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精神科入院中のアレコレ

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精神科に入院した3ヶ月間について綴ります
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はじめての入院を思い出す

はじめての入院を思い出す

2017年10〜12月の3カ月間、わたしは精神科病棟に入院していた🏥

女性だけの閉鎖病棟に1カ月半、
その後は男性もいる開放病棟に1カ月半いた。

入院した初日はそもそもそこが精神科の病院であることもわからず、警察に連れていかれたから、刑務所に連れてこられたのかと思った笑
それもそのはず、あまりにも騒ぐので、保護室行きになったからだ。

保護室は観察用のガラスばりの廊下に面した結構広い8畳くら

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保護室から女性サロンへ

保護室から女性サロンへ

前回は入院したときの話をしましたが、
せっかくなので、また続きを綴りたいと思います🍁

入院して3〜4日は保護室暮らしで、保護室を出られるのは洗面、歯磨きのときだけ。
それも、保護室ゾーンだけの専有洗面所という徹底ぶりだった。

その後、保護室ですっかりおとなしくなったわたしは、半日の女性閉鎖病棟の食堂、休憩室への出入りを許可される。
40人近く入れる食堂は広くて、
休憩室にはテレビや本棚が揃っ

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女性閉鎖病棟の日々〜溢れ出す思い〜

女性閉鎖病棟の日々〜溢れ出す思い〜

入院していた頃の懐古記事がストップしていたので、続きを書くことにします📝

閉鎖病棟に入って、最初の頃やっていたのは、知人、友人に手紙を書くことだった💌
幸い…ではないが、好都合なことに、所属していた大学は住所が簡単なので覚えており、研究室名だけ書けばいくらでも送れた。
仲の良かった先生や友人にハガキで近況報告をひたすらしていた。
たぶん、これも躁の症状だったのだと思う😢

なぜハガキかとい

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閉鎖女子病棟での作業療法

閉鎖女子病棟での作業療法

保護室から閉鎖病棟に移って、始まったのが、
カラオケ、映画鑑賞、塗り絵、パズルなどの作業療法とよばれるレクリエーションだった。
裁縫、図工をやれる家庭科室のような美術室のような部屋に立ち入るには、まだ時間が必要とのことだった。。
なにもハサミを持って暴れ出すことも無かろうに。。
でも、厳重警戒のようだった。

1番楽しかったのはカラオケ🎤
元から好きだったのもあり、楽しめた。
ただ、音に過敏な人

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病棟内お散歩とおしゃべり

病棟内お散歩とおしゃべり

閉鎖病棟に入院中、運動不足防止と、
躁状態からの過活動で、
病棟の廊下をぐるぐる歩いていた🚶‍♀️
病棟はすごく広かったので、横に5人くらい並んで歩いても大丈夫なくらいだった。
実際には2〜3人でおしゃべりしながら歩くことが多かった🌟

おしゃべりの内容は、
入院までの経緯や、
友達や家族のことや、
主治医の悪口や、
精神医療における問題まで様々だった。
中には社会問題や政治について語り合う人

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