亡き母の書棚。

母の書棚は
蔵にそのまま遺る
大量の書物
と
母の日記は
どこからどう読んでも

魔法の書物
未来の予見
そして
ボクへの手紙

まるで今のボクを
見ているかのような
そんな言葉が並んでる

ボクは自分の事ばかり
考えているんだと
常に反省させられる

自身の事しか
考えられないのは

心が貧しくなってる証拠

豊かなこころで
穏やかに考えれば
誰もが気づく

１人１人が
人が人のために
考え動けば
世界はアッというまに
平和になる

自分さえよければ
という惨めな考えは
世界も地域も国も
自分さえもやがて滅ぼす

誰もが誰かと
関係していて
人が１人で
生きていない事実を
学び認識し
互いに互いを励まし合い
支え合う
それを繋ぎ合わせ
未来へも繋いでゆく
連帯の行動は
平和へと引き寄せる
すると世界中のすみずみの
人々の１人１人が
幸福になってゆく


「１人で生きてゆく」
そう言うオトナがいた

話をきくと大学でもめて
大学を両親に内緒で退学

実家には戻れないが
１人で生きてゆきますと
公言した朝学の現場で

もっと年上のオトナ達が
「応援するよ」
「サポートもします」
「だけど勘違いしないで
よく聞いて欲しい

人は１人で生きられない

１人で生きているようで
必ず誰かと関わってる

テレビをつけるなら
すでに俳優さんや
CM企業さんの提供する
番組にお世話になってる

スマホを持ち
利用するなら
その関連の方々の
仕事のおかげで
自分がモバイル機器を
操作させてもらってる

電波を金銭を
支払いながらも
利用させていただいてる

お金払ってるから
当たり前ではない

お金を頂戴しても
お断りしますと
言われないことに感謝だ

キミが来てる洋服も
無名ブランドでも
デザイナーさんもいて
糸の会社もあり
布の会社もある

靴もはくでしょ？
電気も水道もガスも利用する

誰かのお世話になってる
みんなと繋がってるんだよ

キミはひとりじゃない」

会場で聞いてる
みんなで深く頷いた

目の前の公園も道路も
誰かが作ってくれたから
みんなで利用してる

当たり前じゃないんだよ

やさしい声が響いてる

１人の人間が不幸になれば
共に悲しみ共に乗り越えようと
考えることは大切

なぜなら
１人の不幸は地域の不幸
社会の不幸へと繋がってる

みなさんの知ってることで
話すなら

台風で農家さんの
作物が被害受けると
野菜などが高くなる

みんなが繋がってる
確たる証拠

戦争が始まれば
無理やり兵士にさせられる

繋がってる
人間はみんな関わり合う
だからこそ
教育が大切で
だからこそ
自分の身近な人々を
励まし護ることが
自身にも繋がる

自分が幸せにになりたいなら
身近な人たちに
幸せになってもらおうと
努力すること

それが近道だ

今日は朝学の人の
新聞からのお題で話が超過した

そして締めくくりに
「細かいことが気になる人は
こまやかな気遣い配慮ができる
その能力が最大に発揮される」

この言葉に
感動した

ボクは神経質で細かい
それをとても嫌われる
それでもボクは気になる
最大の欠点だと認知してた

だけど言葉を聞いた瞬間
嬉しくて涙が出た

自分の欠点に
知らず知らず
悩んでいたんだ

帰宅して
母の書棚に在る
書籍にも丁度その話が
書いてあった
まるで今朝の朝学を
知っているかのようだ

この不思議
生きること自体が
「不思議」なのかもしれない

どこにいても
ひとりじゃない
母が傍にいてくれる
そんな気がして

名刺記事。｜伊藤ぱこ｜note

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みなさん
台風の被害は無いですか？
どうかご無事でお過ごしください
命が大事
命だいいち

危険を回避なさってください


それではまた
あした