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美味しいって言ってもらえることがやりがい。

「ありがとう」という言葉が大好きです。言うのも、言われるのも好きです。そして、それ以上に大好きな言葉が「美味しい」「美味しかったよ」という一言です。

飲食業の醍醐味は、ダイレクトにお客さんから直接、言葉を受け取ることだと思います。「美味しかったよ、ありがとう」と、言って頂けたときは、大変な思いをしている時こそ、嬉しくなります。時にはサービスをしているこちらが感動してしまうなんてことは、本当に日常にたくさんあります。反対に、自分で自分が楽をしている時は、あまりその感動を受け取ることはないです。ある意味、一生懸命頑張っていることに対する対価として、感動を受け取っているのかもしれませんね。お客様からのフィードバックはあまりに早く、即効性が強いです。その言葉はハッキリとモチベーションに繋がります。もちろん、全てがポジティブなことではなく、厳しいお言葉をいただくこともあります。モチベーションが高い状態で営業をしていても、下がってしまう場面もあり、自分で維持する必要がある場面も多いです。

ではなぜ、大変なのに、飲食業が好きなのか、です。

それは、一言でいうと、報われるからです。苦労が昇華されてしまうんですよね。もうそれが楽しくて、嬉しくて。やっててよかったな、という気持ちが溢れてくるんです。友人のサプライズでもそうですよね。大変な想いをして準備を重ねたとしても、本当にその友人が喜んでくれたら、やって良かったって思いますよね。それと同じで「お客様に喜んでもらえた」を、仕事中にたくさん感じる職業だから、より好きになってしまうんです。

私は結婚を機に、転職したことがあります。が、1年経たずに元の仕事に戻りました。きっかけもあったのですが、やはり飲食業のように人の「人生」に身近に寄り添え、大多数の人に影響を与えることが出来る職業はなかなか無いように思えます。お店の規模にもよりますが、1日100人を超えるお客様に、食べる楽しさと、美味しさの感動を提供し、接客サービスで寄り添える仕事は他にないと思います。客数が多ければ多いほど、私にとってはやりがいを感じることが出来ました。これが、小料理屋さんだったら、また価値観も変わるのかもしれないのですが、今の私には、鳥貴族のようなお客様の数が多く来店されるお店で働くことが一番楽しく、やりがいを感じています。

「ごちそうさま」「また来るね」「美味しかったです」「ありがとうございました」「頑張ってください」「今日ここに来て良かった」「元気をもらいました」「このお店が大好きです」

こんな言葉がお店で溢れるように、今日も一生懸命仕事に励み、お客様に喜んでもらいたいですね。私はやりがいに溢れた仕事だと、信じて疑いません。

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