見出し画像

山田浩之個展「細胞分裂」

白白庵 オンライン&ギャラリー企画
陶芸家・山田 浩之 個展
『細胞分裂』

PAKUPAKUAN presents
Ceramic artist YAMADA Hiroyuki solo exhibition
“CELL DIVISION”


画像1


当たり前のような日常に訪れた混沌(カオス)。
それは地殻変動のように地球上の人間たちを慌てさせ、恐れ慄かせ、新しい日常を作ることを促しました。
そもそも当たり前のように見えていた日常において、混沌が潜んでいるとどれほどの人が感じていたでしょうか。

信楽在住の陶芸家・山田浩之は、あふれんばかりのアイデアとユーモア、それを具現化する卓越した技法で知られる作家です。
あまりにも器用で多作であるため作品世界の全貌が掴みづらく、こちらと思えばあちらというように変化が激しいので、山田本人も自らを表現する上で悩むことが尽きません。
そんな彼の作品の本質を言い表すことができる言葉があるとすれば、「混沌から生まれるもの」かもしれません。

混沌は無秩序であっても、動き続けることで何か新しい秩序が生まれます。
私たち人間だけでなく全ての生き物たちは皆、混沌から生み出された生命を「細胞分裂」という秩序によって増殖させ、やがてこの地球を覆う膨大な数の生き物によって混沌が生じ、そこからまたサバイバルという新しい秩序が見出され、進化と淘汰が繰り返されてきました。

山田浩之が生み出す作品の数々は、日々細胞分裂によって成長・進化し続ける生命体のエネルギーを感じさせます。
そして彼らが存在することで、当たり前と思っていた私たちの日常における意識の中にも変化をもたらすことでしょう。
そう、山田浩之の作品を手にした瞬間から、私たちの中で新しい「細胞分裂」が始まるのです。

画像2

画像3

画像5


画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像23

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22


*

【会期】2021年10月16日(土)午前11時~25日(月)午後7時
【会場】白白庵1階エントランスギャラリー&1階茶室
    白白庵オンラインショップ《PAKUPAKUAN.SHOP》内特設ページ

*会期中の土日はギャラリー開放日。ご予約不要でご来場頂けます。
*会期中、月曜日と金曜日はアポイント(予約)制でご来場いただけます。(火・水・木曜日は来場不可)
 訪問前日の営業時間内までにお問い合わせください(メール、電話、各種SNSからのメッセージにて)。
*マスク着用、入口でのアルコール消毒・検温必須とさせていただきます。

白白庵(1階エントランスギャラリー&茶室、2階サロン)
〒106-0072 東京都港区南青山二丁目17-14
TEL&FAX 03-3402-3021
www.pakupakuan.jp | info@pakupakuan.jp

*

【出展作家】Artist
山田 浩之 YAMADA Hiroyuki
(陶芸家 / 滋賀県在住)
【略歴】
1970 兵庫県篠山市生まれ
1992 岡山大学卒業
1993 丹波立杭焼窯元で修業
1994 滋賀県立陶芸の森の研修作家として作陶
1996 信楽町黄瀬にて独立
2001 信楽町宮町に工房を移転
http://miyamachihouse.com/

Ceramic artist / Resident in Shiga pref.
【Brief personal history】
1970 Born in Sasayama city, Hyogo Prefecture
1992 Graduated from Okayama University
1993 Trained under one of Tamba Tachikui potteries
1994 Made ceramics as an artist trainee at The Shigaraki Ceramic Cultural Park
    Started working at Shigaraki pottery
1996 Set his own atelier at Kinose, Shigaraki-cho
2001 Moved his atelier to Miyamachi, Shigaraki-cho

【企画・ディレクション】Direction
石橋 圭吾 (白白庵) ISHIBASHI Keigo (PAKUPAKUAN)


この記事が参加している募集

オンライン展覧会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?