【脳科学、心理学的考察】子どもを笑顔にするためには?【私がしていること】
子どもが笑顔で過ごすために大切なことはなんでしょうか?
この問いに対して脳科学、心理学の視点から考察し、私が実践している習慣、心がけ、子どもへの関わり方について紹介させて頂きます。
1、大切なのは『親が笑顔でいること』
子どもを笑顔にするために、親がすべきことはなんでしょうか?
それは『親が笑顔でいること』です。
この理由を、脳科学、心理学の観点から解説します。
1ー1、脳科学的考察
『他の個体の行動を見ている時、まるで自身が同じ行動をしているかのように脳が活動をする』ということが、脳科学の研究で明らかになっています。
このような働きをする神経細胞を〝ミラーニューロン〟といいます。
この働きによって、新しいことを学んだり、共感したりすることができると言われています。
特に子どもは親をまねることで、動き、表情、言語、生活習慣など多くのものを学び、成長します。
また、親が笑顔でいること、ポジティブな言葉をかけることで、〝ミラーニューロン〟を介して子どもに良い影響を及ぼすと考えられます。
まさに『子は親の鏡』と言えますね。
*注意
ミラーニューロンが細胞単位で明らかにされたのはサルだけです。人間においてその存在が証明されたわけではありません。また、サルの研究では思考や感情といったレベルではなく『他の個体がエサをとったら、それを見ていたサルの「エサをとるときの行動に関連する神経細胞」が活性化した』というレベルであり、ミラーニューロンの働きを人間の感情や思考にまで関連づけることは難しいという意見もあります。
現在、人間では脳イメージング研究がすすめられており、ミラーニューロンの働きを支持する研究結果もでていますが、まだまだ研究段階の考え方と言えます。
1ー2、心理学的考察
心理学の分野では〝返報性の法則(原理)〟という心理が知られています。
これは『好意には好意を、敵意には敵意を返したくなる』という心理であり、様々な社会実験で実証されています。
SNSでイイネ!やスキ!をされるとお返ししたくなる(お返ししなければいけない気がする)のも、返報性の法則といえます。
子どもが笑顔でポジティブな気持ちにあるためには、子どもと向き合う親自身が、そのような状態であることが理想的です。
しかし、日々忙しく様々なストレスにさらされている我々が、笑顔でいられるには、どうしたらよいのでしょうか?
2、親が笑顔でいるためには?
『自分のコンディション、夫婦のコンディションを整えること』が大切です。
残業続きで疲労困憊、毎日寝不足、夫婦関係がわるくろくな会話もない、、、などなど、こうした状況では笑顔で子どもに接することは難しいでしょう。
親が笑顔でいるためにどうすればよいか、唯一の正解はありませんが、実際に私が心がけていることを紹介します。
2ー1、自分のコンディションを整える
①睡眠の質を上げる
ほぼ毎日の晩酌習慣がありましたが、睡眠の質がわるい、疲れが残る、お腹まわりがでてきたなどの問題があったため、晩酌を極力減らしました。
その結果、5kg以上も体重が落ち、お腹まわりもスッキリ!
以前ほど「疲れた~飲みたい~↓↓」という気持ちにもならなくなり、睡眠の質も向上、朝の目覚めも良好になりました。
人によっては、枕や布団、ベッドにこだわるのもよいかもしれません。
いびき、日中の眠気、倦怠感、慢性的な頭痛などはありませんか?
それは睡眠時無呼吸症候群が原因かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、上記の症状以外にも、高血圧、糖尿病、心血管障害、脳血管障害などの病気のリスクを高めるので、専門的検査、治療が必要です。
心あたりがある場合は、ぜひ専門外来を受診してください。
②不必要な残業をやめ、積極的に休みをとる
私は急性期病院に勤めているため、病院での残業や休日に出勤することも多かったです。
しかし、あまりに仕事中心の生活だと、プライベートと仕事の境界があやふやになり、自分の身体的・精神的コンディションの悪化や、家族との大切な時間が削られてしまうということもありました。
現在では、勤務時間内にしっかりと患者さんの診察を行い、予期されるイベントに対する予防策や指示をあらかじめしておき、必要があれば当番の医師に申し送りをするなどの対応をして、極力時間外労働をなくすことを心がけています。
患者さんをおざなりにするわけではなく、自分のコンディションを整え、限られた時間でも真摯に患者さんに向き合うようにしています。
2ー2、夫婦のコンディションを整える
家庭内不和、養育環境が子どもの幸福度に影響を与えるという研究結果があります。
上述したように、ミラーニューロン、返報性の法則などはネガティブな行動、感情にも当てはまるので、夫婦円満であるにこしたことはありません。
*注意
それぞれのご家庭にはそれぞれの事情があります。養育環境に関する様々な研究がありますが、その結果がすなわち各個人の幸福度に反映されるわけではありません。
ある特定の養育環境は不幸だと断定する意図は決してありません。
