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健康診断

時の流れは早いもので、
もうすぐ2024年6月になろうとしている。
百花繚乱の5月は色とりどりの花があちこちに咲き乱れ
心を柔らかくしてくれた。
そんな5月も過ぎようとしている…。

さて、春は健康診断の季節でもあったかと思います。
私も健康診断を受けました。
4月16日に。

健康診断を受けるには準備が必要で
検尿、検便、問診票の記入が必要だったわけですが
便はいつ出たかも思い出せない程でないし、
尿もなかなか出ないから尿検査も出せるか不安でした。

検便は2回分必要なのですが、
1週間の期間の中で一度も出ずに提出できず。
尿は提出用
の容器が小瓶でしたのでクリア。提出できました。

そして迎えた検診当日。
検診は午前9時半くらいでした。
朝は、普通にごはんを食べて検診に行きました。
ら、
「朝ごはん食べたので胃の検査はできません」と胃の検査は中止。
便も提出できなかったのでそれに伴う検査も中止。

身長、体重、腹囲、視力、張力、血圧、採血、マンモグラフィー、婦人科検診、心電図、胴体エコーをしました。

4月30日、結果が届きました。

膵臓癌、胆管癌、腎臓、肝臓、心臓、コレステロールが引っ掛かり、精密検査と書かれています。

背中痛と苦しさ、時折腹痛あるし、体重減るし、足は鉛みたいに重くてパンパンになるし、どれかの癌かな~。
死は絶対に訪れるものだもの、
癌なら時間割決めれるからありがたいな~、などと考え
今後についてどう在りたいか想像を巡らせる毎日。

とりあえず荷物を減らそう、と
買いだめしていたワインを飲み切ろうキャンペーンを開催し
一人でコツコツ飲み進め見事達成。

今の環境で最期は嫌だな…
最期はやっぱり子供と一緒に居たいな、
子供が患ている劇症Ⅰ型糖尿病をもっと周知して
罹患しても希望が持てるように何かしたいな、とか
自分が癌だったらセルフ緩和ケアの一つとして
ガンバラナイヨガを発信していきたいな、とか
引きこもりのうちの子に遺産残しても
手続きしなそうだから自分で使った方がいいのかな、とか
色々考えた。

そして、5月14日に精密検査に行きました。

精密検査の前に診察室へ。

先生と健康診断の結果を振り返りました。
複数の病気の疑いがあり、
癌を覚悟していた私は
「癌の場合、ここで病名と余命の宣告はして頂けますか?」と訊ねたら
「紹介状を書くので大きい病院でより詳しい検査をして、そこでになります」と言われた。
「では、重複する検査はしたくないです。私は病名と余命を知りたいだけです。抗う治療もしたくないです。痛み止めのみお願いします」と注文した。

で、造影剤を飲んでMRI検査をしました。


5月27日、結果が出ました。
「急を要するものは無さそう、半年後にまた検査して下さい」とのことです。

私は若い時から長生き願望は無く、
長生きする準備はしていません。
なので、年を重ねるごとに、
また長生きしてしまった…と焦りを感じる度合いが増しています。
それだけに、ショックな結果でした。

でも、この出来事を機に、
1型糖尿病で保険なんて入れないからせめて子供のインスリン代と入院費、生活費などを稼がなきゃ!とか思って始めた今の生活を続ける意味はないのでは?と疑問を抱くようになった。

今の仕事は営業だから仕方ないのかもしれないけど
思っていないことや嘘をついてまで数字を上げなけれないけないので
心がとても苦しくなり、心が硬くなり埃を被っていくのを感じる。
心を動かしていないな、と気付いた。

心は人間が特に進化させたもので
心のままに動くことは執着に繋がるから
心のままに、とは思わないけど
心が呼吸できる環境に在りたい、と考えるようになった。

さて、時が過ぎるのは早い、
考えを巡らせるだけで終わらないように計画を立て、タイミングを計ろう。



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