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採用候補者様への手紙

この手紙はあなた様にとって、
pamxyが素敵な職場になりうる理由を記したものです。

エンタメとテクノロジーの掛け合わせである
「エンターテックで世界中、ココロ踊らす。」をMISSIONに掲げるpamxy。
私達が一体どんな世界の実現を目指しているのか、
この手紙を通じて興味を持っていただければ嬉しいです。

                    pamxy採用チーム


・手紙スライド
弊社の事業内容を簡潔に記した手紙をスライドとして公開しています

はじめに


初めまして。株式会社pamxy代表の西江です。
今回少しでもご興味を持っていただきありがとうございます。
以下、僕の簡単な経歴です。(ここは読み飛ばして頂いても大丈夫です)

東京都福生市出身 1992年生まれの28歳。
2017年3月 早稲田大学商学部卒業

2017年4月〜2019年6月 TBSテレビ
『日本レコード大賞』などの複数の人気番組制作を担当した後、
『借金、チャラにします。』にて総合演出を務める。
起業家とエンジニアだけのシェアハウスを創る
Rails/JavaScript/AWSでサービス開発

2019年 pamxy創業
SNSマーケターとしてYouTubeチャンネル
『あるごめとりい』を85万人
『ミッドナイトムーン』を9.8万人
に0から立ち上げグロースさせる。
TikTok内コンテストで2度優勝しTikTok公式クリエイターに認定。
日本テレビ『新・日本男児と中居』に「SNSバズらせ男児」として出演。
SNSにおけるコンテンツマーケ、
メディアを横断した総合的なプランニングを行う。
現在IP事業部とSNSマーケ事業の立ち上げ後に各事業部長に引き継ぎ
オンラインギフトのPMを進行。

次からはpamxyでは一体どんな事業をしているのか、
そしてなぜオンラインギフト事業を開始するのかについてご紹介できればと思います。

株式会社pamxyの事業内容

①IP事業 (※IP=知的財産権)
・YouTube『あるごめとりい』(チャンネル登録者数85万人)

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・M-1審査員も務めているナイツ塙さんのチャンネル(15万人)

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・YouTube『ミッドナイトムーン』(チャンネル登録者数9.8万人)

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また今後も新規アニメチャンネルも今後展開予定で、
これらのIPを起点としたブランド立ち上げやグッズ等の横展開を行っていきます。
そしてpamxyからマスメディア発ではない形でのIP創出を行い、
IPホルダーとして世界展開を行っていきます。

また、現在TikTokにおいても計33万人ほどの登録者がいます。
こちらはコンテンツコンテストで2度優勝し、
TikTok社から公式クリエイターとして認証バッジもいただいております。

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また、このIP事業はいずれ今後pamxyが挑戦するドメインである
オンラインギフト事業へも繋がっていきます。

②SNSマーケティング事業
GoogleでのSEOで上位表示を狙っていく
昨今のSEOを中心にしたマーケティングではなく、
近年新たに注目されているのがSNSマーケティングという概念です。

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文字通りSNSを活用した新しいマーケティング手法の事です。
法人が広告などのペイドメディアやSEOとは別に
流入チャネルを創る新たな手法になっています。
pamxyではIP事業で培った圧倒的なクリエイティブのノウハウを元に
法人向けのSNS運用のご支援をさせていただいています。
後述しますが、この事業もいずれオンラインギフトへと繋がっていきます。

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なぜオンラインギフト事業をやるのか

ここまでお読みいただいた方の中には
ご紹介した2つの既存事業と新規事業であるオンラインギフトは
「全く関係無いじゃん!」
そう思った方もいらっしゃると思います。

大丈夫です。それはごく普通の感情です。
でもこの伏線は次章で回収させてください。

ここから先は

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について説明させていただければと思います。

僕はビジネスを新規展開する上で
「なぜやるのか」という部分と「市場規模&成長率」という2軸を重視します。
まずは①にて、「なぜやるのか」について説明させていただきます。

①なぜオンラインギフトをやるのか

もともと代表である僕がサプライズや贈り物が好きというところに起因します。
しかし、代表のバックグランドや想いだけでは事業は立ち上がらないのが現実です。
なので後ほど定量的にオンラインギフトという市場規模の魅力についても見ていきますが、
まずはなぜ僕がこの事業をやりたいのか、
その熱量の源泉を説明させていただければと思います。

大学時代にはサークルを立ち上げ、学外の一般の方から依頼を受けてサプライズプロポーズやサプライズ結婚式の演出をしていました。
このサークルは300人規模になり、現在7年目のサークルになっています。

・早稲田の大隈講堂前でのサプライズ結婚式

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・山下公園でのサプライズプロポーズ
https://www.youtube.com/watch?v=UPQXob7-GkY

