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原因と因縁の区別を間違えると思った結果になりません。今日の写真は天理スタミナラーメン本店の夜鳴きそば餃子定食。

原因は変えることができない定数です。そして因縁は変えることができる変数です。例えば雨が降るのは原因です。傘があるのも原因です。雨が降ってきたので傘をさすのは因縁です。傘がなければ雨が降ってきてもさすことはできません。結果として濡れるのです。傘があるのにささずに濡れるのと傘がなくて濡れるのでは結果は同じですが因縁が違うのです。

傘があると無いが原因だと思ってはいけません。傘は存在しているのです。濡れない工夫をするかしないかで濡れる、濡れないの結果になるのです。

傘が無くても濡れない工夫はできるのです。原因を無かったことにはできません。事故は起こるものです。原因から結果をみてそれに対して原因を取り除こうとしてはいけません。事故にならないように工夫がいるのです。

原因は因縁によって良くも悪くもなるものですから取り除いてしまうとしっぺ返しが発生するのです。例えば大地震が100年ぐらいの周期でくるとわかっています。建物を建てる時には耐震構造にして震度6から7の地震に耐えれる構造でなければ建築許可が降りません。

でもこの建築新基準の前であれば震度5程度の耐震で建てられているのです。金銭的な原因で全ての建物を新基準に合わせることができません。そして原因は大地震ですが耐震構造で建てれば安心では無いのです。結果が命を無くすか助かるかを考えて行動すべきです。

大地震で全財産を無くしたとしても生きてさえいれば因縁次第で結果は想定できるのです。耐震構造の建物にする因縁は大地震の被害を少なくすることができてもあなたの命を保証するものでは無いのです。

悩みの原因を無かったことにはできません。解決する因縁に気づいて実行することで結果が現れるのです。何もしなければ何もしないが、因縁となって結果が現れてくるのです。

原因は気づかなくても存在しています。気づくという因縁で新たな行動になれば結果も想定した方向に近づくのです。想定することで因縁を軌道修正することができるのです。

怒られる前に怒られる原因に気づいて対処すれば怒られないのです。何もしなければ怒られる原因もわからず怒られる結果に不満を感じるのです。

怒る前に怒る原因を理解させれば怒る必要がなくなるかもしれません。それは怒られる原因に対して怒られない結果になるような行動を期待しているからです。

空気を読むとは結果を想定することです。間違った想定で動くのが忖度です。権力者は権力を使いません。権力があると思わせているだけです。

人々は権力者の行動や発言に敏感に反応し、権力者の思惑や意図を読み取ろうとします。「空気を読む」ということが、相手の意図や態度を理解し、適切な対応を取る上で重要だとされて事実を見らずに雰囲気だけで物事が進んでいくことに違和感を感じます。

真実を発信しましょう。真実から感動を得ることが「空気を読む」よりも求められていることです。

#エッセイ #パンダのポッさん #一万個の幸せ