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【リスナー考】ドコモ販売店3割700店閉鎖に見る、デジタル時代の店舗

ドコモがオンライン販売へのシフトの動きを見せた。

販売店への来店数が減っていることが一つであるという。

たしかに、販売店の賃料や販売員の人件費といったコストは固定であるから、
それに対して来店数に比例した売上が少なくなるならば当然の判断に思う。

一方で、
店舗という物理的な存在や立地は、デジタル時代でも価値のある存在だ。

本業の携帯販売においても、実物を見ながら操作しながら買うことができる。ご高齢の方との接点としてスマホ教室を開く店舗も少なくない。
ショールームや地域との接点という点では重要な拠点といえる。

また、新興スタートアップ企業にとっては、自ら販売拠点を持たない中で、地域に根ざした拠点となれば、サービス提供場所としての活用の可能性もある。


と、ダラダラ書いたが、
はたして、閉鎖する700店の顧客は、ドコモのオンラインショップやメタバースショップに送客されるのか、
はたまた家電量販店や各社の乗合代理店の方へ流れるのか。

(対策するなら、閉鎖店舗での契約者にオンラインで使えるクーポンを配布することが、ひとつのつなぎとなるかもしれない)

とにもかくにも、

デジタル=リアル店舗不要ではない

今後に注目だ。
今日はそんなところで。。


ドコモ販売店、700店閉鎖 全国の3割:日本経済新聞 

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