どのような環境でも、子どもがいて、子どもを愛するあなたがいるということ、それこそがとても大切だと考えます。
私が心がけているのは、「ありがとう」「ごめんなさい」を、素直に、妻に伝えることです。ご飯をつくってくれたり、掃除をしてくれたり、子どもの幼稚園の準備をしてくれたり、そういう一つ一つの事柄に感謝の気持ちをもち、言葉にして伝えます。
私も家事をしますが、妻に比べれば十分とは言えませんし、育児における役割、子どもへの影響力はかないません。
尊敬と感謝の気持ちを忘れずにしっかりと言葉で伝えることをこころがけています。
そして、〝食洗器とホットクックは子育て世帯の必須アイテム〟ということも重要です。
〝食洗器とホットクックは子育て世帯の必須アイテム〟
大切なことなので2回言いました。
もっと早く買えばよかったと後悔した家電は、人生でこの2つだけです。
これらの良さについては、きっと他の人が色々な媒体で紹介しているので、本記事では省略します。
3、子どもへのかかわり
自分のコンディション、夫婦のコンディションが整えば、心に余裕をもって、子どもと接することができます。
笑顔で、ポジティブに子どもと接する中で、以下のようなことを私は心がけています。
3-1、早期教育で自信や自己肯定感を育む
しばし勘違いされますが、「早期教育=詰め込み教育、スパルタ教育」ではありません。早めに『学び』を始めることで、あせらず、のんびり、ゆっくり学習ができるというメリットがあります。
我が家では、遊びの一環として椅子に座りシールでを貼って遊ぶ、クレヨンでグリグリ落書きをするというようなレベルから始めて、今では、5才の娘(幼稚園年中組)は3桁のひっ算、かけ算、小学校低学年の漢字を、3才の息子(幼稚園プレ)はひらがな、数字の読みや簡単なたし算を学んでいます。
自分より上の学年の勉強をしているということが自信につながっているようで、新しいこと、知らないことにも積極的に学ぶ習慣ができました。
この積極性は、勉強に限らず人間関係や運動、音楽などにも発揮されているように見受けられます。
3-2、早期教育のツール:『RISU算数』
早期教育のツールは様々なものがありますが、我が家では算数特化型タブレット『RISU算数』を受講しています。
①、『RISU算数』とは??
『RISU算数』とは、RISU Japan株式会社が提供している算数特化型タブレット学習教材です。アメリカのシリコンバレーの小学校で、アフタースクールやサマーキャンプにおけるオフィシャル教育プログラムとして採用された実績があります。
我が家では、夏休みを契機にRISU算数を始め、以下の記事でも紹介させて頂きました。
▼過去記事
夏休みにタブレット学習教材『RISU算数』体験をしました!
【驚異的】RISU算数を始めて一か月の成果!
【始めて2か月】算数特化型タブレット学習教材『RISU算数』の成果と感想
【始めて3か月】算数特化型タブレット学習教材『RISU算数』の成果と感想
RISU算数には、以下のような特徴があります。
特徴① 自分のペースでの学習!
学年にとらわれず、一人一人の学習速度に応じて問題がかわり
自分のペースで算数の学習が進められる。
特徴② 苦手をつくらない!
間違いやすい問題は、ピンポイントのレッスン動画で即解消。
特徴③ 確実で効率的な知識の定着!
十分な問題量に加え、忘却曲線にそった適切なタイミングで
復習問題が出題されるため、むやみやたらに全部の問題をやり直
すことなく、効率的に知識の定着ができる。
色々な単元のステージがあり、問題を解くごとにステージが進み難易度も上がっていきます。
進むルートは自分で選択できます。
解いた問題、間違えた問題に応じて、解説動画が配信されます。
この動画は何度でも見ることができます。
②、RISU算数を受講させて実感したこと
〝子どもの学ぶ意欲はすごい〟と思いました。
我が家では特に勉強のノルマは設けていません。子どもが好きなタイミングに好きな量の学習をしています。
まだ幼稚園児ですが、解説動画をみながらどんどんステージをすすめていきますし、とても嬉しそうに学んだことを披露してくれます。
新しいことを学んだ時、解けなかった問題が解けた時、ステージがクリアできた時、そんな時々に見せてくれる笑顔は、自信に満ち溢れていて、とても素敵だなと思います。
③、キャンペーンについて
RISU算数は、現在お試しキャンペーンをやっています。
もし興味があれば、以下のリンクからどうぞ。
※クーポンコードは「drp07a」です。
・RISU算数(小学1年生~)
・RISUきっず(年中から年長むけ)
※クーポンコードは「drp07a」です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主に子育てや教育の記事を、たまに医療系の記事を書いています。
もしよろしければ、『スキ』や『フォロー』をお願いします。
とっても励みになりますので、よろしくお願いします♪
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?