白白庵

東京の南青山にある市中の山居、白白庵(ぱくぱくあん)では日本全国で制作活動を行う気… もっとみる

白白庵

東京の南青山にある市中の山居、白白庵(ぱくぱくあん)では日本全国で制作活動を行う気鋭の美術・工芸作家の作品を多数展示販売し、現代の茶の湯スタイルを通じてアートの魅力を国内外に発信しています。 公式オンラインショップ→ https://pakupakuan.shop/

マガジン

  • 『祀画』

    白白庵 オンライン+アポイントメント企画 災厄を祓い、幸福を招く現代の絵画展 『祀画』 会期:2021年6月5日(土)午前11時~14日(月)午後7時 会場:白白庵1階エントランスギャラリー    オンラインショップ特設ページ

  • 伊豆野一政個展『HIGAN』

  • 大槻香奈個展「雲と石-2021-」

  • 「ツタンカーメン堂の新春秘宝展」

  • 《shiki》田中英一展『月夜に骨踊る』

    白白庵オンライン+アポイントメント限定企画 《shiki》田中英一展『月夜に骨踊る』 展覧会情報や作家インタビューを掲載しています。

最近の記事

輝け!『第二回壺1グランプリ』壺いけライブ!とその後

【輝け!第二回「壺1グランプリ」】 第二回「壺1グランプリ」開催初日、1月29日(土)。 華道家・山田尚俊(大和花道・家元)による壺生けライブを開催しました。 その模様はFacebook Liveにて三回述べ三時間に渡り配信。 動画のアーカイブは下記リンクよりご覧いただけます。 こちらでは写真でそのダイジェスト及び、装花完了後の会場風景をお届け致します。 前回記事に掲載した会場の様子と比べてお楽しみください。 [配信アーカイブ] ①14時〜 https://fb.watc

    • 輝け!第二回『壺1グランプリ』開場前

      人はなぜ 壺を愛するのか。 壺は何のために 作られるのか。 悠久の古代から、先端テクノロジーの現代まで 人類を魅了してやまない壺の謎に迫ります。 一昨年に初開催し話題をさらったあの企画が、ついに復活! 審査員と来場者による投票はもちろん、オンラインでも投票可能とし、 日本のみならず世界中から票を集めて第二回グランプリを決定。 白白庵から壺の未来を発信していきます。 ~ 人は壺と共に生き、壺と共に去りぬ ~ 白白庵 オンライン&ギャラリー企画 輝け!第二回 『壺1グラ

      • 新春特別展『茶ノ湯コレクション2022』

        新型コロナウィルスの蔓延によって閉ざされた世界と同じく、白白庵の茶室も客人を招くことなく月日が経過しました。 未だに多くのリスクが残る中、それでも新しい日常におけるお茶の楽しみ方、未来志向のお茶のスタイルが徐々に提唱されています。 2022年こそ、人類が確かな一歩を前に踏み出せる年になりますように。その願いを込めて、二年ぶりに新春特別展「茶ノ湯コレクション」を堂々開催します。 白白庵が誇る気鋭の作家たちによる渾身の作品を揃え、可能な限りで茶会を実施し、皆様をお迎えいたしま

        • 寺田鉄平個展『ORIBEAST』

          たとえお茶の心得が無かろうとも、名前くらいは誰しもが聞いたことのある「千利休」と「古田織部」。 近年では漫画『へうげもの』(山田芳裕・講談社)によって脚光を浴びた二人の偉人は激動の戦乱の世の中で茶の湯を通じて全く異なる新しい流行を生み出し、後世に影響を残しました。 師匠と弟子の関係でもある二人の追い求めた世界観を音楽で表現するとすれば、利休は重低音が地を這い鮮烈なギターリフが鳴り響く「ロック/クラシック」。 対する織部は軽妙洒脱で自由な発想で人を魅了する「ニューウェイブ/ジャ

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        • 「ツタンカーメン堂の新春秘宝展」
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        • 《shiki》田中英一展『月夜に骨踊る』
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        • 工房むくの木 feat.三尾あすか・あづち展 「ねんりんね」
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          角居康宏個展『真夜中の工作室』

