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憧れのオトナ。

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カッコいい大人。尊敬できる大人。 素敵で学ばせて頂きたいと感じるオトナ。 フォロワーの皆様へご紹介させて下さい 個々の年齢はナゾですぜ。未成年であっても オトナだなぁって感じるこ…
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#小説

犬に似ていた人生だった。

昔から、鏡がきらいだ。 映るもの、写すものが苦手なのかもしれない。 高校生の時もほとんど鏡…

致死量の悔恨 第1話 かまくらの中

あらすじ(300文字) ※あらすじは全話終了後に更新します。  まるでかまくらの中に居るよう…

あやとりりい
1か月前
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掌編小説 | 家族

 インターホンのカメラに映らないように顔を隠した。 「だれ?」と姉が訝しむ。 「わたし」と…

青豆ノノ
2か月前
138

連載小説 魔女の囁き:4

 河合をがたがたにした最初の投手を丸裸にした、と岩瀬から報告が入った。あらゆる角度から徹…

Q四企画
2か月前
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掌編小説 | 未練

 床にころがる男と女。それから、壁に背をつけうずくまる若い女。三人は俺がよく知る人間で、…

青豆ノノ
2か月前
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ショートショート_起床

春の夢は、暁を覚えず、いつ頃見るのだろうか。最近、仕事をしている夢をよく見る。明け方に。…

kojuro
2か月前
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大正スピカ-白昼夜の鏡像-|第19話|反逆

「お前が、神岡正篤か。先を読む天才と呼ばれるだけのことはある」 正篤は、中国へ渡り、一人修行に励んでいた。 10才という若さで、才能を見出され、着々と知名度を上げていた。 そんな彼に目をつけた男がいる。 その男は、正篤を見るなり、こう言った。 「君は今後、日本を背負うことになる。今から私が、君の三つの分岐点について教える。よく聞いて、今日から備えなさい」 誰もが3回は来ると言われている、人生の分岐点。 この三つの分岐点を避けて通ることはできない。 「これから伝

ショートショート_プランB

風車が回っているところを見ると、幼い頃、欲しくなった。風が吹くとくるくると回る。風向きに…

kojuro
2か月前
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掌編小説 | わたしの石

 小さな船の冷たい床に寝転がり、空に浮かぶ男の人を見ていた。  わたしは船に乗せている大…

青豆ノノ
3か月前
213

掌編小説 | 変わる時 | シロクマ文芸部

 〝変わる時〟という文字が見えた。そんな気がした。坂田は身を翻し、数歩戻った路上に落ちて…

青豆ノノ
3か月前
96

掌編小説 | 出獄

 はじめて夫に触れたのは、彼の心臓が動きを止めて、およそ、三時間ほどが経ったころだ。  …

青豆ノノ
3か月前
112

日記 | 二人三脚〝豆と豆〟

最近はなぜだか忙しくしております。長編小説の執筆は順調です。 私(青豆)が爽やかにスター…

青豆ノノ
3か月前
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誰かと比べて落ち込みそうなとき、思い出す言葉。

比べるってなんだろう。 人生はレースだからね、とか。 人生は弱肉強食だからね、とか。 そ…

「ショートショート」2人だけの空中庭園に最近、双葉が咲きましたよ。

みーちゃんは、今日、サクラがたくさんさいている、おかで手が長いロボットにスキっていってみた。そしたらそのロボットは「スキ……?ソレハナンダイ?」ってサクラの花びらをくれた。だから「ありがとう」って言って「手が長くてかっこいいね」ってお母さんがくれた白花タンポポの種をあげた。 「いっしょにうめようよ。ちかくに来てしゃがんでって」いうと、ギガギガ。ギガギガってかっこいい音を鳴らしながら近くに来てしゃがんでくれた。 「それかして」って言って土をほって白花タンポポの種をうめた。