見出し画像

「まくら」と「枕」:筒香はLAの「枕」で寝られるのか

 モテる男の要素のうちのひとつに「話がうまい」というものがある。そして、「落語を聞けば話がうまくなる」という話を友達から聞いたことがある。モテたいが、かなり人見知りで口下手な自覚があったから、落語を聞くようになった。ちょうど「タイガー&ドラゴン」の再放送もやっていて、落語にめちゃくちゃハマった。でも、話がうまくなったような気はしない。現に、落語にハマってから人と話す機会はあったが、いつも通りだ。
 落語を聞いて思うことは、噺家さんが話す「まくら」並みのトークを喫茶店だったり飲み会だったりで話せたら人気者になれるなということ。正直、新作はともかく古典落語は言葉の言い回しの理解不足、自分の想像力不足だったりで、あまり楽しめないこともあるが、「まくら」はだいたい楽しめる。そこでいじるのは時事ネタだったり、目の前のお客さんだったり、身内の話だったりで多種多様だが、わかりやすくて面白い。ああいう風に話せれば、枕を交わすこともできるのかも。
 しかし、噺家はプロなわけで、素人がそう簡単に習得できるようなものではない。「落語を聞けば話がうまくなる」なんて、「大谷翔平のホームランみとけば、ホームラン打てるようになるよ」というくらいの暴論だ。この理論がなりたっていたら、筒香だって大谷の打席を見まくってレイズで戦力外になったりしない(ドジャースで頑張って!!)。筒香がなぜ戦力外になったかは詳しく知らないが、新しい環境に適応することが難しかったのだろう。自分も枕が変わると寝られなくなってしまうから、いつものものが一番となる。そして、筒香にとってはNPBでやることが一番となるかもしれないが、そう簡単に日本に戻ってきてほしくはない。なんとか結果を出して、「ハマのホームランマシーン」の名を全米に轟かせてほしい。これ以上、応援する球団を増やさないでくれ。自分も筒香に負けないように様々な枕への適応性を上げる努力をしていきたい。
 こんな感じで、落語の話かと思えば、野球の話で話の筋が見通せないし、そんなことを書いていたら外はもう真っ暗

※先日のnoteでヴィクトリアマイルのことに触れたが、スった。でも、オークスはいける気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?