          幼い頃からの工作好きが、そのまま大きくなったような純粋な心で作り続け 気づけば作家としての歩みも長くなり、金工作家としての評価も確かなものに。 石川県で生まれ育ち、現在は長野県の中条市にて「中条アートロケーション《場》」を発足させ、日々の制作と《場》の運営で大忙しの毎日。 全国各地のギャラリーからも引っ張りだこの作家でありながら、白白庵の重要なレギュラー作家としても活躍中。 昨年に続き二度目の個展となる今回は、オンライン限定で行われた昨年から一歩前進し土日はギャラリー

          角居康宏個展『真夜中の工作室』

          陶・津田友子個展 『蜘蛛の糸』

          暗闇に覆われた世界において 誰もがもがき苦しみ 揺れ動く心と向き合う日々 微かな希望の光に目を凝らし 自らの手を信じて弛まず動かし そうして見えてきたのは 蜘蛛の糸 2年ぶりとなる白白庵での個展において 新しい境地となる鮮烈な釉薬の表現と、 土という素材への探求の成果をお見せします。 同じように見えて、一瞬たりとも同じ日は訪れません。 ありふれた出来事を愛おしく想い、命の成長を慈しみながら 今日もまた次の一歩を踏み出します。 白白庵 オンライン&ギャラリー企画 陶芸家

          陶・津田友子個展 『蜘蛛の糸』

          山田浩之個展「細胞分裂」

          白白庵 オンライン&ギャラリー企画 陶芸家・山田 浩之 個展 『細胞分裂』 PAKUPAKUAN presents Ceramic artist YAMADA Hiroyuki solo exhibition “CELL DIVISION” 当たり前のような日常に訪れた混沌(カオス)。 それは地殻変動のように地球上の人間たちを慌てさせ、恐れ慄かせ、新しい日常を作ることを促しました。 そもそも当たり前のように見えていた日常において、混沌が潜んでいるとどれほどの人が感じていた

          山田浩之個展「細胞分裂」

          白白庵企画『祀画 PART Ⅱ』

           昨年から世界を覆い続ける新型コロナウィルス禍の下、私たちの生活様式はもちろん、価値観すらも変化しつつある今日。  人類の歴史を紐解けば伝染病・感染病によって多くのシステム変更が行われ、文明は発展し、やがて新しい文化となってきました。  脈々と続く絵画や彫刻といった手法を用いて表現活動を行う現代の作家たちが、今どのように感じ・考え・描くのでしょう。  本年6月に開催された現代絵画のグループ展「祀画」に、新たに彫刻・立体作品も加えての続編を企画します。  コロナによって自由を

          白白庵企画『祀画 PART Ⅱ』

          木ノ戸久仁子個展『続・世界石化計画』

          人間が作ったものを未来の何かはどう見るのか? 本当にやきものは残るのか? 形あるものとして永久に残る可能性について、陶素材はとても有力です。 人間が作ったとは簡単に断定できないものが未来でどうやって処理をされるのか、考えるだけでワクワクします。 この共犯者のようなものに、もし誰かがなってくれたらその可能性はもっと広がります。 大人になったら絶対に何かの研究をして暮らそうと思っていました。 学校から帰ると水のPHをはかったり、庭にはえてる草をすり潰して薬を作ったり、自

          木ノ戸久仁子個展『続・世界石化計画』

          富田啓之個展「閃光のアトモスフィア」

          “僕らは /人を超えた力に対峙したとき /おののきもがき /そして手を合わせる” 今年6月に生まれ育った相模湾沿岸部・神奈川県中郡を離れ、関東平野北部・群馬県邑楽町に移住した。 長年過ごした地域とは異なる風土を感じながら、そこに生きた人々の歴史に少しずつ触れることで、今を生きる我々が大いなる自然と如何に向き合うべきか思考させられた。 無論、この思考には新型コロナウイルスの存在も含まれる。 目に映る大きな力と目には見えない脅威があり、それらに対峙する態度として時代や風土

