⭐️心の学び: 先ず仮説を立てること
読者の中にも「現状を変えたい」と思っている人もおられるのではないだろうか。
逆境を順境に変えたいと思うからではないだろうか。反対に、順境を逆境に変えたいと思う人は全くいないはずだ。
逆境を順境に変えたいと思うことをどう考えるかというのが難しい。
逆境からの脱出には、先ず仮説を立てなければならない。「この方法を使ってみよう」といったことだ。
それに従って実践行動するわけだが、仮説が全くの役立たずなら逆境から抜け出すことは出来ない。仮説を立てるということは重要なのだ。
とはいっても、その際「失敗はできる限り早くする」という思考を取り込む必要もある。
しなくてもいい努力は「失敗」によって早く取り除かれるからだ。
「失敗」を恐れるのではなく、役に立つ仮説を残すために使うのだ。
実際、こういったことは先天的な能力によって誰でも行っているものなのだが、後天的な学習や経験による思い込みで制御がかかっている。
何度も試し失敗によって磨き上げていく。それは、誰でもできて、なおかつ再現性のあるものに磨き上げる必要性がある。
逆転させることはどんな時も簡単ではないことがわかる。
毎日こんなことばかりを考えている。
自分自身を更新していくのは生物の宿命のように思える。
停滞は苦悩を生むことがわかっている。変化し続けるしかないようだ。
そのことに心の力が貢献するのではないかという仮説をぼくは立てている。