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15年続けている、スコアを使った習慣化

習慣化が大事。

わかってはいるけど、なかなかできないのが人間だ。

なので、できない自分を無理に責めすぎない。


そんな自己承認も大事だが、可能ならば、やると決めたことをしっかりやり遂げるに越したことはない。

自分も、できたりできなかったりに、長年もがいている。

もがき苦しんでいる訳ではなく、もがき楽しんでいる訳でもない。

ちょうどその中間くらい。

しっかりと事実ベースで自分の度合いを見ているからだ。


続けていた習慣化


中学生の時から、毎日10個の習慣化したいことを決めている。

筋トレ、ランニング、英会話、読書、早起きする、日記を書く・・・などなど。

その時々によって内容は変更したり、合体させたり、都度微調整している。

ただ、

・10個で一日10点満点の点数をつけている

・毎日計測している(忘れたときは後日まとめて・・・)

ということだけは、15年近くかかさずに続けている。


この点数が高いときは、なんとなく自己肯定感が高く、良いことが起こるケースも多い。

10個の内容って、意識せずにちゃんとやれば10点取れる内容なので、全然難しいことじゃない。

ただ、やること自体を忘れていたり、やることを面倒臭いと思った時にできない。

そんな自分の向き合い方が、しっかりと数字に現れるのだ。

なので、意図的に気持ちよく生きられているときは点数が高い。

こうやって意図的に生きているときは、不思議と仕事とか人間関係もうまくいくのだ。

何かが乱れている時は、大抵点数が低い。日々に忙殺されている時もだ。


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使っているのは、ほぼ日手帳。今年8年目。


実際の点数


1日10点で、1ヶ月だと300点(もちろん、280点と310点の時もある)

とはいえ、300点なんて、そうそう取れない。


直近で得点を掘り出せた2013年からのデータを可視化してみた。

2013年は、立ち上げ直ぐのスタートアップに飛び込んで、右も左もわからないまま土日深夜関わらずに仕事に没頭していた。

それゆえ、圧倒的に点数が低い。とにかく、余裕がなかった。

大きな挑戦をしたり、明確な目標を持っていた2014~2016年は、比較的得点が高い。

2017年以降は、低水準で継続中だ。。。やはり、生活のメリハリがなくなってきているのは自分でも感じる。

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月ごとにも違いがある。

5月と8月は連休が多く、自分をリセットする余裕があるため、スコアが高くなりやすい。

1月も休みがあったり、新年の区切りで気持ちを新たにするため、高い傾向がある。

こういったものも、記録を取っていたからこそ、自分の無意識な振る舞いの傾向を把握できる。


スコアは自分の健康診断


何もかもがうまくいかなくて、どうしようもないとき。

そんなときほど、スコアが低かったりする。


ここで、スコアの出番だ!

暗中模索するのではなく、自分の生活を整えようと、具体的なアクションが目の前にあるのだ。

ここに取り組むことで、まずは最低限、現実をしっかりと動かせる。

スランプ脱出法だ。


一方で、何となくうまくいっている気分だが、スコアが伴っていないとき。

こういったときは、大体数ヶ月後に足元をすくわれる。

しょうもないミスとか、無責任な言動や、いい加減さが起因して、未然に防げたミスを引き起こしてしまうのだ。

なので、長期的に良い状態を続けるためにもしっかりと活用できる。


一番のメリットは行動の成果


スコアによる自分の状態数値化っていう観点で色々と書いてきた。

が、一番のメリットは、やはりスコアを意識して実際に取り組んだことの成果である。

中学生からランニングを続けているおかげで、今や運動が趣味になっていて、一昨年にはホノルルマラソンを完走したりできた。

筋トレしているので、体型も痩せ形をずっとキープしている。

英会話も続けているので、英語だってバリバリではないが、社内で仕事こなせる程度には話せる。

日記書いているから、自分の過去を振り返れる。誰といつあったかも書いてあるので、人の情報もしっかりと思い出せる。

自分だけのタイムマシンだ。

自分の感情や考えを言語化するスキルも相当身についたと思う。


・・・と、綺麗事ばかり書いてしまったが、現実は最近のスコアの低迷。

スコアが低迷しがちで心が折れそうになったので、初心を振り返る意味で、書いてみた。


どなたかのご参考になれば幸いです。

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