          富田啓之個展「閃光のアトモスフィア」

          かのうたかお個展「Jam on the ground」

          〜焼いて、描いて、歌い踊ろう〜 Let’s fire, paint, sing and dance. 白白庵 オンライン+アポイントメント企画 陶芸家・かのうたかお 個展 『Jam on the ground』 京焼をバックグランドに、アフリカでの体験を経て独自の「ルーツ」を掘り下げる陶芸家・かのうたかお。 白白庵での4回目の個展となる今回は、最新の「野焼」シリーズを初公開するほか、近年の未発表作品・レア作品を白白庵主宰・石橋圭吾が自らセレクトしてお見せします。 さ

          かのうたかお個展「Jam on the ground」

          夏の宵茶会2021「茶室の幻影」会場風景

          白白庵 オンライン&ギャラリー企画 有限会社ニュートロン 創業20周年記念 夏の宵茶会 2021 『茶室の幻影』 * 【オンライン開催】 日時:2021年7月10日(土)午前11時~19(月)午後7時 会場 白白庵オンラインショップ《PAKUPAKUAN.SHOP》内特設ページ 【ギャラリー開催】 日程:2021年7月10日(土)・11日(日)・17日(土)・18日(日) 《予約不要・入場無料》 *オンライン開催会期中、土日以外の曜日は要予約。(木曜定休) *マスク

          夏の宵茶会2021「茶室の幻影」会場風景

          【祀画】行千草

          行 千草 YUKI Chigusa 画家 / 大阪府在住 【出展作品】 『自粛と瞑想 1』 自宅で過ごす時間が増え、自宅や心の中を整理する時間が増えた人も多いのではないでしょうか。 現実的に旅に出たり、外での体験は叶いませんが、自分と向き合ったり、整理する時間は増えました。 心身共に整理した時、神もアマビエも味方してくれるでしょう。 『自粛と瞑想 2』 瞑想する時間、心穏やか過ごせるに保つことができる幸せな時間を願います。 『ヴィシュヌ神とガルーダ』 インド神

          【祀画】行千草

          【祀画】前川多仁

          前川 多仁 MAEKAWA Kazuhito 染織作家 / 兵庫県在住 僕は「神なるもの」やその「入り口」をつくっています。そして何かしらその「神なるもの」に救いや希望を求めているのです。 「なるもの」としているのは、ニーチェの時代から神はもういないと多くの人は気づいているからです。それにもかかわらず、人は神がいないと知りながらも神の代替となるもの、例えば現在であれば、アイドルやアニメキャラ、ロボットアニメ、女優、俳優、ロックスター、ヒップホップグループ、SNSのインフル

          【祀画】前川多仁

          【祀画】藤本絢子

          藤本 絢子 FUJIMOTO Ayako 画家 / 神奈川県在住 【出展作品】 『記憶 / 朱里桜 旭川150年』 昨年から自然に触れ空を見上げる機会がとても増え、日々コロナ禍での人間同士の対立に辟易すると共に美しく際限ない空の大きさに圧倒されその下の人間の寄る辺ない小ささを感じるようになりました。今私が祈りたくなる対象、それは大自然=大空の美しさです。 このシリーズは使用した木の種類、産地、樹齢をタイトルにしてその木が見てきたであろう夕焼けまたは朝焼けを想像して描い

          【祀画】藤本絢子

          【祀画】髙橋良

          髙橋 良 TAKAHASHI Ryo 画家 / 滋賀県在住 「祀る」とは封印するという概念から離れ、願いや呪いの種類が多様になることに合わせて変化しているように感じています。 悪霊や悪魔など災いである対象の自由を奪うために戦い、神を祀るというある意味シンプルなストーリー(封印する)だけでは人の心は浄化されないのだという思いでいます。 現在では祭りという行事そのものもコロナ禍で中止になるという始末です。 自らが悪魔のように扮して身を捧げ、踊り唄い楽器を演奏してもてなし、生贄

          【祀画】髙橋良