もともと人を感動させたり、驚かせることに喜びを見出すタイプなので、
学生時代からサプライズの演出やプロデュースを行っていました。
そして、数多くのプロポーズや結婚式などの人生に幾度とない瞬間を彩らせていただきました。

その後TBSテレビに入社し、
入社2年目で企画書が通り
『借金、チャラにします』という特番で企画・総合演出を務めました。

ダウンロード (6)


https://www.tbs.co.jp/program/syatukintyara_20190326.html

来る日も来る日も企画書を考えて、提出。
ボツにされて編成の方に差し戻される日々…
普段の過酷な業務の中で
隙間時間に虚ろな意識の中で僕はそれでもペンを握っていました。
そんな僕を支えていたのは…
紛れもなく、長年の夢であった
企画を通してバラエティの番組を創るんだ、たった一人の情熱でした。

そして、2年目の冬に企画が通り僕の夢は突然叶いました。
しかし、自分の番組放送後に達成感と共に押し寄せたのは
テレビという限られたプラットフォームでしか価値提供できない息苦しさでした。
そして僕はその頃からインターネットという有象無象が跋扈する荒海で勝負をしたいと考え思い切って退社しました。
企画も通り若手として脂が乗ってこれからという時期だったので、
周囲や家族を驚かせてしまいました。

実は隙間時間やロケバスの移動時間でプログラミングの勉強を行っていたのでMVP程度のプロダクトは創れるようになっていましたが
退社後に某プログラミングスクールに通いさらに0から勉強しなおしました。
その後pamxyを創業し、最初はSNSメインの事業なのですが、
やはり自社でプラットフォームを創りたいとの想いがあり
過去の自分のバックグラウンド、市場規模、ユーザーヒアリングを通して考え出したのがオンラインギフト事業でした。

加えて、一昨年ある事件が起きたのもキッカケでした。
それは僕の父が脳梗塞で突然亡くなってしまった事でした。
その時の僕はと言えば仕事の忙しさを言い訳にして、
父とろくにコミュニケーションを取れていなかったんです。

大切な人とのコミュニケーションをおろそかにしていた
もう巻き戻せない時間の中で自分を心底恨みました。
人はいつか必ず死にます。
どんな健康な人でもいつ何が起こるか分からないという事を
痛いほど思い知らされました。

そんな中で、
人生という限られた時間の中でもしすぐには会えなくとも、
もっと気軽に人と人とが「ありがとう」を伝える
コミュニケーションを取るキッカケを創りたい。
そして、一過性の流行りではなくて文化を創りたい。

そう決意しました。

普段会えない祖母にお茶を贈ったり、
アメリカに住む日本文化好きな友達に久しぶりに寿司のギフトを贈ったり。
そんな風に人と人をのキモチをもっともっと滑らかに繋いで
循環する社会を創りたいんです。

つまり、僕は新しいギフト文化を通じて
「サンキューエコノミー」を創り、文化を創りたいと本気で思っています。

②オンラインギフトの市場規模

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ここまで少し定性的な話だったのですが、
ここから数字で客観的にオンラインギフト市場を見ていきたいと思います。

to Bとして見たギフト周りの市場規模は以下の通りです。

・ギフト市場 10兆円 (2020年現在)
・オンラインギフト市場 1200億円 (2020年現在)


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市場としては申し分の無い大きさではないでしょうか。
矢野経済研究所の調べによると
2014年から2018年にかけて市場は14倍に成長しており、
この傾向は今後も続くと予想されています。


オンラインギフトだけでも市場規模は大きいですが、
オンラインとオフラインでの市場規模の差額はある事を意味しています。
まだまだオフラインからオンラインにリプレイスできる余白がある、という事です。

実はここで話は終わりません。
to Cで考えると上記の市場規模ですが、
to Bについてオンラインギフトの市場規模を考えます。

すると、先程の純粋なギフト市場だけではなく
インターネット広告費という2兆円超えの市場も見えてきます。
法人はオンラインギフトをツイッター等での抽選キャンペーン等の販促時に使用するなどの使い道があるからです。
つまり、法人にとってギフトはマーケティングのツールとしても使えるという事を意味しています。

圧倒的なto Cでの成長性、そしてto Bでの揺るぎない市場規模と需要。

③既存事業とのシナジー

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オンラインギフト事業に関しては先述で少し触れた
IP事業とSNSマーケ事業とのシナジーが弊社pamxyとして取り組むメリットです。(ここでついに伏線回収します。)
順を追って説明させていただきます。

