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Parsleyの世もつれづれダイアリー

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#日記

安倍晋三氏はなぜあそこまで怨嗟を呼び起こさなければならなかったのだろう?

安倍晋三氏はなぜあそこまで怨嗟を呼び起こさなければならなかったのだろう?

 安倍晋三氏が撃たれたという凶報は、NHKでほぼオンタイムで見ていた。その映像は生々しく、女性記者が震える声でデスクに指示を仰ぐ電話や、心臓マッサージをする姿も映し出されて、首相官邸に戻った岸田文雄総理が真っ赤に腫らした目でコメントをしているのを見ても、現実事だと理解るのにはしばらく時間がかかった。

 個人的に、安倍氏の政治信条には首肯しかねる部分は多々あったし、言動に「どうよ」と感じることもあ

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そろりそろりと物書き仕事に戻ってからの3ヶ月を振り返ってみる

そろりそろりと物書き仕事に戻ってからの3ヶ月を振り返ってみる

 おっかなびっくりという感覚で、お仕事を再開してから3ヶ月が過ぎた。正直なところ、「これが書きたい!」というテーマがあったわけでも、それを見つけ直すことができたわけでもなかったし、体調面での不安が解消したわけでもなく、見切り発車と言って差し支えない状態だった。「また誰かに迷惑をかけてしまうかもしれない」という怖さが常に頭の隅にこびりついているのも確かだ。

 ネットでの売文業にも「勘所」というもの

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『SHIBU Culture』中止で考えたこと(2011年2月2日)

『SHIBU Culture』中止で考えたこと(2011年2月2日)

 以前にブログで記したエントリーを晒してみる。性的表現についてのまなざしや社会の空気が、この10年で大分変わったことを改めて感じて、いろいろ考えさせられた。ある意味で画家あるいは美術館という存在は、常に「表現の自由」の前線であり続けたわけだが、それは「公共空間」の前線でもあった。それが「社会の空気」によって揺らいでよいものなのかどうか、ということを今一度検討する余地があるだろう、というのが、自分の

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たかまつなな氏が枝野幸男氏に尋ねるべきだった事を考えてみる

たかまつなな氏が枝野幸男氏に尋ねるべきだった事を考えてみる

 最近ちょっとスランプ気味だな~と思うことが多いこの頃。皆さんお元気でしょうか?

 ここのところ、大臣会見出たり山田太郎参議院議員の取材などをしていて、「やっぱ政治取材むずかしい」と改めて感じているわけなのですが。たかまつなな氏が立憲民主党の枝野幸男代表へのインタビューを「失敗だった」という記事を見て、いろいろと考え込まされた。

 YouTubeも視聴したけれど、たしかにこの対談は「失敗」だっ

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メディアで働く上で数字だけを「勝ち負け」判定にするのは良くないという話

メディアで働く上で数字だけを「勝ち負け」判定にするのは良くないという話

 ちょっと旧聞になるけれど、ノンフィクションライターの石戸諭氏がこんな記事を寄稿していたので、個人的に思うところをメモしておきたい。

 東浩紀氏の『ゲンロン』には、一時期イベントなどに参加したりしてもいたけれど、何となく足が遠のいた。一言でいうならば、彼らの「サロン」がホモソーシャルな学閥のオルタナティブに過ぎないように思えて、自分のような浅学の身が入る余地がないように思えたからだ。そして、その

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しんどいけど止めてはいけないこと

しんどいけど止めてはいけないこと

 ちょっと思うところがあって、できるだけ毎日この『note』を更新してみることにした。自分の気持ちやら考えていることやら、できるだけ公開していくというのが、ホームページ→ブログを書いているうちに、「書いて、伝える」ことが本業となってしまった、自分の本分であり「業」なのだと、改めて身体に刻み込む作業が必要だろうと感じた、というのがわかりやすいだろうか。いや、わかりにくいね!(笑)

 竹村俊助さんの

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