月の堆積物で3D印刷してみようか

月でいざ開拓するなら、やっぱり基地を作るべきだし、そのためには資材を地球から運ばなきゃならないだろう。そのために、たくさんロケットを飛ばして、月に送り込むことになるんだろうけれど、ロケットを飛ばすための燃料も用意しなきゃならないだろうし、使うロケットは大気圏の突入できる仕様にするのか、それとも使い捨てにするのかとか、考えてしまう。

ただの使い捨てロケットの方がコスト低いようにも思えてしまうが、何度も使い回していけるスペースシャトルみたいな運用はどうなのかなと。やはり、メンテナンスに費用がかかるだろうから、こっちの方がコストが高いかな。

いまは、文明の利器があるので資材とプリンタを送っておけば、加工済みの建材を送る必要が無い。つまり、かさばる建材を送らなくても、プリンタがあれば向こうで建材を作成できるので、それなりに立派なものができるはずだろう。


ISSこと国際宇宙ステーションでは擬似的な岩石や土を月面にあるレゴリスに見立てて、3D印刷する実験が行われるようになる。レゴリスとは堆積物のこと。

レッドワイヤー・レゴリス・プリント(RRP)と呼ばれるプロジェクトにより、8月10日に印刷機を補給ロケットで到着済み。

レゴリスを使った居住設備などの建造物を3Dプリントでできたら、従来の工法よりももっと複雑な建築物を作れるかな。まあ、見た目が派手とか前衛的というよりも、月に飛んできた隕石などを弾けるようななめらかな形状を作成してみるとか。

これができたら、いずれは火星にも応用ができるだろうし、人類がいずれ入植するであろうから、この技術が確立できることを期待。まあ、できるでしょ、多分。

なお、記事に書いてあるけれど、月には180トンもの糞尿を含むゴミが捨ててあるそうな。これは使わないわけにはいかないな。



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