マガジンのカバー画像

【和訳その他】戦争研究所(ISW):ウクライナ戦争報告書

239
戦争研究所(ISW)のウクライナ情勢報告書の部分和訳・内容要約等
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2115 ET 27.02.2024 “アウジーウカ方面でのロシア軍の前進”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2115 ET 27.02.2024 “アウジーウカ方面でのロシア軍の前進”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月27日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

アウジーウカ方面戦況分析報告書原文の引用(英文)

日本語訳

ロシア軍は、アウジーウカを占領したことがもたらした戦術的好機につけ込んで、戦果拡張を試みているところで、ウクライナ軍がより一体性の強い、突き崩すのが困難な防衛線をアウジーウカ方面で構築する前

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 26.02.2024 “ロシア軍の組織変更:モスクワ軍管区とレニングラード軍管区の再設立”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 26.02.2024 “ロシア軍の組織変更:モスクワ軍管区とレニングラード軍管区の再設立”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月26日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ロシア軍の組織変更:モスクワ軍管区とレニングラード軍管区の再設立報告書原文の引用(英文)

日本語訳

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは2月26日に2つの法令に署名し、モスクワ軍管区とレニングラード軍管区の再設立を正式に承認した。これにより、ロシア軍

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2030 ET 21.02.2024 “アウジーウカ撤退時のウクライナ側損失に関するウクライナ軍当局の見解”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2030 ET 21.02.2024 “アウジーウカ撤退時のウクライナ側損失に関するウクライナ軍当局の見解”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月21日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

[*記事サムネイル画像:ウォール・ストリート・ジャーナル紙のYouTube動画より]

アウジーウカ撤退時のウクライナ側損失に関するウクライナ軍当局の見解報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ドネツィク州アウジーウカからウクライナ軍が撤退する際に「

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1915 ET 19.02.2024 “ウクライナ東部アウジーウカ方面情勢”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1915 ET 19.02.2024 “ウクライナ東部アウジーウカ方面情勢”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月19日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

アウジーウカ方面:ロシア軍の動向報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

アウジーウカ周辺でのロシア軍攻勢作戦のテンポが、同軍のアウジーウカ占領後、劇的に鈍化していることが伝えられている。ウクライナ軍タヴリーシク部隊集団ドミトロ・リホウィー報道官の2月

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 18.02.2024 “アウジーウカ方面戦況ほか”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 18.02.2024 “アウジーウカ方面戦況ほか”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月18日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

アウジーウカ方面戦況ほか報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

アウジーウカ後背のあまり遠くない地点に、今後、ウクライナ軍が新たな防衛線を確立できる可能性は高く、この防衛線によって、アウジーウカ地域でのロシア軍攻勢の攻勢限界が促進されることになる可能

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 16.02.2024 “ウクライナ東部戦況:ウクライナ軍、アウジーウカからの撤退を表明”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2000 ET 16.02.2024 “ウクライナ東部戦況:ウクライナ軍、アウジーウカからの撤退を表明”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月16日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ウクライナ東部:アウジーウカ方面戦況報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ウクライナ軍はアウジーウカからの撤退を開始しており、一方でロシア軍はウクライナ軍の撤退完遂を困難にする、または阻止することに重点を置いている模様だ。ウクライナ時間の2月17日

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2035 ET 15.02.2024 “ウクライナ東部戦況:危機的状況のアウジーウカ”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 2035 ET 15.02.2024 “ウクライナ東部戦況:危機的状況のアウジーウカ”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月15日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ウクライナ東部:アウジーウカ方面戦況報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ロシア軍はアウジーウカ市内を通過するかたちでの戦術レベルの迂回運動(turning movement)を遂行しており、その目的は、この都市内のウクライナ側拠点からの同軍の後退

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1910 ET 13.02.2024 “ロシア軍、縦深攻撃に回帰か?”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1910 ET 13.02.2024 “ロシア軍、縦深攻撃に回帰か?”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月13日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

[*記事サムネイル画像:バグラチオン作戦の戦況図(Wikipedia英語版より)]

ロシア軍、縦深攻撃に回帰か?報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ウクライナ人軍事ウォッチャーのコスチャンティン・マショヴェツは、ロシア軍がソ連式縦深会戦理論に基

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1810 ET 12.02.2024 “ウクライナ東部戦況:アウジーウカ”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1810 ET 12.02.2024 “ウクライナ東部戦況:アウジーウカ”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月12日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ウクライナ東部戦況:アウジーウカ報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

アウジーウカ市周辺で陣地を巡る戦闘が続くなか、2月12日もロシア軍は同市内で前進した模様だ。ロシア軍事ブロガーの一部は、ロシア軍がアウジーウカ市内で鉄道線を越えて進み、鉄道線の西

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1840 ET 09.02.2024 “戦況評価:危機的状況のアウジーウカ(ウクライナ東部)”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1840 ET 09.02.2024 “戦況評価:危機的状況のアウジーウカ(ウクライナ東部)”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月9日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

[*記事サムネイル画像:アウジーウカ市内の破壊された家屋(ウクライナ・メディア「ススピルネ」ウェブ記事より)]

ウクライナ東部戦況:アウジーウカ報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ここ最近、ロシア軍はアウジーウカ市内北部で前進しており、2月9日も

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 06.02.2024 “ウクライナ東部戦況:アウジーウカ”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 06.02.2024 “ウクライナ東部戦況:アウジーウカ”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月6日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ウクライナ東部戦況:アウジーウカ報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

2月6日時点において、ロシア・ウクライナ両軍がアウジーウカ周辺で最近、それぞれ前進したことが確認されている。また、2月6日もこの地域での陣地戦が続いた。2月5日投稿の撮影地点特定済

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 04.02.2024 “ロシア軍予備戦力の集結状況と同軍の作戦上の優先順位”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 04.02.2024 “ロシア軍予備戦力の集結状況と同軍の作戦上の優先順位”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月4日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

ロシア軍予備戦力の集結状況と同軍の作戦上の優先順位報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ウクライナ各所におけるロシア軍予備戦力の集結状況が報じられているが、その内容は推定されるロシア側の戦線上の優先順位と一致している。だが、この予備戦力集結状況が、今

もっとみる
【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 02.02.2024 “ロシア軍を利するウクライナ側の砲弾不足”

【抄訳】ISW ロシアによる攻勢戦役評価 1950 ET 02.02.2024 “ロシア軍を利するウクライナ側の砲弾不足”

本記事は、戦争研究所(ISW)の2024年2月2日付ウクライナ情勢評価報告の一部を抜粋引用したうえで、その箇所を日本語に翻訳したものである。

[*記事サムネイル画像:ロシア軍の攻撃で廃墟と化した2023年3月時点のマリインカ(ウクライナ外務省SNS投稿より)]

ロシア軍を利するウクライナ側の砲弾不足報告書原文からの引用(英文)

日本語訳

ウクライナの砲弾不足と対砲兵戦遂行能力の不十分さがロ

もっとみる