IP事業に関しては既存チャンネルや新規アニメチャンネル等の立ち上げを通じて、キャラクターを中心としたIP創出を行います。
そして、ここで生み出したキャラクター等をオンラインギフトのギフトのコンテンツ(ギフトカードのイラスト等)として提供する事で、to Cにおけるマーケティング面で強いシナジーを生み出すと考えています。
つまり、サービス初期のユーザー獲得の際に既存の70万人に登録していただいているYouTubeチャンネル等からの導線を確保できるという事を意味しています。
自社内でサービスの告知を行う事で、広告宣伝費をかけずにマーケティングが可能です。

SNSマーケティング事業に関しては、既存のクライアント様に対して
オンラインギフトでのマーケティング施策をご提案する事もできます。
例えば、ツイッター等においてランダム抽選を行い、一定の確率した当選者にのみオンラインギフトのリンクが発行&表示されるようにする、
などのSNSマーケティング×オンラインギフトといった
新しいカタチのマーケティングが提供可能です。

このように既存のIP事業とSNSマーケティング事業は
いずれオンラインギフト事業と合わせた一枚岩としてのサービス展開が可能です。
オンラインギフト事業のみを行っている他社と比べると
ここにpamxyの大きな強みがあります。

また、IP事業とSNSマーケティング事業は現在順調に成長しており、
僕はここで満を持してオンラインギフト事業に参入し
日本発のグローバルで勝てる新しいギフトサービスを創りたいと本気で考えています。

未来の採用候補様へ

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日本におけるオンラインギフトないしギフト文化はまだまだ発展途上です。
現状のオンラインギフトは
リンクを押したらすぐにバーコードが出現
→簡単なメッセージカードが出て終わり。

というものばかりで、まだまだアップデートの余白があると思っています。
余白に重要性があるという事はエンタメに近い分野でもあるので、
UXに関してはディズニーと同じで完成する事は一生ないと思っています。

ですが、そこが一番おもしろい部分でもあると僕は考えています。
ギフトは贈り手の資産が減るという意味において、
非合理な経済活動です。
でもそもそも非合理だからこそ、
非合理なエンタメ要素や余白が重要(贈り手の手間を感じるほどプレゼントの貰い手は嬉しく感じる)
になります。

自分で商品を購入する際には品質が同じ場合はより安いものを購入しますが、
友達に贈る時にはラッピングや渡すまでの場所を含めたエンタメ(余白)が本質的に意味を持ちます。
ここにエンタメが入り込む余地があり、
オンラインでのUX改善に終わりはありません。

つまりこれは請求書のDX等の負を解決するプロダクトではなく、
正の方向にどれだけ振り切れるかというプロダクトになります。
つまり、なくても困らないけどあったら嬉しいサービス
これは人間が人間たる所以の感情であり、
ここにサービス展開をする意義があり、
僕はここに腰を据えて、
ギフトにおいて一過性の流行りではなく、文化を創りたいと本気で考えています。

ここまでで僕がなぜオンラインギフトをやりたいのかを稚拙な文章ではありますが、多少なりともお伝えできたと思います。

上記の話を聞いて少しでも僕に会いたい、話したい!
と感じていただいた方は
ぜひ私までご連絡ください!
最初はフランクなお食事でも、オンラインでも面談でも構いません。
僕の事業に対する暑苦しい想いを伝えさせてください。
もし転職にあたり条件を含めてなにか困っている点や悩む点があれば
僕がそれを全力で解消します。
もし一緒にやるならば
グローバルで使ってもらえるオンラインギフトサービス
を一緒に創りましょう。

このnoteを見たことがキッカケだったよね、
なんて言いながらいつの日か美味い酒が飲める日が来るように。
共に良い会社、そして文化を創りましょう。

西江と働いて良かったと思ってもらえるようにします。
そして僕はその約束を全力で守ります。

確かにまだまだ2期目の小さな会社ですが、
小さいながらも億単位の売上を創っている少数精鋭の優秀なメンバーが集まっています。
(現在は従業員は総勢15名体制で事業を運営しています。)
そして小さいからこそ、今なら創業メンバーとして入れる&圧倒的な裁量とスピード感を持って進められるかと思います。

また、私自身元エンジニアであるので技術や効率性を尊重する文化が社内に形成されていると思います。
そして、現在社内で開発を行っている優秀なエンジニアのメンバーにもぜひ会ってください!
立ち上げのまだまだ未熟な組織だからこそ、
一緒に裁量持って新規サービス開発の立ち上げのスピード感を楽しんでいただけると思います。

このnoteを見て、西江の事を少しでも信じてみよう、ちょっと会ってみるか、などなど可能性を感じていただけたらぜひ僕とお話しましょう。
素敵な出会いがありますように。

いずれにせよ貴重な時間の中で、
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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