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変化 朝6時のエッセイです。

今日の写真は焼豚丼です。

変化とは、へんかと読むと変わることですが、へんげと読んでしまうと本来の形から異なるものにける。化け物、妖怪になります。

今回のテーマは化け物です。化け物、妖怪は心が作り出したもので心実が見た世界の生き物です。ほうきやくつ、冷蔵庫など生活用品が古くなって捨てられたら妖怪になるのです。

ほうきの妖怪は「ほほき神」と呼ばれていて暗い夜道をシャカシャカとはく音を立てて姿を見せずに歩く前や後ろから近づいたり遠のいたりするのです。

昔の夜道は月明かりが無ければ真っ暗です。聞こえてくるのは虫の鳴き声や草木の風に靡く音です。

靴の妖怪は沓頬(くつつら)です。沓は「はきもの」のことです。頬は「ほほ、顔の表面を両側から挟む」の意味があります。つまり履き物で顔を挟んだ妖怪です。古い靴を供養しないで捨てると顔を挟まれますよ。

冷蔵庫の妖怪は「ぬりかべ」という説があります。大きさと重量感から冷蔵庫がぬりかべになっても良いような気がしますが、冷蔵庫が古くなると冷蔵庫の機能が無くなり外気温から内部を守る保温庫になってしまうのです。電気代だけがかかって冷えない箱になるのです。

中にあるものは腐ってしまうので悪臭もしてきます。音も大きくなり廃棄するにも産業廃棄物で処分料金もかかってきます。大量消費社会の成れの果てが妖怪になって襲ってきているのです。

不法廃棄物妖怪にならないようにお金がかかってもちゃんと処分しましょう。

いきすぎた文明社会にこの先、妖怪、化け物はどんどん発生してくるでしょう。

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