検討会議)っていうのもありますね。よく聞く定型句です。
「それ真剣(マジ)で言ってるの?」って話をしたいと思います。
・無理です!
……とまでは言いませんでけども、相当な茨の道を歩み続けることになります。
前提として、いま観光で成り立ってる路線、地域は長い時間をかけて、それこそ血と汗と涙を流していまの形態を確立しています。そういうところと同じ土俵に立って、旅行客の奪い合い勝負に参加しますか?できますか?という根本の問に自治体は答えません。
「地域のシンボル」
「地域の観光資源」
「地図に載るからいい」
「路線がつながっているから客が来る」
というようなことを自治体は鉄道に求めてるよ、っていうのは②の記事 に記載したところでもあるのですが、鉄道をどう活かすからこれだけのお客が来るんだ、それをやるんだという一番必要なところはスルーのまま。
・芸備線の観光振興の現状は…
前年度(令和3年度)に芸備線沿線自治体のひとつである庄原市がやったことがこれです↓(黄色マーカーは筆者)
とはいいつつも、別会議では
こんなことをしれっと言っていたり…
「え、すべてがダメじゃん…」って思うんですけど
でも存続を訴える要望書には
芸備線の役割として、二番目に「観光振興」があると位置づけられています。(黄色マーカーは筆者)
どれがどこまで本気で言っていることなのか、私には全然理解できません。
・真剣(マジ)で考えたほうがいい
>日常生活に欠かせない移動手段であり(乗車人員1,000人/日未満)
>観光振興や地域経済の活性化に大きく寄与している(?)
という主張、するのは自由ですがこれらを受け取った側がどう感じる、受け止めるのだろうかということを、県を含めて沿線自治体は真剣に考えたほうがいいと思います。はっきり言って、これらの自治体の主張を「うん、そうだね」と受け取ることは私には無理です。
と、いう感情論マシマシの今回のnoteでございました。お目汚し失礼しました。
「観光」における自治体とJRの話かみ合わなさすぎ問題、はまたちゃんとした記事にまとめるつもりです。
*地方路線の存廃問題に関連したnoteをマガジンにまとめています、よろしければ是非別の記事も!
地方の鉄道はどうなるのか、またはどうあってほしいか|パスタライオン ~鉄道と交通政策のまとめ~|note
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