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わたしについて。#2

noteをはじめてもうすぐ1年が経ちます。

1年前、おそるおそる投稿ボタンをクリックした日から、なんとか1年続けることができました。読んでくださる方がいるので続けることができています。スキやフォローにコメント、とてもうれしいです。本当に、ありがとうございます。

これまでのことやnoteをはじめた経緯は、昨年投稿した以下の記事に書きました。1年が経つので、改めていまのわたしの自己紹介や、いま考えているこれからのことを書いてみようと思います。



■〈さき〉について

1992年生まれの27歳。長野県の出身で、現在は石川県金沢市に住んでいます。在宅でWEBライターをしており、アルバイトとWワークをしてみようかと考えているところです。いまはさまざまな働き方を試している最中です。


大学時代を含めると、金沢に引っ越してから7,8年。ずっとこのまま金沢に居ることはないのだろうと頭の片隅で考えてはいましたが、今年に入ってから本格的に、この場所を離れることを考えながら仕事を探していました。

東京の会社でWEBライターの仕事が決まり、近いうちに上京しようと思っていた矢先、「緊急事態宣言」が出されました。宣言が解除されても、しばらくの間は思うように身動きはとれないかもしれない...そんなことも考えていたので、上京の時期は様子をみながら、あせらずに決めようと思っています。

まずは金沢にいる間にできるだけいまの仕事に慣れること、自分に合った無理のない働き方を見つけること。そして、自分ともうすこし仲良くなること。そんなことを大切にしながら、金沢での時間を過ごそうと思っています。

もともとあまり思い出を形に残す人間ではないのですが、最近はすっかり見慣れた金沢の風景にカメラを向けることも増えました。写真を撮る楽しさも、もっと知りたいなあと思っています。


わたしは毎日、ことばを扱うことにびくびくしながら、ことばと共に生活しています。一緒に生活をしていると、自分ではそのつもりがなくても、ことばを雑に扱っていることがあります。

金沢でお世話になったある人に、むかしこんなことを言われました。

「さきさんもさきさんのご家族も、ことばの使い方が雑だね。」

ショックでした。当時は言われた意味もわかっていなかったと思います。なので反発心もありました。ことばの意味を自分なりに理解するまでに、とても時間がかかりました。

わたしは自分を守ろうとすればするほど、最低限のことばで済ませようとしてしまう。伝えることを、途中であきらめてしまう。こころや身体に異変を感じるようになってからはとくに、口から出ることばとこころのなかのことばが一致しないことが増えていました。

いつもいつも、ことばと気持ちを一致しておくことが重要だとは思っていません。大人になると、自分の気持ちを胸に秘めておくことが必要なときもある。オブラートに包んだことばを選ぶこともある。それは人と人が関係を築いてゆくうえで、とても大切な配慮だと思います。

わたしのことばの使い方は、配慮ではなく自己防衛になっていました。相手を傷付けたくないという気持ちはありましたが、それ以上に介入されることを防ぎたかった。気が付けば、その場しのぎのことばばかりを口にするようになり、他人と関わることを極力避け、相手との距離が近くなると咄嗟に離れるようになっていました。

自己防衛のつもりが、自分も他人も守れていませんでした。いまでもそういう自分と、日々葛藤しています。けれどすこしづつ、人と関わる楽しさも感じられるようになってきました。人との違いを、おもしろいと思うことが増えました。一般論はひとまず横に置いて、目の前にいるその人の気持ちを聞いてみたいと思うようになりました。

ことばとともに生きているからこそ、ともに生きる工夫を考えたいと思っています。見えていることばに翻弄されるのではなく、ことばの裏にあるものを大事にしたい。その人だから出てくることばや文章に、もっと触れてみたい。


生きづらいわたしが生きてゆくため工夫を、これからも考えていきたいと思っています。わたしなりのつらくない生き方で。わたしが思う、素敵なものでいっぱいにして。


梅雨はすぐそこ。


2020年5月28日 さき






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